Veritas Access 7.3 リリースノート
- Veritas Access の概要
- このリリースでの変更点
- テクニカルプレビュー機能
- 修正された問題
- ソフトウェアの制限事項
- Flexible Storage Sharing の制限事項
- インストールとアップグレードに関する制限事項
- Veritas Access の言語サポート
- ファイルシステムの制限事項
- 既知の問題
- Veritas Access の既知の問題
- AWS の問題
- バックアップの問題
- CIFS の問題
- 重複排除の問題
- Enterprise Vault Attach の既知の問題
- FTP の問題
- GUI の問題
- インストールと設定に関する問題
- ネットワークの問題
- NFS の問題
- ObjectAccess の問題
- OpenDedup の問題
- OpenStack の問題
- レプリケーションの問題
- SmartIO の問題
- ストレージの問題
- Veritas Access の既知の問題
- ヘルプの入手
Enterprise Vault のストレージ形式としての Veritas Access ストリーマ
7.3 リリースでは、Enterprise Vault のストレージ形式として Veritas Access ストリーマを選択できるプレビュー機能が追加されています。
メモ:
この機能は、テストと開発環境でのみサポートされます。実稼働環境ではサポートされません。
Enterprise Vault 11 以降のバージョンを実行する必要があります。
Veritas Access ストリーマのセットアップウィザードを使用して、Veritas Access ストリーマをインストールできます。Veritas Access ストリーマのインストーラは、dvd1-rhel6_x86_64/EV_Streamer/Veritas_Access_Streamer_Setup.msi
にあります。
Veritas Access ストリーマをインストールするには
- Veritas Access ストリーマのインストーラを実行します。インストールする場所を選択するように求められます。デフォルトの場所を選択する必要があります。
[Next]をクリックします。
- インストーラでシステムに Veritas Access ストリーマをインストールする準備が完了しました。[Next]をクリックしてインストールを開始します。
- インストールの進行状況を示すウィンドウがポップアップします。インストールが完了したら、[Close]をクリックして、インストールを終了します。
- 管理者コマンドプロンプトを開いて、
C:\program files(x86)\Enterprise Vault\Veritas Access Streamer
に移動します。 - regsvr32 VeritasAccessStreamer.dll を実行します。正常に登録できたことを示すポップアップメッセージが表示されます。
C:\program files(x86)\Enterprise Vault\Veritas Access Streamer\xml
に移動して、EvExtendedSetttings.xml
ファイルを取得し、Veritas Access ストリーマを Enterprise Vault のストレージ形式として設定して、Veritas Access ストリーマデバイスを Enterprise Vault 管理コンソールに認識させます。「Veritas Access ストリーマを Enterprise Vault のストレージ形式として設定するには」を参照してください。
- 新しいパーティションを作成して、Veritas Access ストリーマがストレージオプションの 1 つとして表示されることを確認します。
Enterprise Vault サーバーで次の手順を実行できます。
Veritas Access ストリーマを Enterprise Vault のストレージ形式として設定するには
- Windows エクスプローラを開いて、<Program Files (x86)>\Enterprise Vault\InitialConfigurationData\en\Policies に移動します。
EVExtendedSettings.xml
のコピーを作成します。EVExtendedSettings.xml
をベリタスが提供するバージョンで置き換えます。C:\Program Files(x86)\Enterprise Vault\Veritas Access Stream\xml
に作成された xml ファイルを使用します。xml ファイルは、Veritas Access ストリーマの setup.msi
のインストール後に使用できます。「Veritas Access ストリーマをインストールするには」を参照してください。
- レジストリ値を [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\KVS\Enterprise Vault\Admin] "PopulateExtendedSettingTypes"="1" に更新します。
- 終了して、Enterprise Vault 管理コンソール (VAC) を再起動します。
- [Policies]、[Exchange]の順に移動します。
- [Exchange]を右クリックして、[Populate Setting Types]をクリックします。
ディレクトリデータベースの SettingsType テーブルが正しく入力されたことを示すメッセージが表示されます。
- Veritas Access ストリーマをストレージとして使用するすべての Enterprise Vault ストレージサーバーのストレージサービスを再起動します。
サービスが開始したら、パーティション設定時に Veritas Access ストリーマがストレージ形式として表示されます。
- [Veritas Access Streamer]を選択して[Next]をクリックします。
ここで、Veritas Access ストリーマを設定する必要があります。
Veritas Access ストリーマを設定するには
- Veritas Access ストリーマのプロパティを設定します。
名前
定義
値の例
Veritas Access Address
Veritas Access ストレージシステムのホスト名。
s3.isaa
Veritas Access Port
http 要求に対して Veritas Access ストレージシステムのサーバーがリッスンするポート。
8143
Veritas Access Access Key
バケットにアクセスするユーザーのアクセスキー。
********
Veritas Access Secret Key
バケットにアクセスするユーザーのシークレットキー。
********
http/https
サーバーに接続するために SSL を使用するかどうかを示します。
Yes
Veritas Access Bucket
パーティションデータが格納されるバケット。
evbucket
- パーティション設定の[Advanced]に移動して、[test]をクリックします。接続テストが成功したことを示すポップアップメッセージが表示されます。