Veritas NetBackup™ Appliance セキュリティガイド
- NetBackup Appliance セキュリティガイドについて
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- ユーザー権限の確認
- 侵入防止、侵入検知システム
- ログファイル
- オペレーティングシステムのセキュリティ
- データセキュリティ
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- ネットワークセキュリティ
- コールホームセキュリティ
- リモート管理モジュール (RMM) セキュリティ
- STIG と FIPS への準拠
メンテナンスシェルへのサポートのアクセスの管理
VxOS のセキュリティレベルを High に設定すると、Support > Maintenance メニューのメンテナンスシェルは無効になります。ただし、問題のトラブルシューティングや OS タスクの管理を行う場合は、メンテナンスシェルを有効化してアクセスすることをベリタスのサポート担当者に対して許可できます。
Main_Menu > Support > System メニューのコマンドを使用して、メンテナンスシェルへのサポートのアクセスを管理します。詳しくは、『Veritas NetBackup Appliance コマンドリファレンスガイド』を参照してください。
表: メンテナンスシェルへのサポートのアクセスを管理するためのコマンド
コマンド |
説明 |
---|---|
Support > System > Generate-otp |
このコマンドを使用して、10 桁のワンタイムパスワード (OTP) を生成します。このパスワードは 2 時間アクティブです。 OTP は、ベリタスのサポート担当者と共有できます。 |
Support > System > Show-otp |
このコマンドを使用して現在アクティブな OTP を表示します。 |
Support > System > Unlock |
このコマンドを使用して、ベリタスのサポート担当者がメンテナンスシェルを有効にします (Support > Maintenance)。Unlock コマンドを正常に実行してメンテナンスシェルにアクセスするため、ベリタスのサポート担当者は、アクティブな OTP に加えてカスタマケース ID とサポートパスフレーズを必要とします。 メモ: VxOS が一時的に Maintenance セキュリティレベルに設定されます。 |
Support > System > Lock |
このコマンドを使用してメンテナンスシェルを無効にします。ベリタスのサポート担当者はメンテナンスシェルにアクセスできなくなり、すべてのアクティブなセッションからログアウトされます。 メモ: VxOS が High セキュリティレベルに戻ります。 |