Enterprise Vault™ レポート
- 本書について
- Enterprise Vault Reporting の概要
- Enterprise Vault Reporting の実装の概要
- Enterprise Vault Reporting のインストール
- Enterprise Vault Reporting の設定
- FSA Reporting の設定
- FSA Reporting 用プロキシサーバーの準備
- レポートへのアクセス
- FSA Reporting の管理
- FSA Reporting 用データベースの保守
- Enterprise Vault Reporting のトラブルシューティング
- 付録 A. レポートの概要
- Enterprise Vault Reporting の処理レポート
- [アーカイブ済みアイテムのアクセス傾向]レポート
- FSA Reporting のデータ分析レポート
- Enterprise Vault Reporting の処理レポート
Enterprise Vault Reporting のレポートについて
Enterprise Vault Reporting では、最大 2 つのレポートセットを使うことができます。
処理レポートには、次のトピックに関する情報が含まれます。
Exchange と Domino メールボックスのアーカイブ状態、健全性、傾向。
ボルトストアあたりのアーカイブされるアイテムのボリューム。
Enterprise Vault アーカイブの状態。
ユーザーあたりのアーカイブクォータの使用状況。
アーカイブ済みアイテムのアクセス傾向。
SMTP プロビジョニンググループ。
アーカイブまたは課金用アカウント別のボルトストアの使用状況。
Enterprise Vault の単一インスタンスストレージによるストレージ削減。
保存セットと収集の数。
コンテンツプロバイダに付与されたライセンスの使用容量と取込履歴。
データ分析レポートは、FSA レポートを設定した場合にのみ利用できます。データ分析レポートには、次のトピックに関する情報が含まれます。
対象ファイルサーバーのアーカイブ済みファイル数と、使用済み領域とアーカイブの結果として確保された領域。
アーカイブされたアクティブな領域の使用状況 (ファイルグループごと、ファイルサーバーごと、アーカイブポイントごと)。
アクセスされていないファイルまたは重複するファイル数と、それらのファイルが占めている領域。
各ファイルサーバーのドライブの使用済み領域と空き領域。
ファイルサーバーの FSA アーカイブ対象のストレージ増加傾向。レポートにはファイルサーバーとボルトストアの傾向が表示されます。
レポートを実行するとき、レポートの入力パラメータを使ってその内容をカスタマイズできます。たとえば、多くのデータ分析レポートでは、FSA レポート用に設定されているすべてのファイルサーバーについての全体表示、または指定したファイルサーバーについての詳細表示のいずれかが提供されます。
XML、カンマ区切り値 (CSV)、TIFF、Acrobat (PDF)、HTML、Web アーカイブ (MHTML)、Excel などのさまざまなレポートエクスポート形式から選択できます。設定した電子メールアドレスにレポートを送信したり、共有フォルダに保存したりするように、レポートのスケジュールを設定できます。
入力パラメータと各レポートの出力については、次のレポートの概要を参照してください。
Enterprise Vault Reporting の処理レポートを参照してください。
FSA Reporting のデータ分析レポートを参照してください。