Veritas NetBackup™ トラブルシューティングガイド
- 概要
- トラブルシューティングの手順
- NetBackup の問題のトラブルシューティング
- vnetd プロキシ接続のトラブルシューティング
- セキュリティ証明書失効のトラブルシューティング
- NetBackup のホスト名およびサービスエントリの検証
- 凍結されたメディアのトラブルシューティングについての注意事項
- NetBackup Web サービスの問題のトラブルシューティング
- PBX の問題の解決
- リモートホストの検証に関する問題のトラブルシューティング
- 自動イメージレプリケーションのトラブルシューティングについて
- NetBackup ユーティリティの使用
- ディザスタリカバリ
- UNIX および Linux のディスクリカバリ手順について
- UNIX および Linux のクラスタ化された NetBackup サーバーのリカバリについて
- Windows のディスクリカバリ手順について
- Windows のクラスタ化された NetBackup サーバーのリカバリについて
- NetBackup カタログのリカバリについて
- NetBackup カタログのリカバリと OpsCenter について
- NetBackup カタログ全体のリカバリについて
- NetBackup カタログイメージファイルのリカバリについて
- NetBackup リレーショナルデータベースのリカバリについて
明らかなネットワークエラーが原因で NetBackup ジョブが失敗する
ネットワークエラー 23、25、59 などによりジョブが失敗することがあります。
NetBackup クライアントまたはクライアントをバックアップするメディアサーバーのホスト ID ベースのセキュリティ証明書が失効している可能性があります。また、クライアントまたはメディアサーバーの CRL が古い、見つからない、または破損していることもあります。この場合、クライアントまたはメディアサーバーがホスト証明書が失効していることを判別できません。ジョブは実行されますが、通信が失敗し、ネットワークエラーとして表示されます。
クライアントまたはメディアサーバー証明書が失効しているかどうかを確認します。
NetBackup ホストの証明書の状態の確認を参照してください。
必要に応じて、次のいずれかを実行して原因を確認します。
失効したホストにログオンし、vnetd プロキシログファイルを確認します。次を含むメッセージの文字列を探します。
PEER_HOST_PROTOCOL_ERROR
certificate revocation list
CRL および missing または corrupted
vnetd プロキシログファイルの表示を参照してください。
NetBackup bptestbpcd コマンドを使用し、ホスト証明書が失効しているかどうかを確認します。
NetBackup ホストの証明書の状態の確認を参照してください。
問題の解決方法:
ホストの CRL が見つからないか破損している場合、そのホストで CRL を更新します。
ホストの CRL を更新する方法については『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください。
ホスト証明書が失効している場合は、セキュリティの問題を解決し、証明書を再発行します。
証明書を再発行する方法については『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください。