Backup Exec 23 管理者ガイド

異常検出を管理するには

1. 次のいずれかを実行します。

   • ［システムの健全性］グループの［異常検出］で、［異常の管理］をクリックします。

   • ［ジョブモニター］タブで、［異常検出］、［異常情報］の順にクリックします。

   ［異常検出］ウィンドウに、異常のリストが表示されます。

2. 異常に対して、次の操作を実行できます。

   ジョブ名	バックアップジョブの名前を表示します。
   リソース名	バックアップしたリソースの名前を表示します。 リソースには、バックアップセットまたはジョブ (Microsoft 365) を指定できます。
   検出時間	異常が検出された日時。
   重大度	異常の重大度を表示します。 異常スコアは、バックアップジョブのパラメータ、属性、または機能に基づいて計算されます。スコアに基づいて、異常の重大度が分類されます。 スコア: 0-10 - 低 スコア: 10-15 - 中 スコア: >15 - 高
   異常の状態	異常の状態を表示します。 False Positive 異常を確認
   理由	［False Positive］の異常状態の理由。
   イメージサイズ	バックアップイメージのサイズとイメージの通常のサイズ範囲を表示します。
   バックアップ項目数	バックアップされた項目の数と、通常のバックアップ済み項目数の範囲を表示します。
   重複排除率	重複排除前のデータ量と重複排除後のデータ量の割合を表示します。 通常の重複排除率の範囲も表示されます。
   バックアップ時間	秒単位のバックアップ時間と通常のバックアップ時間の範囲を表示します。
   転送済みデータ	ネットワークを介して転送されるデータの合計サイズと、転送済みデータの通常のサイズ範囲を表示します。 重複排除ストレージデバイスの場合、サイズは実際のイメージサイズより小さい場合があります。他のストレージデバイスの場合、サイズはバックアップイメージのサイズと同じです。
   スコア	異常スコアを表示します。
   Report as False Positive	これは、次の 2 つの方法で実行できます。 レコードに対応するチェックボックスにチェックマークを付けて、［Report as False Positive］をクリックし、レコードが異常ではないことを確認します。 複数のレコードを選択し、［Report as False Positive］をクリックして、レコードが異常ではないことを確認します。 複数を選択し、少なくとも 1 つのレコードが異常として確認された場合、このオプションは無効な状態になります。選択項目からレコードを削除し、選択したレコードが異常ではないことを確認します。 また、選択したレコードのいずれかが異常でない理由を入力する必要があります。
   異常として確認	これは、次の 2 つの方法で実行できます。 レコードに対応するチェックボックスにチェックマークを付けて、［異常として確認］をクリックし、レコードが異常であることを確認します。 複数のレコードを選択し、［異常として確認］をクリックして、レコードが異常であることを確認します。 複数を選択し、少なくとも 1 つのレコードが異常ではないと確認された場合、このオプションは無効な状態になります。選択項目からレコードを削除し、選択したレコードが異常であることを確認します。
   ジョブログの表示	クリックすると、ジョブログとジョブ履歴が表示されます。
   更新	クリックすると異常リストが更新されます。実行したすべての処理が削除されます。
   すべてを折りたたむ	展開されたすべてのレコードを折りたたむ場合にクリックします。

3. ［フィルタの適用］をクリックして、異常をフィルタ処理して表示します。

   デフォルトでは、過去 7 日間の異常が表示されます。

4. ［異常検出の管理］ウィンドウでフィルタを選択し、［OK］をクリックします。

   ジョブ名	ジョブ名に基づいてレコードをフィルタ処理するには、［このフィルタを有効にする］を選択します。
   リソース名	リソース名に基づいてレコードをフィルタ処理するには、［このフィルタを有効にする］を選択します。
   検出時間	期間に基づいてレコードをフィルタ処理するには、［このフィルタを有効にする］を選択します。 選択した日数のレコードをフィルタ処理したり、日付範囲を選択したりできます。日付範囲が 30 日を超えていないことを確認します。
   重大度	異常の重大度に基づいてレコードをフィルタ処理するには、［このフィルタを有効にする］を選択します。

5. ［OK］をクリックします。