Veritas NetBackup™ Appliance ファイバーチャネルガイド
- NetBackup Appliance へのファイバーチャネルサポートの導入
- HBA ポートモードの構成について
- FC SAN のゾーニング
- アプライアンス上でのファイバートランスポートの設定
- 設定 (Settings) > ネットワーク (Network) > ファイバートランスポート (Fibre Transport)
- 他の NetBackup アプライアンスへのファイバートランスポートの構成
- テープサポートへのバックアップについて
- VMware のサポート
ファイバートランスポートメディアサーバー設定の構成
メモ:
SAN クライアント FT の設定を有効化または変更するには、アプライアンスの再起動が必要です。これらの設定を有効化または変更する前に、まずすべてのジョブを中断するか、または取り消すことをお勧めします。
次に、影響を受ける FC HBA カードを説明します。
NetBackup 5220 - スロット 2 と 4 の FC HBA カード
NetBackup 5230 と NetBackup 53xx - スロット 5 と 6 の FC HBA カード
NetBackup 5240 - スロット 5 と 6 の FC HBA カード
NetBackup Appliance Web Consoleから SAN クライアントファイバートランスポートのオプションを構成する方法
- NetBackup Appliance Web Consoleにログオンします。
- [設定 (Settings)]、[ネットワーク (Network)]をクリックし、次に[ファイバートランスポート (Fibre Transport)]を選択します。
- [メディアサーバー上の SAN クライアントのファイバートランスポートを有効化 (このアプライアンスへのバックアップには FT を使用) (Enable SAN Client Fibre Transport on the Media Server (use FT for backups to this appliance))]をクリックして有効にします。
- SAN クライアント FTMS のターゲットポートオプションを変更するには、次のいずれかを実行します。
[2 ターゲットポートのファイバーチャネルの接続 (2 target port Fibre Channel connection)]を選択します。次に、[保存 (Save)]をクリックします。
[4 ターゲットポートのファイバーチャネルの接続 (4 target port Fibre Channel connection)]を選択します。次に、[保存 (Save)]をクリックします。
アプライアンスに再起動が必要になることを警告するメッセージが表示されたら、[再ブート (Reboot)]をクリックして続行するか、または[キャンセル (Cancel)]をクリックして再起動を止めます。
- SAN クライアントのファイバートランスポートのオプションを無効にするには、オプションの選択を解除してチェックマークをはずします。次に、[保存 (Save)]をクリックします。
重複排除ストレージデーモンに再起動が必要になることを通知する警告が表示された場合。 [OK]をクリックして続行するか、または[キャンセル (Cancel)]をクリックして再起動を止めます。 変更を行わずに終了する場合は、[キャンセル (Cancel)]をクリックします。
- アプライアンスが再起動したら、次の手順に従って SAN クライアント FTMS の設定を確認します。
NetBackup Appliance Web Consoleにログオンします。
[設定 (Settings)]、[ネットワーク (Network)]をクリックし、次に[ファイバートランスポート (Fibre Transport)]を選択します。
設定が正しいことを確認します。
NetBackup Appliance Shell Menuから SAN クライアントファイバートランスポートのオプションを構成する方法
- NetBackup Appliance Shell Menuにログオンします。
- SAN クライアント FTMS 機能を有効にするには、次のコマンドを実行します。
Main > Settings > FibreTransport SANClient Enable
アプライアンスに再起動が必要になることを警告するメッセージが表示されたら、「yes」と入力して続行するか、または「no」と入力して変更せずに終了します。
- SAN クライアント FTMS の設定を変更するには、次のいずれかを実行します。
2 つのポートをターゲットポートとして構成するには、次のコマンドを実行します。
Main > Manage > FibreChannel > Configure 2
4 つのポートをターゲットポートとして構成するには、次のコマンドを実行します。
Main > Manage > FibreChannel > Configure 4
- SAN クライアント FTMS 機能を無効にするには、次のコマンドを実行します。
Main > Settings > FibreTransport SANClient Disable
- アプライアンスが再起動したら、次の手順に従って SAN クライアント FTMS の設定を確認します。
NetBackup Appliance Shell Menuにログオンします。
次の 2 つのコマンドを実行します。
Main > Settings > FibreTransport SANClient Show
設定が正しいことを確認します。
機能が有効になっている場合の出力は次のとおりです。
- [Info] Fibre Transport Sever enabled.
機能が無効になっている場合の出力は次のとおりです。
- [Info] Fibre Transport Sever disabled.
設定 (Settings) > ネットワーク (Network) > ファイバートランスポート (Fibre Transport)
NetBackup 5220/5230 Appliance のサポート対象ファイバーチャネルポートの構成