Veritas NetBackup™ Appliance 容量計画とパフォーマンスチューニングガイド
- このマニュアルについて
- 第 I 部 容量計画
- 第 II 部 ベストプラクティス
- 第 III 部 パフォーマンスチューニング
- 第 IV 部 容量計画とパフォーマンスチューニングのクイックリファレンス
Microsoft SQL
SQL サーバーバックアップを実行しているときに高い重複排除率を達成するには、以下のいずれかのオプションを実装します。
表: SQL サーバーバックアップを実行するためのベストプラクティス
SQL Agent 用の NetBackup | 重複排除率を改善するために、SQL Agent 用の NetBackup を使います。 |
| 重複排除率を改善するために、メディアサーバーの |
NO_COMPRESSION | SQL Server 2008 以降の場合は、NO_COMPRESSION 設定が有効になっていることを確認します。 |
BLOCKSIZE | SQL データベースバックアップにデフォルトの BLOCKSIZE を使います。 |
BUFFERCOUNT | BUFFERCOUNT はバックアップ処理に利用される I/O バッファの数を定義します。 優れた重複排除パフォーマンスを発揮するには、ストライプごとに 2 つのバッファを使います |
MAXTRANSFERSIZE | バックアップ速度を速くするには、このパラメータを使います。 BUFFERCOUNT および MAXTRANSFERSIZE を定義するときには、十分なメモリがあることに注意してください。 メモリが不足していると、バックアップでエラー 11's および 13's が発生する可能性があります。 |
最適化 | SQL データベースの最適化も重複排除率に影響します。 SQL データベースでは、より頻繁に最適化が実行され、重複排除率が下がります。 最適化は定期的に実行せずに、特定のしきい値に達したときにのみ実行します。 |
STRIPES | このパラメータは、単一のバックアップ処理ごとの同時バックアップストリームの数を定義します。 バックアップを高速に行うには、複数のストライプを使います。 SQL バックアップとの STRIPES パラメータは、重複排除率に悪影響を及ぼさないようです。 |