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Veritas NetBackup™ Appliance 容量計画とパフォーマンスチューニングガイド
Last Published:
2018-03-08
Product(s):
Appliances (3.1.1 (5340), 3.1.1 (5330), 3.1.1 (5230), 3.1.1 (5220), 3.1 (5340), 3.1 (5330), 3.1 (5230), 3.1 (5220))
- このマニュアルについて
- 第 I 部 容量計画
- 第 II 部 ベストプラクティス
- 第 III 部 パフォーマンスチューニング
- 第 IV 部 容量計画とパフォーマンスチューニングのクイックリファレンス
リソースのボトルネックを特定するための一般的なガイドライン
パフォーマンスの問題を特定することは容易ではありませんが、次のガイドラインに従うと、潜在的な問題を迅速に特定できることがあります。
vmstat の出力の us + sy が常に 85% を超えているか、r 列がシステムの CPU コアの数の 4 倍を超えているか、あるいはその両方の場合に、CPU がボトルネックである可能性がある。
vmstat の出力で「si」列と「so」列の値が常に高い(たとえば、1000 を超えている)場合、メモリがボトルネックである可能性がある。
VxVM デバイスの await 列に25(ミリ秒)を超える値が表示されている場合、I/O サブシステムがボトルネックである可能性がある。 I/O ボトルネックを検出するもう 1 つの方法は、I/O 消費が多い作業負荷で負荷を増やし続けることです。 スループットの増加が停止したのものの、await の時間も増える場合は、I/O サブシステムが飽和している可能性が非常に高いと思われます。
1 Gbps NIC の 10 Gbps または 120 MB/秒で ifstat からの出力の「in」と「out」の合計が 1.2 GB/秒に近い値になる場合、ネットワークがボトルネックである可能性がある。
最初の 3 つの項目について、同時実行ジョブのバッチサイズを小さくすることを検討してください。 リソースの空きができるのを待機する内部キューにジョブが多すぎるため、システムに過大な負荷をかけるよりもスループット全体が向上する可能性があります。 ネットワークのボトルネックの場合、結合モードを変更するか、NIC ポートを追加すると、問題が緩和するはずです。