Enterprise Vault™ 導入/計画

SMTP アーカイブのインストールを計画する方法

SMTP アーカイブ機能を使って、SMTP メッセージをアーカイブする各 Enterprise Vault サーバーに Enterprise Vault SMTP アーカイブコンポーネントをインストールする必要があります。 各 Enterprise Vault SMTP サーバーには、ローカル SMTP 保存フォルダ用の十分な領域が必要です。

SMTP アーカイブを設定すると、Enterprise Vault SMTP サーバー設定とターゲット設定情報がサイトのすべての Enterprise Vault SMTP サーバーで共有されます。 これは、サイトの Enterprise Vault SMTP サーバーがサイトのすべての SMTP ターゲットに送信されたメッセージをアーカイブできることを意味します。

ジャーナルする SMTP メッセージの容量が大きい場合は、複数の Enterprise Vault ストレージサーバーにアーカイブ負荷を分散することを推奨します。 異なるボルトストアで複数のジャーナルアーカイブを作成することによってこれを実行できます。 異なる Enterprise Vault ストレージサービスで、各ボルトストアを管理する必要があります。

ターゲットの SMTP アドレスを含むメッセージを複数のアーカイブに格納する可能性がある場合は、単一のインスタンスストレージを実装すると便利です。 対象アーカイブごとにどのボルトストアが使用されるかをチェックします。 また、各ボルトストアに設定されたボルトストア共有もチェックする必要があります。