NetBackup™ インストールガイド
- インストールの準備
- 一般的なインストールの情報
- インストール操作に関する注意事項および制限事項
- SORT の情報
- Veritas NetInsights コンソールの情報
- NetBackup ライセンス
- UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストール
- Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストール
- 管理インターフェースについて
- NetBackup クライアントソフトウェアのインストール
- NetBackup の構成
- NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除
- 参照先
NetBackup クライアントのインストールについて
定義上では、NetBackup サーバーはクライアントでもあります。NetBackup サーバーソフトウェアをインストールすると、クライアントソフトウェアもインストールされます。
クライアントソフトウェアをインストールするときは、サーバーソフトウェアがインストールされないため、本当のクライアントインストールを実行します。
クライアントソフトウェアは個々のコンピュータにローカルインストールするか、リモートインストールできます。オペレーティングシステムはどのクライアントがリモートでインストールできるか判断します。
Windows の場合 | Windows ホストは Windows クライアントにのみクライアントソフトウェアをプッシュできます。 クライアントのリモートインストールを実行するために使われるホストに NetBackup をインストールする必要はありません。 |
UNIX または Linux | NetBackup の Linux サーバーは UNIX または Linux クライアントにのみクライアントソフトウェアをプッシュできます。 NetBackup ソフトウェアとクライアント形式のソフトウェアを、クライアントのリモートインストールの実行に使用するサーバーにインストールする必要があります。 |
インストールの完了後に、nbserviceusercmd コマンドを使用してクライアントでサービスユーザーを変更できます。nbserviceusercmd コマンドについて詳しくは、『NetBackup コマンドリファレンスガイド』を参照してください。サービスユーザーアカウントについて詳しくは、https://www.veritas.com/support/en_US/article.100053035 を参照してください。
メモ:
クライアントがプライマリサーバーに直接接続されないセキュアな環境にクライアントを配備するには、追加の手順が必要になります。このトピックに関する詳細情報を参照できます。『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』で、プライマリサーバーに未接続でクライアントに証明書を配備する方法についてのトピックを参照してください。
メモ:
すべてのスクリプトは、ローカルに格納してローカルで実行する必要があります。すべてのユーザーにスクリプトの書き込み権限を与えることは推奨しません。ネットワークまたはリモートの場所からスクリプトを実行することは許可されません。NetBackup をアンインストールする際は、NetBackup の db_ext
(UNIX の場合) または dbext
(Windows の場合) に格納されている作成済みのスクリプトを保護する必要があります。
承認を受けた場所とスクリプトについて詳しくは、ナレッジベースの記事を参照してください。
http://www.veritas.com/docs/000126002
お使いのデータベースエージェントについて詳しくは、当該エージェントに関するマニュアルを確認してください。