Veritas NetBackup™ Appliance ファイバーチャネルガイド
- NetBackup Appliance へのファイバーチャネルサポートの導入
- HBA ポートモードの構成について
- FC SAN のゾーニング
- アプライアンス上でのファイバートランスポートの設定
- 設定 (Settings) > ネットワーク (Network) > ファイバートランスポート (Fibre Transport)
- 他の NetBackup アプライアンスへのファイバートランスポートの構成
- テープサポートへのバックアップについて
- VMware のサポート
ファイバーチャネルを使った NetBackup 52xx/53xx アプライアンスから NetBackup 50xx アプライアンスへの直接バックアップの構成
このトピックでは、NetBackup 5020 または 5030 重複排除アプライアンスに直接すべてのバックアップを送信するように NetBackup 52xx または 53xx メディアサーバーを設定する方法について説明します。
アプライアンスのターゲットおよびイニシエータの構成は、次のように設定する必要があります。
NetBackup 5020 または 5030
このアプライアンスはディスクプール (ターゲット) として設定されます。ファイバーチャネル HBA カードの使用可能なすべてのターゲットポートで使うことができます。
NetBackup 52xx または 53xx
このアプライアンスはバックアップイメージソース (イニシエータ) としてセットアップされます。 ファイバーチャネル HBA カードの使用可能なすべてのイニシエータポートで使うことができます。
ファイバーチャネルを使って、NetBackup 52xx/53xx アプライアンスから NetBackup 50xx に直接バックアップを構成するには、次の手順に従います。
ファイバーチャネルを使って NetBackup 52xx/53xx アプライアンスから NetBackup 50xx アプライアンスへの直接バックアップを構成するには
- NetBackup 50xx で次の手順を実行して、ファイバーチャネル通信を有効にします。
メモ:
このアプライアンスでファイバーチャネル通信がすでに有効になっている場合は、この手順をスキップします。
NetBackup Appliance Shell Menuで次の操作を実行します。
SSH (Secure Shell) エージェントを使って、ファイバーチャネル通信を有効にする 5020 重複排除アプライアンスに接続します。
たとえば、無料ダウンロードとして利用できる PuTTY を使うことができます。
重複排除アプライアンスにログインします。
デフォルトで、ユーザー名は
sysadmin
、パスワードはP@ssw0rd
です。このパスワードの 6 番目の文字は数字のゼロ (0) です。システムプロンプトで「FC」と入力し、Enter キーを押します。
現在有効なファイバーチャネル接続を表示するには、「show nodeip」と入力します。
nodeip には、ファイバーチャネル通信を有効にする 5020 重複排除アプライアンスの IP アドレスを入力します。
このアプライアンスに対してファイバーチャネル通信を有効にするには、「enable-ft」と入力します。
NetBackup Appliance Web Consoleで次の操作を実行します。
ブラウザを開き、次の URL を入力して、ストレージプール権限の入口パネルにアクセスします。
https://URL
URL にはストレージプール権限ノードの URL を入力します。
root としてログインします。
[設定 (Settings)] > [構成 (Configuration)]をクリックします。
左ペインの[構成 (Configuration)]で、[ファイバートランスポート (Fibre Transport)]をクリックします。
右ペインの[ファイバートランスポート (Fibre Transport)]でボックスをクリックし、[保存 (Save)]をクリックします。
- ターゲットストレージサーバーとして 50xx を設定するには、50xx ファイバーチャネルポートのゾーンを設定します。
???を参照してください。
- 50xx の任意のファイバーチャネルカードから NetBackup 52xx または 53xx の任意のファイバーチャネルカードの利用可能なイニシエータポートに、利用可能なターゲットポートを接続します。
NetBackup 53xx アプライアンスのサポート対象ファイバーチャネルポートの構成