Veritas NetBackup™ Snapshot Client 管理者ガイド

インスタントリカバリのオフホストの代替クライアントによるバックアップ用に作成されるスナップショットからファイルをリストアする場合、

NetBackup は、プライマリクライアントにファイルをリストアする場合でも、代替クライアントのエクスクルードリストを参照します。代替クライアントのエクスクルードリストがプライマリクライアントのエクスクルードリストと異なっている場合、代替クライアントのエクスクルードリストにリストされているファイルはプライマリクライアントにリストアされません。

たとえば、代替クライアントのエクスクルードリストにエントリ *.jpg が含まれており、一部の .jpg ファイルがプライマリクライアントのバックアップに含まれていた場合、リストアでこの .jpg ファイルを選択できますが、実際はリストアされません。このファイルをリストアするには、代替クライアントのエクスクルードリストを変更する必要があります。

インスタントリカバリのローカルまたはオフホストの代替クライアントによるバックアップ用に作成されるスナップショットからファイルをリストアする場合、

バックアップが行われた後にエクスクルードリストが変更されると、NetBackup ではリストア時に最新のエクスクルードリストが優先されます。現在のエクスクルードリストにリストされているファイルはいずれもリストアされません。また、前の項目に記載されているように、代替クライアントのエクスクルードリストがプライマリクライアントのエクスクルードリストよりも優先されます。

たとえば、現在のバージョンのエクスクルードリストにエントリ *.jpg が含まれており、一部の .jpg ファイルがバックアップに含まれていた場合、リストアでこの .jpg ファイルを選択できますが、実際はリストアされません。このファイルをリストアするには、プライマリ (または代替) クライアントのエクスクルードリストを変更する必要があります。

この問題は、NetBackup の将来のリリースで対処される予定です。