Veritas NetBackup™ Appliance コマンドリファレンスガイド
- 概要
- 付録 A. Main > Appliance コマンド
- 付録 B. Main > Manage > FibreChannel コマンド
- 付録 C. Main > Manage > HighAvailability コマンド
- 付録 D. Main > Manage > Libraries コマンド
- 付録 E. Main > Manage > Libraries > Advanced > ACS コマンド
- 付録 F. Main > Manage > License コマンド
- 付録 G. Main > Manage > MountPoints コマンド
- 付録 H. Main > Manage > NetBackup CLI コマンド
- 付録 I. Main > Manage > OpenStorage コマンド
- 付録 J. Main > Manage > Software コマンド
- 付録 K. Main > Manage > Storage コマンド
- 付録 L. Main > Manage > Tapes コマンド
- 付録 M. Main > Monitor コマンド
- 付録 N. Main > Network コマンド
- 付録 O. Main > Network > Security コマンド (DeviceCert)
- 付録 P. Main > Reports コマンド
- 付録 Q. Main > Settings コマンド
- 付録 R. Main > Settings > Alerts コマンド
- 付録 S. Main > Settings > Notifications view コマンド
- 付録 T. Main > Settings > Security コマンド
- 付録 U. Main > Support コマンド
名前
Main > Settings > Security > NetworkAccessControl — アプライアンスのネットワークアクセスを制御するため、許可リストの IP アドレスを構成して管理します。
概要
AddIP
DeleteIP
Show
説明
NetworkAccessControl コマンドを使用すると、アプライアンスにアクセスできる IPv4 または IPv6 アドレスを制御できます。
アプライアンスへのアクセスは、NetBackup Appliance Web コンソール または REST API の場合 HTTPS、NetBackup Appliance シェルメニュー の場合 SSH を介して許可されます。特定のアプライアンスへのアクセスを許可するには、そのアプライアンスの許可リストに必要なクライアント IP アドレスを追加します。許可リストに含まれていないクライアントの IP アドレスは、アプライアンスにアクセスできません。インターフェースレベルの制限は個別に管理され、アプライアンス固有の制限もあります。
高可用性 (HA) 設定では、両方のアプライアンスノードで NetworkAccessControl オプションを手動で構成し、これらの構成が一致する必要があります。
次の制限があります。
クライアントホスト名を入力して、関連付けられているクライアント IP アドレスに自動的にリンクすることはできません。
クライアントの IPv6 アドレスのみを追加しても、IPv4 を使用している場合は、そのクライアントに対するアクセスは許可されません。いずれかの方法を使用してクライアントがアクセスできるようにするには、IPv4 と IPv6 の両方のアドレスを追加する必要があります。
IP アドレスを追加する場合は、既存の構成済み IP アドレス、アドレス範囲、またはサブネット CIDR (Classless Inter-Domain Routing) と重複しないようにしてください。これらのシナリオでは、入力した IP アドレスが追加されなかったことを通知するエラーメッセージが表示されます。
高可用性 (HA) 設定では、HA 設定を作成してそれにパートナーノードを追加したら、NetworkAccessControl 機能を構成して有効にできます。この機能を両方のアプライアンスノードで手動で構成し、これらの構成が一致する必要があります。
アプライアンスが AMS (Appliance Management Server) として構成されているか、AMS のエージェントである場合は、それらの IP アドレスが許可リストに追加されていることを確認します。AMS にはエージェントの IP アドレスを含める必要があり、エージェントには AMS の IP アドレスを含める必要があります。
オプション
次に、NetworkAccessControl コマンドのオプションについて説明します。
- AddIP
現在のアプライアンスの許可リストに 1 つ以上のクライアント IP アドレスを追加します。複数のアドレスを追加するには、次の方法から選択します。
複数のアドレスを入力するには、各アドレスの間にカンマ (,) を追加します。
連続する IP アドレスの範囲を入力するには、IP アドレス間にハイフンまたはダッシュ (-) を追加します。例: 10.188.133.105-10.188.133.109
CIDR 表記を使用して IP アドレスの範囲を入力することもできます。例: 10.188.133.100/30
- DeleteIP
現在のアプライアンスの許可リストから 1 つ以上の既存の IP アドレスを削除します。
- Show
現在のアプライアンスの許可リストに構成されている IP アドレスを表示します。