Enterprise Vault™ SMTP アーカイブの設定

Enterprise Vault SMTP ルーティングアドレスにすべてのメッセージのコピーを BCC 配信またはジャーナルするようにリレー MTA が設定されていることを確認します。

Enterprise Vault SMTP サーバーに対し、任意の負荷分散ソリューションが正しく設定されていることを確認します。

Enterprise Vault サーバーに接続できるサーバーの設定などの SMTP サーバーの設定を確認します。SMTP サーバー設定は、サイトのすべての Enterprise Vault SMTP サーバーに適用されます。

Enterprise Vault 管理コンソールでは、SMTP サーバー設定は［ターゲット］、［SMTP］のコンテナのプロパティにあります。

SMTP サイトの詳細設定［選択したジャーナルのアーカイブ］に設定された値を確認します。別の種類の SMTP ジャーナルとの組み合わせではなく、SMTP ジャーナルのみを実装する場合、値を［非選択］に設定します。これにより、SMTP アーカイブタスクは、保存フォルダにある各メッセージの X-RCPT-TO フィールドのみを診断します。すべての送信者と受信者フィールドでのターゲットアドレスの検索 (X-RCPT-TO、To、CC、BCC、From、Sender) は、SMTP グループジャーナルや SMTP メールボックスジャーナルなどの選択ジャーナルを実装する場合にのみ必要です。

Enterprise Vault 管理コンソールで、［選択したジャーナルのアーカイブ］はサイトプロパティの［詳細］タブにあります。サイトプロパティを開き、［詳細］タブを選択します。［一覧表示する設定の種類］ボックスで［SMTP］を選択すると、［選択したジャーナルのアーカイブ］が設定のリストに含められます。

ルーティングアドレスが、必要なポリシー、保持設定、およびアーカイブを使用して正しく設定されていることを確認します。

アドレスの書き換えを設定していない場合、すべてのルーティングアドレスのアーカイブを有効にする必要があります。つまり、ターゲットの［この SMTP アドレスで送信または受信したメッセージをアーカイブする］プロパティを選択する必要があります。

ルーティングアドレスに複数のアーカイブを割り当てた場合は、これらのアーカイブの場所が予想どおりであることを確認します。

ジャーナルするメッセージの容量が大きい場合は、複数の Enterprise Vault ストレージサーバーにアーカイブ負荷を分散することを推奨します。異なるボルトストアで複数のジャーナルアーカイブを作成することによってこれを実行できます。各ボルトストアは、異なる Enterprise Vault ストレージサービスによって管理される必要があります。

複数のアーカイブが 1 つのルーティングアドレスに割り当てられている場合、すべてのアーカイブは、同じ保持設定である必要があります。