NetBackup™ インストールガイド
- インストールの準備
- 一般的なインストールの情報
- インストール操作に関する注意事項および制限事項
- SORT の情報
- Veritas NetInsights コンソールの情報
- NetBackup ライセンス
- UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストール
- Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストール
- 管理インターフェースについて
- NetBackup クライアントソフトウェアのインストール
- NetBackup の構成
- NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除
- 参照先
NetBackup ホスト用のセキュリティ証明書について
NetBackup では、NetBackup ホストの認証にセキュリティ証明書を使用します。NetBackup セキュリティ証明書は、X.509 公開鍵基盤 (PKI) 標準に適合しています。プライマリサーバーは、NetBackup 認証局 (CA) として動作し、ホストに NetBackup 証明書を発行します。
NetBackup は、ホスト ID ベースとホスト名ベースの 2 種類の NetBackup ホストセキュリティ証明書を提供します。ホスト ID ベース証明書は、各 NetBackup ホストに割り当てられる UUID (Universal Unique Identifier) に基づいています。NetBackup プライマリサーバーは、これらの識別子をホストに割り当てます。
NetBackup 8.0 以前に生成されたすべてのセキュリティ証明書は、現在ホスト名ベースの証明書と呼ばれます。NetBackup は、これらの古い証明書を新しいホスト ID ベースの証明書に置き換える移行を進めています。この移行は今後のリリースで完了し、ホスト名ベース証明書は使用されなくなる予定です。ただし移行はその途上にあり、特定の処理では最新の NetBackup バージョンに引き続き過去のホスト名ベース証明書が必要です。
NetBackup では、NetBackup 認証局または外部認証局が発行した証明書をホストの認証に使用します。プライマリサーバーで外部証明書を使用する場合は、インストール後のプロセスで証明書を構成します。外部証明書を使用するメディアサーバーやクライアントでは、インストール時またはアップグレード時、あるいはインストール後またはアップグレード後に外部証明書を構成できます。
インストール後の処理について詳しくは、https://www.veritas.com/support/en_US/article.100044300 を参照してください。
NetBackup での外部 CA のサポート、および外部 CA が署名した証明書について詳しくは、『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください。