Backup Exec 23 管理者ガイド

SQL Express のインスタンスの動的ポートを静的ポートに変更し、Managed Backup Exec Server のエイリアスを作成する方法

1. 集中管理サーバーで、［スタート］、［すべてのプログラム］、［Microsoft SQL Server］、［構成ツール］、［SQL Server 構成マネージャ］の順にクリックします。
2. ［SQL Server ネットワークの構成］を展開します。
3. ［BKUPEXEC のプロトコル］をクリックし、右側のペインで［TCP/IP］をダブルクリックします。
4. ［TCP/IP のプロパティ］ダイアログボックスで、［IP アドレス］タブをクリックします。
5. ［IP All］で、［TCP 動的ポート］の値を削除してフィールドを空白のままにします。
6. ［IP All］で、［TCP ポート］にポート番号を入力します。

   ポート番号には、1025 から 65535 の間の値を指定できます。他のアプリケーションで使用されていないポート番号を指定する必要があります。

7. 使用されている特定のネットワークインターフェースカード (IP1、IP2 など) の見出しで、［有効］を［いいえ］から［はい］に変更します。
8. 同じ見出しの［TCP 動的ポート］で 0 (ゼロ) を削除し、［TCP ポート］に入力したポート番号と同じポート番号を入力します。
9. ［適用］をクリックします。
10. Backup Exec サービスおよび SQL サービスを再起動します。
11. Managed Backup Exec Server で、［スタート］、［すべてのプログラム］、［Microsoft SQL Server］、［構成ツール］、［SQL Server 構成マネージャ］の順にクリックします。
12. ［SQL Native Client の構成］を展開します。
13. ［別名］をクリックし、集中管理サーバーの名前と Backup Exec SQL インスタンスの名前を含む別名をダブルクリックします。
14. 別名のプロパティダイアログボックスで、次の表に示す必要な情報を入力します。

    別名	集中管理サーバーの名前と Backup Exec SQL インスタンスの名前を、「サーバー名\インスタンス名」の形式で入力します。
    ポート番号（Port No）	前述の手順で書き留めた、リモート Backup Exec SQL Server インスタンスのポート番号を入力します。
    プロトコル	［TCP/IP］を選択します。
    サーバー	集中管理サーバーの名前と Backup Exec SQL インスタンスの名前を、「サーバー名\インスタンス名」の形式で入力します。

15. ［適用］をクリックし、［OK］をクリックします。
16. SQL Server 構成マネージャユーティリティを閉じます。

SQL ポートを開き、Managed Backup Exec Server のエイリアスを作成する方法

1. 集中管理サーバーで、［スタート］、［すべてのプログラム］、［Microsoft SQL Server］、［構成ツール］、［SQL Server 構成マネージャ］の順にクリックします。
2. ［SQL Server ネットワーク構成］を展開し、集中管理サーバーが使用している SQL Server インスタンスの［プロトコル］をクリックします。
3. ［有効になっているプロトコル］で、［TCP/IP］を選択し、［プロパティ］をクリックします。
4. ［TCP/IP］をダブルクリックし、［IP アドレス］タブをクリックします。
5. TCP 動的ポート番号を記録します。
6. Managed Backup Exec Server で、Managed Backup Exec Server のエイリアスを作成するために、\Windows\System32 に移動し、cliconfg.exe をダブルクリックします。
7. ［別名］タブで、［追加］をクリックします。
8. ［サーバー別名］フィールドに、「サーバー名\インスタンス名」を入力します。
9. ［ネットワークライブラリ］で、［TCP/IP］を選択します。
10. ［サーバー別名］フィールドに、「サーバー名\インスタンス名」を入力します。
11. ［ポートを動的に決定する］のチェックマークを外します。
12. ［ポート番号］フィールドに、リモート Backup Exec SQL Server インスタンスのポート番号を入力します。