NetBackup™ インストールガイド
- インストールの準備
- 一般的なインストールの情報
- インストール操作に関する注意事項および制限事項
- SORT の情報
- Veritas NetInsights コンソールの情報
- NetBackup ライセンス
- UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストール
- Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストール
- 管理インターフェースについて
- NetBackup クライアントソフトウェアのインストール
- NetBackup の構成
- NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除
- 参照先
sftp 方式を使用したクライアントソフトウェアのインストール
このクライアントインストール方式は SunSSH と OpenSSH 製品の使用に基づいており、SunSSH と OpenSSH を特定のバージョンレベルとパッチレベルに設定しておく必要があります。これらのパッチについて詳しくは、『NetBackup 10.3 リリースノート』を参照してください。
この手順を実行する前に、次のガイドラインを参照してください。
SSH デーモン (sshd) |
この方法を使用するには、UNIX クライアントの sshd を有効にして root または root 以外のユーザーログインができるように構成する必要があります。 |
クライアントファイルの場所 |
クライアントソフトウェアをデフォルト以外の場所にインストールする場合、まず、目的のディレクトリを作成して、リンクさせる必要があります。ソフトウェアを保存するディレクトリを作成してから、そのディレクトリへのリンクとして インストールフォルダの制限事項についての追加情報を参照できます。 NetBackup インストールディレクトリの制限事項を参照してください。 |
バックアップポリシー |
クライアントがバックアップポリシーに割り当てられていることを確認します。 |
セキュリティ構成 |
install_client_files スクリプトによって、環境に基づくセキュリティ情報の入力を求めるメッセージが表示されることがあります。必須のこの情報は、プライマリサーバーのセキュリティモードとターゲットホストのセキュリティ構成に基づいています。プロンプトに応答する方法について詳しくは、『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください。 |
sftp 方式を使用して Linux プライマリサーバーから UNIX クライアントにクライアントソフトウェアをインストールする方法
- サーバーからクライアントの /tmp ディレクトリにクライアントソフトウェアを移動するには、NetBackup サーバーで install_client_files スクリプトを実行します。
次のいずれかのコマンドを使用します。
ソフトウェアを 1 つのクライアントに一度に移動する方法
/usr/openv/netbackup/bin/install_client_files sftp client user
client は、クライアントのホスト名です。
user は、クライアントの SSH で必要なログイン ID です。
ソフトウェアをすべてのクライアントに一度に移動する方法
/usr/openv/netbackup/bin/install_client_files sftp ALL user
ALL オプションは、サーバーのバックアップポリシーに構成されているすべてのクライアントのインストールを指定します。
user は、クライアントで必要なログイン ID です。
- スクリプトが実行された後、各クライアントコンピュータのルートユーザーは、次のスクリプトを実行する必要があります。
sh /tmp/bp.<pid>/client_config
pid はプロセス ID です。client_config スクリプトはバイナリをインストールします。