Veritas NetBackup™ Appliance 容量計画とパフォーマンスチューニングガイド
- このマニュアルについて
- 第 I 部 容量計画
- 第 II 部 ベストプラクティス
- 第 III 部 パフォーマンスチューニング
- 第 IV 部 容量計画とパフォーマンスチューニングのクイックリファレンス
ジョブのパフォーマンス
このセクションでは、バックアップジョブと重複排除ジョブを設定するためのベストプラクティスについて説明します。
表: ジョブのパフォーマンスを向上するためのベストプラクティス に、NetBackup appliance でバックアップジョブまたは重複排除ジョブを実行するためのベストプラクティスを示します。
表: ジョブのパフォーマンスを向上するためのベストプラクティス
ベストプラクティス | 説明 |
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バックアップジョブと重複排除ジョブを均等に振り分ける |
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ジョブの活動を監視する | ジョブの活動を監視して、異常なバッファ時間や遅延がないか注意します。 大きな異常がある場合には、パフォーマンスを向上できる可能性があるので、構成の変更についてサポートに問い合わせてください。 |
ディスクポーリングサービス (DPS) のプロキシ設定を検証する | ディスクポーリングサービス (DPS) のプロキシが次のように設定されているか検証します。
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バックアップと復元 (またはテープ出力) のような並列実行ジョブの競合を避ける | 並行実行ジョブが競合していると、ジョブのパフォーマンスに大きく影響します。 テープ出力は、バックアップ処理時間帯以外の時間にスケジュール設定する必要があります。 バックアップと複製は、推奨されている 32 の複製 (最適化複製) ストリームまではパフォーマンスに大きな影響を与えずに同時実行することができます。 |