Enterprise Vault™ 管理者ガイド

確認ウィザードについて

確認ウィザードを使うと 32 ビットインデックスボリュームと 64 ビットのインデックスボリュームの健全性を調べることができます。アーカイブを個別に選択して、関連付けられているインデックスボリュームすべてを確認したり、インデックスボリュームを個別に選択して確認できます。また、インデックスの場所全体を指定して、そこに含まれているすべてのインデックスボリュームをすべて確認することもできます。

確認中、サブタスクが失敗とマーク付けされているインデックスにエラーを発見できない場合は、失敗の状態が自動的にクリアされます。

32 ビットと 64 ビットのインデックスボリュームに対して、完全検証では、インデックスの消失したアイテムを確認します。アーカイブに存在するもののインデックス付けされていないアイテムがあります。64 ビットのアーカイブに対してのみ、このオプションは、孤立したアイテム (アーカイブにないアイテムのインデックスエントリ) も確認します。

デフォルトの完全検証では、消失した内容である個々のアイテム (暗号化されているためにインデックス付けされていない添付ファイルなど) はログに記録されません。 消失した内容であるアイテムの総数のみが、ログファイルに一覧表示されます。 消失した内容である各アイテムを個別にログに記録するには、完全検証タスクを開始するときに、［コンテンツがない詳細を含める］オプションを選択します。

完全検証の実行中、ユーザーはアーカイブを検索できますが、新しいエントリはインデックスボリュームに追加されません。

確認ウィザードを実行するたび、消失したアイテムおよび孤立したインデックスエントリを検出したインデックスボリュームに対して同期タスクを自動的に作成するかどうかを選択できます。