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Veritas Access 7.3 リリースノート

Last Published: 2017-09-18

Product(s): Access (7.3)

Platform: Unix/Linux

RDMA LLT を使用するノードを再起動すると、LLT が動作しなくなる。または gabconifg - a コマンドで状態が危険と表示される (IA-1796)

Veritas Access クラスタノードでは、iptables がデフォルトで有効です。iptables は RDMA ネットワークの LLT 機能に影響します。

LLT は RDMA ネットワークで通信するために UDP を使用するため、LLT 接続を許可するルールを iptables に追加する必要があります。

iptables ルールは、LLT モジュールのロード前に反映されます。iptables ルールは、VCS の起動 (VCS サービスグループがオンラインになると起動される) 後に実行される Veritas Access スクリプトで管理されます。LLT がロードされると、iptables はデフォルト状態になり、UDP 経由の LLT 接続はブロックされます。

回避策:

RDMA LLT 環境で Veritas Access を新しく設定した場合:

すべての設定が完了したら、各ノードにログオンし、次のコードを入力して iptables を無効にします。
```
# chkconfig --level 123456 iptables off
```
すべてのノードを再起動します。再起動処理で OPENIB モジュールをアンロードできない場合は、電源管理からノードをリセットします。

RDMA LLT 環境で Veritas Access ノードを追加する場合:

ノードの追加が完了したら、各ノードにログインし、次のコードを入力して iptables を無効にします。
```
# chkconfig --level 123456 iptables off
```
すべてのノードを再起動します。再起動処理で OPENIB モジュールをアンロードできない場合は、電源管理からノードをリセットします。