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NetBackup™ NAS 管理者ガイド
Last Published:
2024-05-15
Product(s):
NetBackup & Alta Data Protection (10.4)
- 第 I 部 NAS バックアップについて
- 第 II 部 NAS-Data-Protection (D-NAS) の使用
- D-NAS の概要
- D-NAS の計画とチューニング
- D-NAS 構成の前提条件
- ボリュームのマルチホストバックアップ
- NAS ボリュームの D-NAS ポリシーの構成
- アクセラレータの使用
- ベンダー変更追跡の使用
- D-NAS ポリシーを使用したレプリケーション
- D-NAS バックアップからのリストア
- トラブルシューティング
- 第 III 部 NDMP の使用
- NetBackup for NDMP の概要
- NetBackup for NDMP について
- NDMP バックアップの形式
- 異なるホストへのテープドライブの割り当てについて
- NetBackup for NDMP のインストールについての注意事項
- NDMP に接続されたデバイスへの NDMP バックアップの構成
- [メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]の構成について
- NDMP ポリシーの作成について
- DAR の有効化または無効化について
- NetBackup メディアサーバーへの NDMP バックアップ (リモート NDMP) の構成
- NDMP ダイレクトコピーの構成
- Accelerator for NDMP
- リモート NDMP とディスクデバイス
- NetBackup for NDMP での Shared Storage Option (SSO) の使用
- NDMP の NAS アプライアンス情報
- ベンダー固有の情報
- バックアップおよびリストアの手順
- トラブルシューティング
- NetBackup for NDMP のスクリプトの使用
- NetBackup for NDMP の概要
非 CAB 対応バージョンの NetBackup での NDMP クライアント名としてのデータ Vserver LIF の使用
この方法では、ノードスコープモードがクラスタで無効化され、データ Vserver 名が NetBackup の NDMP ポリシーのクライアント名として構成されます。
長所
NetBackup カタログはクライアント名によってバックアップを追跡するため、リストア時にその Vserver からデータを追跡する方が簡単です。
ボリュームが別のノードに移動する場合に十分な注意を払ったと仮定すると、リストアの実行時に Vserver 名を使用してバックアップされたすべてのボリュームが表示されます。
短所
cDOT ファイラは、Vserver に関連付けられ、データ Vserver LIF と同じノードでホストされているボリュームからのみデータを送信します。したがって、対応する LIF がない別のノードにボリュームが移動した場合にのみ、そのボリュームはバックアップされません。これはエラーではありません。ユーザーは、すべてのデータが確実にバックアップされるように、バックアップを慎重に監視する必要があります。
ボリュームが別のノードに移動する場合は、次のコマンドを使って Vserver LIF も他のノードに移動する必要があります。
net int migrate -vserver <vserver_name> -lif <vserver-LIF> -dest-node <dest-node> -dest-port <dest-port>
データ Vserver ではクラスタに接続されたテープドライブを参照できないため、データ Vserver のすべてのバックアップは 3-Way バックアップになります。