NetBackup™ Self Service 構成ガイド
統合設定について
統合設定は、値を含む名前付き設定のフレキシブルなストアです。これらは、NetBackup Self Service と NetBackup の間の統合を構成するために使用されます。個別の設定はセクション内でグループ化され、[管理 (Admin)]、[設定]、[統合設定]の順にアクセスします。このセクションには、NetBackup Self Service ソリューションに関連する統合設定の完全リストが含まれます。個別のセクションまたは設定は、マニュアル全体の該当する機能領域で参照されます。
一部の設定では[テナントの上書きを許可 (Allow Tenant Override)]が[はい]に設定されています。これらの構成は通常テナントベースごとに構成する必要があり、上位レベルの統合設定では正常に完了されません。代わりに、特定のテナントに関する詳細下で構成されます。NetBackup Adapter のアクセス権設定にもユーザー上書きのオプションがあります。アクセス権に関する詳細を参照できます。
アクセス権を参照してください。
上書き設定がシステム全体の統合設定に対して自動的に作成された値から手動で変更される場合、その新しい値は無視されます。
テナントレベル統合設定のほとんどはホームページから作成されますが、[管理 (Admin)]、[組織 (Organization)]、[テナント (Tenant)]の各テナントレコードの別個のタブでも編集されます。テナント内からアクセスすると、テナントレベルで編集可能な設定のみが利用可能です。
事前に標準装備されている統合設定セクションは次のとおりです。
表: 統合設定の事前設定
設定 | 詳細 |
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NetBackup Adapter | このセクションでは、ソリューション全体に影響する設定が保持されます。次のセクションのうち 1 つのみがある必要があります。 |
NetBackup Adapter の使用方法 | このセクションでは、ホームページの[使用方法 (Usage)]パネルのデータと計算が管理されます。次のセクションのうち 1 つのみがある必要があります。 |
NetBackup Adapter のアクセス権 | このセクションでは、ソリューションで許可されるバックアップおよびリストアのアクションが決定されます。次のセクションのうち 1 つのみがある必要があります。 |
アクションリクエストタイプ | このセクションでは、特定の送信済みリクエストタイプの上書きがサポートされます。次のセクションのうち 1 つのみがある必要があります。 |
[vCloud Director インポートを追加 (Add vCloud Director Import)]フォームを完了すると生成される統合設定セクションは、次のとおりです。
表: 生成される統合設定
設定 | 詳細 |
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vCloud インポート import | このタイプのセクションには、vCloud Director インスタンスの詳細が含まれています。コンピュータはここからインポートされ、このセクションではインポートされたコンピュータと関連付けられている Self Service バックアップサーバーが決定されます。個別のテナント資格情報は、テナントに対して指定されます。複数の vCloud Director インポートセクションを指定できます。詳細情報を参照できます。 コンピュータの登録を参照してください。 |