NetBackup™ Web UI 管理者ガイド

送信されるディザスタリカバリ電子メールおよびその添付ファイルには、次のような、正常にカタログリカバリするための重要な情報が含まれます。

• カタログバックアップを格納するメディアのリスト

• クリティカルポリシーのリスト

• カタログのリカバリ手順

• イメージファイル (添付ファイル)

  カタログバックアップポリシーに完全バックアップと増分バックアップの両方が含まれる場合、添付されるイメージファイルは、完全カタログバックアップまたは増分カタログバックアップのいずれかです。

  ウィザードパネルで［NetBackup カタログ全体を自動的にリカバリする。 (Automatically recover the entire NetBackup catalog.)］ オプションを選択した場合、増分カタログバックアップからリカバリを行うと、カタログ全体のリカバリが実行されます。これは、増分カタログバックアップでは、最後の完全バックアップの情報が参照されるためです。最後の完全カタログバックアップをリカバリしてから、後続の増分バックアップをリカバリする必要はありません。

• 添付ファイルとしてのディザスタリカバリパッケージ (.drpkg ファイル)

  メモ:

  ディザスタリカバリの電子メールの設定後も電子メール経由でディザスタリカバリパッケージを受信できない場合は、次を確認します。

  電子メール交換サーバーで添付ファイルのサイズがディザスタリカバリパッケージサイズ以上に設定されている。パッケージのサイズ (.drpkg ファイルのサイズ) は、カタログバックアップポリシーで指定したディザスタリカバリファイルの場所で確認できます。

  環境内のファイアウォールとウイルス対策ソフトウェアが、.drpkg 拡張子 (ディザスタリカバリパッケージファイルの拡張子) を持つファイルを許可します。

NetBackup は、次のイベント発生時にディザスタリカバリファイルを電子メールで送信します。

• カタログがバックアップされた場合。

• カタログバックアップが重複している、または複製された場合。

• プライマリカタログバックアップまたはコピーの期限が自動的に切れた、または手動で期限切れにした場合。