Enterprise Vault™ SMTP アーカイブの設定

SMTP グループジャーナルプロビジョニンググループを追加する方法

1. 管理コンソールの左ペインで、Enterprise Vault サイトを展開します。
2. ［対象］コンテナを展開して、［SMTP］コンテナを展開します。
3. ［プロビジョニンググループ］コンテナを右クリックし、［新規作成］、［プロビジョニンググループ］、［SMTP グループジャーナル］の順にクリックします。

   ウィザードが起動します。

4. フィールドに入力し、［プロビジョニンググループの作成］をクリックします。次の項目の指定を求めるメッセージが表示されます。

   • プロビジョニンググループの名前。

   • プロビジョニンググループのメンバーに対して SMTP アーカイブが有効か無効か。これは、［プロビジョニングされたユーザーのメッセージをアーカイブする］設定によって制御されます。

   • このプロビジョニンググループ内の対象ユーザーに割り当てられている SMTP ポリシー。

   • 各 Active Directory アカウントに関連付けられている SMTP 電子メールアドレスに対してターゲットを作成する際に、各アドレスを対象にするか、プライマリアドレスのみを対象にするか。

   • プロビジョニンググループを適用するドメイン。必要に応じて新しい Active Directory ドメインの詳細を入力できます。

     環境で信頼できるドメインを選択する必要があります。必要に応じて、必要なグローバルカタログサーバーを指定できます。

   • プロビジョニンググループのメンバーである対象ユーザー。

   • グループメンバーのメッセージを格納するアーカイブ。SMTP、共有、Exchange ジャーナル、Domino ジャーナルの各種類のアーカイブを選択するか、新しい SMTP アーカイブをウィザードで作成できます。

   • グループに割り当てる保持カテゴリ。選択したアーカイブに保持計画を割り当てている場合、Enterprise Vault はこの計画で定義されている保持カテゴリを適用します。保持設定を変更する場合は、アーカイブのプロパティを編集するか、または保持計画を割り当てていないアーカイブを選択する必要があります。

   • すべての SMTP プロビジョニンググループの SMTP プロビジョニングタスクをホストするための Enterprise Vault サーバー。最初のプロビジョニンググループを作成するときに、SMTP プロビジョニングタスクを作成するオプションがあります。このタスクは、プロビジョニンググループの対象に必要なポリシーを適用します。サイトにある任意の Enterprise Vault サーバーでタスクをホストできます。

5. 新しいプロビジョニンググループは、SMTP プロビジョニングタスクが次に実行されるときに設定されます。タスクのプロパティまたはコンテキストメニューの［今すぐ実行］オプションを使用して、タスクを即座に実行できます。
6. プロビジョニングタスクの実行が終了したら、Enterprise Vault SMTP サーバーで SMTP アーカイブタスクを再起動します。サイトに複数の Enterprise Vault SMTP サーバーが存在する場合、各 SMTP サーバーで SMTP アーカイブタスクを開始する必要があります。