Veritas NetBackup™ Appliance ファイバーチャネルガイド
- NetBackup Appliance へのファイバーチャネルサポートの導入
- HBA ポートモードの構成について
- FC SAN のゾーニング
- アプライアンス上でのファイバートランスポートの設定
- 設定 (Settings) > ネットワーク (Network) > ファイバートランスポート (Fibre Transport)
- 他の NetBackup アプライアンスへのファイバートランスポートの構成
- テープサポートへのバックアップについて
- VMware のサポート
NetBackup SAN クライアントとファイバートランスポートについて
SAN クライアントは NetBackup クライアントの高速バックアップとリストアを可能にする NetBackup オプション機能です。
メモ:
ご使用のアプライアンスとともにこの SAN クライアント機能を使用することを計画しており、QLogic FC HBA カードを備えた SLES 10 クライアントがある場合は、ドライバの更新が必要です。 SLES 10 クライアントのバックアップを続ける前に、ベリタスはまずすべての SLES 10 のクライアントの QLogic ドライバをバージョン 8.03.07.03 .10.3-k 以降にアップグレードすることを推奨します。
SAN クライアントは特別な NetBackup クライアントです。LAN ではなく SAN 接続で大量のデータのバックアップを迅速に作成できます。 たとえば、高速なバックアップとリストアはデータベースホストの役に立ちます。 ファイバートランスポートは SAN クライアント機能の一部である NetBackup 高速データトランスポート方式の名前です。
バックアップとリストアのトラフィックはファイバーチャネル (FC) で転送し、NetBackup サーバーとクライアントの管理トラフィックは LAN で転送します。
NetBackup 52xx/53xx Appliance の場合には、ファイバートランスポートはファイバートランスポートをサポートする NetBackup 5000 シリーズのアプライアンスに高速なトラフィックを提供します。5000 シリーズアプライアンスは、SAN クライアントバックアップのストレージホストとして機能します。
図: SAN クライアントの構成に SAN クライアントの構成を示します。
SAN クライアントおよびファイバートランスポートに関する詳細は、次のリンクの NetBackup のマニュアルから『NetBackup SAN クライアントおよびファイバートランスポートガイド』を参照してください。
http://www.veritas.com/docs/DOC5332