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Enterprise Vault™ インストール/設定
Last Published:
2024-03-04
Product(s):
Enterprise Vault (15.0)
- このマニュアルについて
- 第 I 部 Enterprise Vault の必要条件
- Enterprise Vault ハードウェアの必要条件
- Enterprise Vault サーバーのハードウェアの必要条件
- Enterprise Vault のストレージの必要条件について
- Enterprise Vault の必要なソフトウェアとその設定
- Operations Manager の追加必要条件
- 分類の追加必要条件
- Enterprise Vault Reporting の追加必要条件
- Exchange Server アーカイブの追加必要条件
- Exchange Server アーカイブのインストール前のタスク
- Exchange Server アーカイブでの Enterprise Vault クライアントアクセス
- Domino サーバーアーカイブの追加必要条件
- Domino メールボックスアーカイブの要件
- Domino ジャーナルアーカイブの必要条件
- ファイルシステムアーカイブ (FSA) の追加必要条件
- SharePoint サーバーアーカイブの追加必要条件
- Skype for Business アーカイブの追加必要条件
- SMTP アーカイブの追加必要条件
- Enterprise Vault 検索の追加必要条件
- スタンドアロンの Enterprise Vault 管理コンソールの追加必要条件
- アーカイブディスカバリ検索サービスの追加必要条件
- シングルサインオンの追加必要条件
- Enterprise Vault ハードウェアの必要条件
- 第 II 部 Enterprise Vault のインストール
- 第 III 部 Enterprise Vault の設定
- Enterprise Vault の構成について
- Enterprise Vault 設定ウィザードの実行
- Enterprise Vault Web Access コンポーネントのセキュリティ保護
- Enterprise Vault 開始ウィザードの実行
- Enterprise Vault 開始ウィザードのエクスプレスモードとカスタムモードについて
- Enterprise Vault Operations Manager の設定
- アーカイブディスカバリ検索サービスの設定
- 第 IV 部 Enterprise Vault の初期設定
- Enterprise Vault の初期設定
- ストレージの設定
- インデックスの場所の設定
- インデックスサーバーグループの設定
- サイトのデフォルト設定のレビュー
- Enterprise Vault 検索の設定
- Enterprise Vault による検索用のプロビジョニンググループの設定
- Enterprise Vault Search に対するユーザーのブラウザの構成
- Enterprise Vault 検索モバイル版の設定
- メタデータストアの管理
- 第 V 部 VCS による Enterprise Vault のクラスタ化
- VCS によるクラスタ化の概要
- Storage Foundation HA for Windows のインストールと設定
- Enterprise Vault の VCS サービスグループの設定
- Enterprise Vault 設定ウィザードの実行
- Enterprise Vault での SFW HA-VVR のディザスタリカバリソリューションの実装
- VCS によるクラスタ化のトラブルシューティング
- 第 VI 部 Windows Server フェールオーバークラスタリングでの Enterprise Vault のクラスタ化
- Windows Server フェールオーバークラスタリングでのクラスタ化の概要
- Windows Server フェールオーバークラスタリングでのクラスタ化の準備
- Windows Server フェールオーバークラスタでの Enterprise Vault の設定
- Windows Server フェールオーバークラスタをサポートする新しい Enterprise Vault インストール済み環境を設定する方法
- 既存の Enterprise Vault インストール済み環境の Windows Server フェールオーバークラスタへの変換
- 既存の Enterprise Vault クラスタの修正
- Windows Server フェールオーバークラスタリングによるクラスタ化のトラブルシューティング
- 付録 A. Enterprise Vault サーバーを自動的に準備する
既存の Enterprise Vault サーバーの Windows Server フェールオーバークラスタリングをサポートするサーバーへの変換
このセクションでは、既存の Enterprise Vault サーバーをクラスタをサポートするサーバーに変換する方法と、高可用性の場所へのデータの移動について説明します。
既存の Enterprise Vault サーバーを Windows Server フェールオーバークラスタリングをサポートするサーバーに変換する方法
- * SMTP 保存フォルダは Enterprise Vault クラスタで Enterprise Vault SMTP サービスを設定している場合にのみ必要です。
次のすべてが高可用性共有ストレージデバイス上にあることを確認します。
インデックスサービスデータ
ショッピングサービスデータ
ボルトストアパーティション
PST 保存フォルダ
SMTP 保存フォルダ *
Centera ステージング領域
アイテムが高可用性共有ストレージデバイス上にない場合は、Enterprise Vault ディレクトリデータベースの場所を修正し、関連付けされたデータを新しい場所に移動します。
- フェールオーバークラスタマネージャを使って、以前に準備した適切なクラスタサービスが Enterprise Vault サーバーノードでオンラインになっていることを確認します。
- Windows で、Enterprise Vault クラスタ変換ウィザードを起動します。
- ウィザードの最初のページが表示されたら、[次へ]をクリックして続行します。
- このウィザードでは、いくつかの事項をチェックしてクラスタに変換するインストール済み環境が適切か判断します。チェック後、ウィザードの完了時に、現在物理ノードを指している DNS エイリアスまたはホストファイルのエントリを更新して、クラスタサーバー名を指すようにする必要があることを示す警告メッセージが表示されます。
- その後、Enterprise Vault サービスとパーティションの現在のファイルの場所が一覧表示されます。設定を続行する前に、これらのすべての場所が高可用性の共有ストレージであることを確認する必要があります。チェックボックスにチェックマークを付けて高可用性を確認してから[次へ]をクリックして続行するか、[キャンセル]をクリックしてウィザードを終了し、必要なデータを高可用性の場所に移動してからウィザードを再実行します。
- Enterprise Vault MSMQ キューにメッセージがあることが検出されると、各キューの名前とキューにあるメッセージ数を示すページが表示されます。権限の制約のため、これらのメッセージはクラスタメッセージキューに移動できません。ウィザードを中止して、Enterprise Vault によってメッセージキューが消去されるまで非クラスタ環境でサービスを実行することを推奨します。消去後にクラスタ変換ウィザードを再実行できます。この処理を行わずに設定を続行すると、メッセージはノード固有のキューに残り、処理されません。キューを消去せずに続行する場合は、[クラスタへの変換処理の設定を続行]にチェックマークを付けて[次へ]をクリックします。
- 現在このノードでオンラインになっているクラスタサービスがウィザードに一覧表示されます。 必要なクラスタサービスを選択し、[次へ]をクリックします。
- ウィザードによって必要なリソースが作成され、Enterprise Vault サービスを手動で起動できるように更新されます。また、ディレクトリデータベースのテーブルが更新され、コンピュータエントリテーブルのローカルコンピュータ名とメッセージキュー名が削除されます。ウィザードの最後のページに、ウィザードで実行した処理とその結果の一覧が表示されます。[完了]をクリックしてウィザードを終了します。
- ローカルノード名ではなくクラスタサーバー名を指すように手動で DNS エイリアスを更新します (まだ設定していない場合)。
- フェールオーバークラスタマネージャを使って、クラスタサーバーのリソースをオンラインにします。