Veritas NetBackup™ Appliance 容量計画とパフォーマンスチューニングガイド
- このマニュアルについて
- 第 I 部 容量計画
- 第 II 部 ベストプラクティス
- 第 III 部 パフォーマンスチューニング
- 第 IV 部 容量計画とパフォーマンスチューニングのクイックリファレンス
ベストプラクティスのチェックリスト
表: 重複排除ソリューションの実装
Oracle | SQL | DB2 | Sybase | Lotus notes |
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エージェント | ||||
| SQL Agent 用の NetBackup | DB2 エージェント用の NetBackup | Sybase エージェント用の NetBackup | Lotus Notes エージェント用の NetBackup |
メディアサーバー用の pd.conf 構成 | ||||
COMPRESSION = 1 | COMPRESSION = 1 | COMPRESSION = 1 | COMPRESSION = 1 | |
MATCH_PDRO = 0 | MATCH_PDRO = 0 | |||
SEGKSIZE =128 | SEGKSIZE =128 | SEGKSIZE =128 | ||
LOCAL_SETTINGS = 0 | ||||
Compression | ||||
次のエージェント用の Oracle の圧縮をオフにする。
| COMPRESSION オフ | COMPRESSION オフ | 無効:
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最適化 | ||||
頻繁なデフラグは避ける。 特定のしきい値に達したときだけ実行されるようにする。 | 頻繁なデフラグは避ける。 | |||
STRIPES | ||||
適用なし | 複数のストライプを使う。 | 適用なし | ストライプの数は重複排除に影響しない。 | 適用なし |
その他のパラメータ | ||||
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| 圧縮 - ユーザーが開始した圧縮の代りに週 1 回の間隔でスケジュール設定した圧縮を実行する。 |
表: ネットワークのベストプラクティス
注意事項 | 説明 |
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一般的なベストプラクティス |
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ファイバーチャネルの実装 |
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SAN ゾーン構成 - FT バックアップゾーン |
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SAN ゾーン構成 - FT ストレージゾーン |
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SAN ゾーン構成 - 外部テープストレージゾーン | テープライブラリをストレージとして使う場合、そのトラフィック用に別のゾーンを作成します。 テープストレージゾーンでは、52xx Appliance のスロット 3 に、FC HBA 上の 1 つまたは複数のポートが含まれる必要があります。 |
ネットワーク結合 |
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ネットワークアーキテクチャ |
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表: ストレージパーティションの操作
パーティション名 | サポートされる最小サイズ | サポートされる最大サイズ | サポートされるプラットフォーム |
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AdvancedDisk | 1 GB | 最大許容量 | 52xx 53xx |
NetBackup カタログ (NetBackup Catalog) | 250 GB (マスターサーバー) | 4 TB (マスターサーバー) | 52xx (マスターサーバーのみ) |
NDMP ログ (NDMP Log) | 100 GB (メディアサーバー) | 100 GB (メディアサーバー) | 52xx 53xx |
構成 (Configuration) | 100 GB | 500 GB | 52xx 53xx |
MSDP | 5 GB | 最大許容量 | 52xx |
5 GB | 960 TB | 53xx | |
MSDP カタログ (MSDP Catalog) | 5 GB | 25 TB | 52xx、53xx |
標準の共有 (Copilot) (Standard Share (Copilot)) | 5 GB | 最大許容量 各共有の制限は 250 TB です | 5230、5240、53xx |
最適化された共有 (Copilot) (Optimized Share (Copilot)) | 5 GB | 114 TB または 228 TB | 53xx |
ユニバーサル共有 (Universal Share) | 5 GB | 最大許容量 | 52xx 53xx |
メモ:
サポート対象サイズの正確な数値を表示するには、該当するモデルの『NetBackup Appliance 製品説明ガイド』を参照してください。
表: 一般的なベストプラクティス
ベストプラクティス | 説明 |
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NetBackup アプライアンスのシリアル番号を見つける | 問題をサポートにレポートする場合は、NetBackup Appliance のシリアル番号を確認して参照してください。 次のオプションのいずれかを使って、NetBackup アプライアンスのシリアル番号を見つけることができます。
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コールホームと AutoSupport を有効にする | NetBackup Appliance Web コンソールから[設定 (Settings)] > [通知 (Notification)] > [アラートの構成 (Alert configuration)]を使ってコールホームの設定を適用します。 アプライアンスの AutoSupport は、コールホームにより収集されたデータを使って、アプライアンスのプロアクティブな監視機能を提供します。 |
アプライアンスに IPMI サブシステムを構成することを確認する | IPMI (Intelligent Platform Management Interface) サブシステムは、予想外の停電によって接続済みのシステムが終了する場合に役立ちます。 |
Bare Metal Restore (BMR) を有効にする | [管理 (Manage)] > [ホスト (Host)] > [詳細 (Advanced)]を使って NetBackup Appliance Web Consoleから BMR を有効にします。 BMR はサーバーのリカバリ処理を自動化し、効率化する NetBackup のサーバーリカバリオプションです。 したがって、オペレーティングシステムを手動で再インストールする必要もハードウェアを構成する必要もありません。 |
単一ドメインのディザスタリカバリの構成を実行する | Site Recovery Manager を使って保護サイトからリカバリサイトにデータをレプリケートし、仮想マシンとしてマスターアプライアンスを作成します。 リカバリが必要な場合に備えて、オフサイトの場所にカタログバックアップを格納します。 アプリケーションをリモートサイトにフェールオーバーして、サイト全体のエラーに対して完全なサービスレベルの保護を行うために、VCS グローバルクラスタオプションを使ってセットアップします。 |
複数ドメインのディザスタリカバリの構成を実行する | 自動イメージレプリケーションを構成して、1 つの NetBackup ドメインで生成されるバックアップを別の NetBackup ドメインにあるストレージにレプリケートします。 |
ジョブパフォーマンスを改善する |
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