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NetBackup™ 重複排除ガイド
Last Published:
2023-01-17
Product(s):
NetBackup (10.1.1)
- NetBackup メディアサーバー重複排除オプションの概要
- クイックスタート
- 配備の計画
- MSDP ストレージと接続性の必要条件について
- NetBackup メディアサーバー重複排除について
- NetBackup Client Direct の重複排除について
- MSDP リモートオフィスのクライアントの重複排除について
- MSDP のパフォーマンスについて
- MSDP のストリームハンドラについて
- MSDP の配置のベストプラクティス
- ストレージのプロビジョニング
- 重複排除のライセンス
- 重複排除の構成
- 重複排除マルチスレッドエージェントの動作の構成
- MSDP フィンガープリントのキャッシュ動作の構成
- ストレージサーバーでの MSDP フィンガープリントキャッシュのシードの構成
- NetBackup KMS サービスを使用した MSDP 暗号化について
- メディアサーバー重複排除プールのストレージサーバーの構成
- 重複排除のディスクプールの構成
- [メディアサーバー重複排除プール (Media Server Deduplication Pool)]ストレージユニットの構成
- 同じドメイン内での MSDP の最適化複製について
- 同じ NetBackup ドメインでの MSDP 最適化複製の構成
- 異なる NetBackup ドメインへの MSDP レプリケーション設定
- NetBackup 自動イメージレプリケーションについて
- リモートドメインへの MSDP レプリケーションに対するターゲットの構成
- ストレージライフサイクルポリシーの作成
- 耐性ネットワークのプロパティ
- MSDP pd.conf ファイルの編集
- MSDP カタログの保護について
- MSDP カタログバックアップの設定
- 変更不可および削除不可のデータの NetBackup WORM ストレージサポートについて
- MSDP クラウドのサポート
- MSDP クラウドのサポートについて
- クラウド領域の再利用
- クラウド LSU のディザスタリカバリについて
- MSDP クラウドを使用したイメージ共有について
- MSDP クラウド変更不可 (WORM) ストレージのサポートについて
- AWS S3 の変更不可オブジェクトのサポートについて
- AWS S3 互換プラットフォームでの変更不可オブジェクトのサポートについて
- Azure Blob Storage の変更不可ストレージのサポートについて
- MSDP の S3 インターフェース
- 重複排除アクティビティの監視
- 重複排除の管理
- MSDP サーバーの管理
- NetBackup Deduplication Engine クレデンシャルの管理
- メディアサーバー重複排除プールの管理
- MSDP データ整合性チェックの動作の構成
- MSDP ストレージのリベースについて
- MSDP のリカバリ
- MSDP ホストの置換
- MSDP のアンインストール
- 重複排除アーキテクチャ
- ユニバーサル共有の構成と使用
- 取り込みモードの使用
- オブジェクトストアを使用したユニバーサル共有の有効化
- 分離リカバリ環境 (IRE) の構成
- NetBackup 重複排除シェルの使用
- 重複排除シェルからのユーザーの管理
- 重複排除シェルからの証明書の管理
- 重複排除シェルからの NetBackup サービスの管理
- 重複排除シェルからの NetBackup サービスの監視およびトラブルシューティング
- トラブルシューティング
- 統合ログについて
- レガシーログについて
- MSDP インストールの問題のトラブルシューティング
- MSDP 構成の問題のトラブルシューティング
- MSDP 操作上の問題のトラブルシューティング
- 複数ドメインの問題のトラブルシューティング
- 付録 A. MSDP ストレージへの移行
- 付録 B. Cloud Catalyst から MSDP ダイレクトクラウド階層化への移行
- 付録 C. Encryption Crawler
MSDP 複製とレプリケーションに対する個別ネットワークパスの構成
MSDP の複製とレプリケーションのトラフィックには MSDP バックアップに使っているネットワークと異なるネットワークを使えます。複製とレプリケーションのデータトラフィックと制御トラフィックの両方が個別のネットワーク上を移動します。
この手順では個別ネットワークにトラフィックをルーティングするのにストレージサーバーの hosts
ファイルを使う方法を記述します。
前提条件は次のとおりです。
コピー元と宛先ストレージサーバーの両方に、その他のネットワーク専用のネットワークインターフェースカードが必要です。
個別ネットワークが稼働中で、コピー元と宛先ストレージサーバーで専用ネットワークインターフェースカードを使っている。
UNIX の MSDP ストレージサーバーの場合には、ネームサービススイッチが DNS (ドメイン名システム)に問い合わせる前に必ずローカルの
hosts
ファイルを調べるように設定します。ネームサービススイッチについて詳しくはオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
MSDP の複製とレプリケーションに対して個別のネットワークパスを構成する方法
- コピー元ストレージサーバーで、宛先ストレージサーバーの専用ネットワークインターフェースをオペレーティングシステムの
hosts
ファイルに追加します。TargetStorageServer が複製専用の宛先ホストの名前である場合の IPv4 表記で書かれたhosts
エントリの例は次のとおりです。10.10.10.1 TargetStorageServer.example.com TargetStorageServer
Veritas ベリタス社では、ホストを指定するときは常に完全修飾ドメイン名を使用することをお勧めします。
- 宛先ストレージサーバーで、コピー元ストレージサーバーの専用ネットワークインターフェースをオペレーティングシステムの
hosts
ファイルに追加します。SourceStorageServer が複製専用のネットワーク上にあるソースホストの名前である場合の IPv4 表記で書かれたhosts
エントリの例は次のとおりです。10.80.25.66 SourceStorageServer.example.com SourceStorageServer
Veritas ベリタス社では、ホストを指定するときは常に完全修飾ドメイン名を使用することをお勧めします。
- 変更を強制的にすぐに反映させるには DNS のキャッシュを消去します。DNS キャッシュの消去について詳しくはオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
- 各ホストで ping コマンドを使うことにより各ホストがその他のホストの名前を解決することを確認します。
SourceStorageServer.example.com> ping TargetStorageServer.example.com TargetStorageServer.example.com> ping SourceStorageServer.example.com
ping コマンドが陽性結果を返した場合は、個別ネットワークにわたり複製とレプリケーション用のホストが構成されます。
- ターゲットストレージサーバーを設定するときには、代替のネットワークパスを表すホスト名を選択することを確認します。