Veritas NetBackup™ トラブルシューティングガイド
- 概要
- トラブルシューティングの手順
- NetBackup の問題のトラブルシューティング
- vnetd プロキシ接続のトラブルシューティング
- セキュリティ証明書失効のトラブルシューティング
- NetBackup のホスト名およびサービスエントリの検証
- 凍結されたメディアのトラブルシューティングについての注意事項
- NetBackup Web サービスの問題のトラブルシューティング
- PBX の問題の解決
- リモートホストの検証に関する問題のトラブルシューティング
- 自動イメージレプリケーションのトラブルシューティングについて
- NetBackup ユーティリティの使用
- ディザスタリカバリ
- UNIX および Linux のディスクリカバリ手順について
- UNIX および Linux のクラスタ化された NetBackup サーバーのリカバリについて
- Windows のディスクリカバリ手順について
- Windows のクラスタ化された NetBackup サーバーのリカバリについて
- NetBackup カタログのリカバリについて
- NetBackup カタログのリカバリと OpsCenter について
- NetBackup カタログ全体のリカバリについて
- NetBackup カタログイメージファイルのリカバリについて
- NetBackup リレーショナルデータベースのリカバリについて
すべてのプロセスが Windows サーバーで実行されていることの確認
Windows サーバーで実行されている必要があるすべてのプロセスが実行されていることを確認するには、次の手順を使います。
表: すべての必要なプロセスが Windows サーバーで実行されていることを確認する手順
手順 | 処理 | 説明 |
---|---|---|
手順 1 | マスターサーバーのすべてのサービスを起動します。 | 次のサービスは、典型的なバックアップおよびリストア操作 (この表のステップ 1、2、3) の場合、動作している必要があります。 実行されていない場合、NetBackup アクティビティモニターまたは Windows の[管理ツール]の[サービス]を使用して、これらのサービスを起動します。 すべてのサービスを起動するには、install_path\NetBackup\bin\bpup.exe を実行します。 マスターサーバー上のサービス: メモ: 他のアドオン製品やデータベースエージェントなどがインストールされているとき、場合によっては、追加のプロセスも実行する必要があります。 詳しくは、http://www.veritas.com/docs/TECH135186 を参照してください |
手順 2 | メディアサーバーのすべてのサービスを起動します。 | |
手順 3 | クライアントのすべてのサービスを起動します。 | |
手順 4 | avrd およびロボットのプロセスを起動します。 | NetBackup アクティビティモニターを使用して、次のプロセスが実行中であるかどうかを確認します。
これらのプロセスが実行中でない場合、NetBackup Device Manager サービスを停止してから再起動します。 NetBackup アクティビティモニターまたは Windows の[管理ツール]の[サービス]を使用します。 |
手順 5 | 操作をやりなおすか、または追加のトラブルシューティングを実行します。 | 前述の手順に記載されているプロセスまたはサービスのいずれかを起動する必要がある場合、操作を再試行します。 プロセスとサービスが実行中であるか、または問題が解決しない場合は、サーバーとクライアントのテストを試みることができます。 マスターサーバーおよびクライアントの検証を参照してください。 メディアサーバーおよびクライアントの検証を参照してください。 これらのプロセスまたはサービスのいずれかを起動できない場合、該当するデバッグログに NetBackup の問題が示されていないかどうかを確認します。 『NetBackup ログリファレンスガイド』を参照してください。 これらのプロセスおよびサービスが起動されると、手動で停止するか、またはシステムに問題が発生しないかぎり、継続して実行されます。Windows システムでは、起動スクリプトにこれらのプロセスを起動するためのコマンドを追加し、システムを再ブートする場合に、これらのプロセスが再起動されるようにすることをお勧めします。 |