Veritas NetBackup™ Appliance セキュリティガイド
- NetBackup Appliance セキュリティガイドについて
- ユーザー認証
- ユーザー権限の確認
- 侵入防止、侵入検知システム
- ログファイル
- オペレーティングシステムのセキュリティ
- データセキュリティ
- Web セキュリティ
- ネットワークセキュリティ
- コールホームセキュリティ
- リモート管理モジュール (RMM) セキュリティ
- STIG と FIPS への準拠
NetBackup でのユーザー権限の確認について
nbasecadmin アカウントを使用して、NetBackup Web UI にログインし、アプライアンスのローカルユーザーや、LDAP サーバーまたは Active Directory (AD) サーバーに登録済みのユーザーに NetBackup の役割を割り当てることができます。 NetBackup の役割ベースのアクセス制御 (RBAC) で割り当てられた役割により、重要度の低い資産や機能へのアクセスを制限しながら、アプライアンスユーザーによる NetBackup での特定のタスクの実行を許可できます。RBAC および NetBackup のユーザー役割管理について詳しくは、『NetBackup Web UI 管理者ガイド』を参照してください。
バージョン 3.1.2 または 3.2 で実行されているアプライアンスをアップグレードする場合、NetBackup RBAC によって定義されたすべての非管理者の役割はアップグレード後に失効します。NetBackup 8.3 で導入された新しい RBAC モデルを使用して、既存の RBAC 構成を再構成する必要があります。
RBAC 移行ツールを使用して、既存のバックアップ管理者とセキュリティ管理者の役割を NetBackup 8.3 RBAC モデルに移行できます。RBAC 移行ツールは次の操作を実行します。
既存のセキュリティ管理者の役割を、追加されたプリンシパルとともに移行する
既存のバックアップ管理者の役割を削除し、そのユーザーを管理者の役割に再び割り当てる
RBAC 移行ユーティリティについて詳しくは、https://www.veritas.com/support/en_US/article.100047577 を参照してください。
現在構成されているすべての作業負荷管理者とカスタムの役割は、アップグレード後に再構成する必要があります。NetBackup 8.3 RBAC の役割ユーティリティを使用して、最新の役割の定義を追加できます。詳しくは、https://www.veritas.com/support/en_US/article.100047660 を参照してください。