NetBackup™ 管理者ガイド Vol. 1

ドライブ形式 (drive type)

ドライブの形式を指定します。次に有効なドライブ形式を示します。

ドライブは、ロボットライブラリに存在する (Drive is in a robotic library)

ドライブがロボット内に存在することを指定します。ドライブがスタンドアロンドライブの場合 (ロボット内に存在しない場合) には、このオプションを選択しないでください。

このオプションを選択する場合は、［ロボットライブラリ (Robotic library)］および［ロボットドライブ番号 (Robot drive number)］フィールドを構成します。

クリーニングの間隔 (Cleaning Frequency)

ドライブに対して、間隔に基づくクリーニングを指定します。NetBackup は一部のロボット形式のドライブクリーニングをサポートしません。

間隔を基準としたクリーニングスケジュールをドライブに設定する場合、ドライブクリーニング間のマウント時間数を設定します。ドライブを追加したり、マウント時間を 0 (ゼロ) にリセットすると、そのドライブへのボリュームのマウント時間が NetBackup によって記録されます。デフォルトの間隔は 0 (ゼロ) です。

ドライブがクリーニングされると、NetBackup によってマウント時間がリセットされます。

ドライブのクリーニングは、デバイスモニターからも実行できます。

クリーニングの間隔を指定しない場合でも、TapeAlert 機能を使用して自動ドライブクリーニングを実行できます。

TapeAlert のドライブクリーニングについて詳しくは、『NetBackup 管理者ガイド Vol. 2』を参照してください。

ドライブの状態 (Drive Status)

UNIX のみ。

ドライブの可用性を指定します。

ドライブを追加すると、そのドライブはデフォルトで起動状態になります。これは、ドライブが利用可能であることを意味します。ドライブが起動状態である場合、デフォルトのモードは AVR (自動ボリューム認識) です。

ドライブの状態を変更するには、［起動 (UP)］または［停止 (DOWN)］をクリックします。

デバイスモニターの［処理 (Actions)］メニューのコマンドを実行して、ドライブの状態を変更することもできます。

シリアル番号 (Serial Number)

ドライブのシリアル番号が表示される読み取り専用フィールド。

ロボットライブラリ (Robotic library)

ドライブを制御するロボットを指定します。ドライブを制御できる構成されたロボットを選択できます。

ロボットドライブ番号 (Robot drive number)

ドライブのロボット内での物理的な場所を指定します。ロボットに複数のドライブを追加する場合、物理ドライブを任意の順序で追加できます。たとえば、ドライブ 1 の前にドライブ 2 を追加できます。

メディアを適切にマウントして使用するためには、正しいロボットドライブ番号が必要です。ロボット内で、論理デバイス名 (Windows の場合) またはデバイスファイル (UNIX の場合) がいずれの物理ドライブを識別しているかを特定する必要があります。ドライブのシリアル番号とロボットからのドライブのシリアル番号情報を次のように関連付ける必要があります。

構成中に不適切なドライブ番号を割り当てた場合、割り当て時には NetBackup で検出されませんが、NetBackup によってこのドライブに対するメディアのマウントが試行されるとエラーが発生します。

ACS、LSM、パネル (Panel)、ドライブ (Drive)

ACS ロボット内のドライブの場所を指定します。

次の情報は ACS ロボットドライブにのみ適用されます。［ACS］プロパティはロボット内のドライブの物理的な場所を指定します。インストールの間、ロボットの物理ドライブと以前指定したデバイスファイルの間の相関が示されます。この関連付けは、インストール時に設定します。