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Cluster Server 8.0.2 設定およびアップグレードガイド - Linux
Last Published:
2023-07-18
Product(s):
InfoScale & Storage Foundation (8.0.2)
Platform: Linux
- 第 I 部 スクリプトベースのインストーラを使った Cluster Server の設定
- I/O フェンシングの必要条件
- データ整合性のための VCS クラスタ設定の準備
- VCS の設定
- データ整合性のための VCS クラスタの設定
- 第 II 部 応答ファイルを使った自動設定
- VCS の自動設定の実行
- 応答ファイルを使用した自動 I/O フェンシング設定の実行
- 第 III 部 手動設定
- VCS の手動設定
- データ整合性のためのクラスタの手動設定
- 第 IV 部 VCS のアップグレード
- VCS のアップグレード計画
- インストーラを使用した VCS アップグレードの実行
- オンラインアップグレードの実行
- VCS の段階的アップグレードの実行
- 応答ファイルを使用した VCS 自動アップグレードの実行
- VCS のアップグレード計画
- 第 V 部 クラスタノードの追加と削除
- 第 VI 部 インストールの参考情報
- 付録 A. サービスとポート
- 付録 B. 設定ファイル
- 付録 C. UDP 上での LLT の設定
- 付録 D. TCP 上での LLT の設定
- 付録 E. LLT リンクの IPv4 から IPv6 またはデュアルスタックへの移行
- 付録 F. RDMA 上での LLT の使用
- RDMA 上の LLT の設定
- RDMA 上の LLT のトラブルシューティング
- 付録 G. セキュアシェルまたはリモートシェルの通信用の設定
- 付録 H. インストールスクリプトオプション
- 付録 I. VCS の設定のトラブルシューティング
- 付録 J. CP サーバーベースの I/O フェンシングのためのサンプル VCS クラスタ設定図
- 付録 K. Steward プロセスのアップグレード
GAB プログラムが既存の iptable ルールを含んでいる正しくないメンバーシップ結果を報告する
UDP 上での LLT または RDMA 上での LLT 設定で、クラスタを開始すると、LLT リンクを正しく設定していても GAB がメンバーシップの詳細を表示しない場合があります。これは一部の iptable ルールが LLT パケットをフィルタで除外していることが原因の可能性があります。
解決策: 次のような LLT パケットのブロックを解除する iptable ルールを追加します。
# iptables -I INPUT -i interface-name -p udp --dport UDP_portnumber_LLT -j ACCEPT
# iptables -I INPUT -i interface-name -p udp --sport UDP_portnumber_LLT -j ACCEPT
たとえば、インターフェース eth2 と eth3 を LLT にそれぞれポート番号 50000 と 50001 で設定している場合、コマンドは次のようになります。
# iptables -I INPUT -i eth2 -p udp --dport 50000 -j ACCEPT
# iptables -I INPUT -i eth2 -p udp --sport 50000 -j ACCEPT
# iptables -I INPUT -i eth3 -p udp --dport 50001 -j ACCEPT
# iptables -I INPUT -i eth3 -p udp --sport 50001 -j ACCEPT
これらのルールを /etc/sysconfig/iptables
ファイルに追加して、変更を永続的にします。
-A INPUT -p udp --dport UDP_portnumber1_LLT -j ACCEPT -A INPUT -p udp --sport UDP_portnumber1_LLT -j ACCEPT -A INPUT -p udp --dport UDP_portnumber2_LLT -j ACCEPT -A INPUT -p udp --sport UDP_portnumber2_LLT -j ACCEPT
For example, -A INPUT -p udp --dport 50001 -j ACCEPT -A INPUT -p udp --sport 50001 -j ACCEPT -A INPUT -p udp --dport 50002 -j ACCEPT -A INPUT -p udp --sport 50002 -j ACCEPT