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Enterprise Vault™ SMTP アーカイブの設定
Last Published:
2023-03-05
Product(s):
Enterprise Vault (14.4)
- このマニュアルについて
- Enterprise Vault SMTP アーカイブの概要
- SMTP アーカイブのインストール
- SMTP アーカイブの設定
- SMTP グループまたは SMTP メールボックスジャーナル用のユーザーのプロビジョニング
- SMTP ダッシュボードの使い方
- PowerShell cmdlet
- 付録 A. ターゲットアドレスの書き換えの設定
SMTP ルーティングアドレスの追加
ルーティングアドレスは、SMTP 電子メールメッセージを Enterprise Vault SMTP サーバーに転送するために使用されます。SMTP ジャーナルを設定する場合、追加する唯一のターゲットアドレスはルーティングアドレスです。SMTP グループジャーナルまたは SMTP メールボックスジャーナルを設定する場合は、必須のルーティングアドレスを追加してから、追加のターゲットアドレスを設定します。
SMTP グループジャーナルまたは SMTP メールボックスジャーナルのターゲットアドレスを追加する際は、プロビジョニンググループを作成することをお勧めします。プロビジョニンググループを使用して、ルーティングアドレスを追加することはできません。
SMTP ルーティングアドレスは、手動の SMTP ターゲットアドレスとして追加されます。このセクションで説明する Enterprise Vault 管理コンソール、または PowerShell コマンドレットの New-EVSMTPTarget を使用できます。
Enterprise Vault 管理コンソールを使って SMTP ルーティングアドレスを追加するには
- ナビゲーションペインで、[対象]、[SMTP]、[手動ターゲット]の順に移動します。
- [手動ターゲット]コンテナを右クリックし、[新規作成]、[対象の電子メールアドレス]の順に選択します。
新規 SMTP ターゲットウィザードが起動します。
- user@domain の形式でルーティングアドレスを入力します。ワイルドカード文字は SMTP ターゲットアドレスを指定するときは許可されません。
- SMTP グループジャーナルまたは SMTP メールボックスジャーナルを実装する場合も、ここでは、ジャーナルオプションの種類を[SMTP ジャーナル]に設定したままにします。
- ルーティングアドレスを含むメッセージに適用する SMTP ポリシーを選択します。[次へ]をクリックします。
- [追加]をクリックして、これらのメッセージを格納するアーカイブを選択します。このターゲットを新しい SMTP アーカイブに関連付ける場合は、[新規作成]をクリックします。[次へ]をクリックします。
- メッセージに適用する保持設定を選択します。[次へ]をクリックします。
メモ:
ターゲットのアーカイブが、他のアーカイブに関連付けられた別のターゲットにも関連付けられている場合、保持設定への変更は複数のアーカイブに適用されることがあります。
- ターゲットプロパティの概略が表示されます。[完了]をクリックします。
- SMTP グループジャーナルまたは SMTP メールボックスジャーナルを設定した後にこのルーティングアドレスを追加する場合は、タスクプロパティまたはコンテキストメニューの[今すぐ実行]オプションを使用して SMTP プロビジョニングタスクを再実行します。
- SMTP プロビジョニングタスクの実行が完了したら、Enterprise Vault SMTP サーバー上で SMTP アーカイブタスクを再起動します。サイトに複数の Enterprise Vault SMTP サーバーが存在する場合、各 SMTP サーバーで SMTP アーカイブタスクを開始する必要があります。