Backup Exec 23 管理者ガイド

役割ベースのアクセス設定を構成する方法

1. ［Backup Exec］ボタンをクリックし、［構成と設定］を選択して［役割ベースのアクセス設定］を選択します。

   役割ベースのアクセス制御機能はデフォルトでは無効になっています。

2. ［有効化］をクリックし、システムログオンアカウントの所有者のクレデンシャルを入力して機能を有効にします。

   クレデンシャルが検証されると、システムログオンアカウントの所有者に管理者役割が割り当てられます。役割は変更または削除できません。

   役割ベースのアクセス制御を無効にするには、［無効化］をクリックし、システムログオンアカウントの所有者のクレデンシャルを入力して［OK］をクリックします。

3. 次のいずれかを実行します。

   • ［追加］をクリックして、役割ベースのアクセス制御リストに新しいユーザーを追加します。

     ［役割ベースのアクセス］ダイアログボックスに、ユーザーが各ユーザーに割り当てられている役割とともに表示されます。

   • ユーザーを選択し、［編集］をクリックして役割を更新します。

   • ユーザーを選択し、［削除］をクリックして役割ベースのアクセス制御リストからユーザーを削除します。

   • ユーザーを選択し、［詳細］をクリックしてユーザーに関する追加情報を表示し、［OK］をクリックします。

   • ユーザーを選択して、割り当てられている役割を表示します。

     ［役割］セクションを使用して、役割を更新します。

     役割とその詳細について詳しくは、次のセクションを参照してください。

     RBAC 役割の詳細 を参照してください。

役割ベースのアクセス制御リストに新しいユーザーを追加する方法

1. ［役割ベースのアクセス］ダイアログボックスで、［追加］をクリックします。
2. ［新しいユーザーの追加］ダイアログボックスで、役割ベースのアクセス制御リストに追加する新しいユーザーアカウントの名前を入力します。
3. ［検証］をクリックして、ユーザーを認証します。

   メモ:

   追加するユーザーは、ローカルの Windows 管理者グループに属している必要があります。

4. 役割ベースのアクセスの新しいユーザーアカウントを検証できない場合、またはユーザーが別のドメインまたはコンピュータに属している場合は、［ターゲットドメインまたはマシンに接続］チェックボックスにチェックマークを付けます。
5. 管理者のクレデンシャルを入力してターゲットドメインまたはコンピュータに接続し、ユーザーアカウントの詳細を取得します。
6. ［検証］をクリックして、ユーザーを認証します。

   検証が完了すると、［Windows グループ］にユーザーが属しているグループが表示されます。

7. ユーザーに割り当てる役割を選択します。

   同じユーザーに複数の役割を割り当てることもできます。

   次の役割をユーザーに割り当てることができます。

   • 管理者

   • ストレージ管理者

   • バックアップとリストア

   • 表示のみ

   役割とその詳細について詳しくは、次のセクションを参照してください。

   RBAC 役割の詳細 を参照してください。

8. ［追加］をクリックします。

   ユーザーが追加され、［役割ベースのアクセス］ダイアログボックスに表示されます。

役割ベースのアクセス制御リストで役割を編集する方法

1. ［役割ベースのアクセス］ダイアログボックスで、ユーザーを選択して［編集］をクリックします。
2. ［役割］セクションで、役割を選択または削除します。
3. ［保存］をクリックします。

   ユーザーの役割が更新されます。