NetBackup™ Self Service 構成ガイド
リクエストフォームの作成またはカスタマイズ
リクエストタイプはカスタマイズ可能ですが、通常の操作ではこのカスタマイズは不要です。標準装備になっているすべてのリクエストタイプは実装可能です。
メモ:
標準装備になっているリクエストフォームへの変更が必要な場合、まずそれをコピーしてから、そのコピーを必要に応じて編集できます。
NetBackup Self Service には、完全に事前構成されたリクエストフォーム (リクエストタイプ) が標準装備されています。これらのフォームは、バックアップオプションまたはリストアオプションがホームページダッシュボードから選択されると起動されます。追加のデータまたは統合が必要な場合、デフォルトのリクエストフォームをカスタマイズされたフォームへの関連付けで上書きできます。この上書きは、システム全体のレベルで有効になります。
カスタマイズはアップグレード時に上書きされる可能性があり、すべてのカスタマイズを再適用する必要があります。
標準装備されているリクエストフォームをリストから選択して、コピーする必要があります。フォームにアクセスするには、[管理 (Admin)]、[リクエストおよび承認 (Request and Approval)]、[リクエストタイプ (Request Type)]の順に選択します。次に、追加のリクエストフィールド、承認ステージまたはワークフローを追加すると、[リクエストタイプアクティブ (Request Type Active )]チェックボックスが有効になります。[リクエストタイプ名 (Request Type Name)]が[リクエストリスト (Request List)]での表示に適したテキストに修正されることを確認します。
メモ:
標準装備されているリクエストフィールドまたはワークフロー手順は削除しないでください。この機能は、フルフィルメント手順または承認プロセスの追加方法として利用可能です。
関連する[アクションリクエストタイプ (Action Request Type)]設定を[統合設定 (Integration Settings)]セクションから編集する必要があります。
- [管理 (Admin)]、[設定 (Settings)]、[統合設定 (Integration Settings)]の順に選択して、設定にアクセスします。
- 既存の値を新しい[リクエストタイプコード (Request Type Code)]と置き換え、編集します。
- 次に、標準装備されているリクエストフォームを無効化できます。
メモ:
サービスカタログ、標準装備されているリクエストタイプの完全リストは、デフォルト値へのリストアがリクエストされる場合に利用可能です。これらは、インストール場所の MsBuild\RequestTypes
フォルダにあります。
メモ:
交換用の[保護 (Protect)]と[今すぐバックアップ (Backup Now)]のフォームを有効にするには、それらを適切な[保護レベル (Protection Level)]にリンクします。このオプションは、管理者としてログオンすると[保護 (Protection)]ページに表示されます。