Veritas NetBackup™ Appliance ファイバーチャネルガイド
- NetBackup Appliance へのファイバーチャネルサポートの導入
- HBA ポートモードの構成について
- FC SAN のゾーニング
- アプライアンス上でのファイバートランスポートの設定
- 設定 (Settings) > ネットワーク (Network) > ファイバートランスポート (Fibre Transport)
- 他の NetBackup アプライアンスへのファイバートランスポートの構成
- テープサポートへのバックアップについて
- VMware のサポート
NetBackup Appliance Shell Menuでの HBA のリンク状態について
ファイバーチャネル (FC) HBA ポートの HBA リンク状態は、そのポート上での現在の FC リンク状態を示します。リンクの状態を監視することによって、ポートが適切に接続されているかどうか、動作する準備が整っているかどうかを確認できます。
HBA のリンク状態を監視するには、Main > Manage > FibreChannel > Show [ポート]コマンドを NetBackup Appliance Shell Menuから実行します。すべての HBA ポートのリンク状態が出力されます。
次のリストに、標準イニシエータモードで考えられるポートの状態を示します。
オンライン (Online)
イニシエータポートは FC スイッチに接続されています。
イニシエータポートは、SAN クライアントファイバートランスポートメディアサーバー (FTMS) のターゲットポートに直接接続されています。
オフライン (Offline)
イニシエータポートは FC スイッチに接続されていますが、交信に失敗しました。
リンクダウン (Linkdown)
イニシエータポートは FC に接続されていません。
次のリストに、SAN クライアント FTMS のターゲットモードで考えられるポートのリンク状態を示します。
ファブリック (Fabric)
ターゲットポートはアクティブな FC ゾーンで FC スイッチに接続されています。
切断 (Disconnected)
ターゲットポートは FC スイッチに接続されていますが、FC ゾーンがアクティブではありません。
ターゲットポートは FC スイッチを介して SAN クライアント FTMS の別のターゲットポートに接続されています。
メモ:
: SAN クライアント FTMS の 2 つのターゲットポートが FC スイッチを介して接続されている場合、1 つのポートは切断、もう 1 つのポートはループとして示されます。
ループ (Loop)
ターゲットポートは FC スイッチを介して SAN クライアント FTMS の別のターゲットポートに接続されています。
Ptp (Ptp)
ターゲットポートは FC スイッチに接続され、交信が進行中です。
次のリストに、最適化複製と自動イメージレプリケーションのターゲットモードで考えられるポートのリンク状態を示します。
オンライン (Online)
ターゲットポートは FC スイッチに接続されています。
オフライン (Offline)
ターゲットポートは FC スイッチに接続されていますが、交信に失敗しました。
リンクダウン (Linkdown)
ターゲットポートは FC に接続されていません。
2 台の 52xx または 53xx アプライアンス間のデータ複製に使用するポートのリンク状態を監視する際に、NetBackup Appliance Web Consoleを使用することもできます。[設定 (Settings)]、[ネットワーク (Network)]、[ファイバートランスポート (FibreTransport)]の順に選択して表示されるページには、これらのポートの[起動 (up)]または[停止 (down)]の簡単な状態が表示されます。