Cluster Server 8.0.2 付属エージェントリファレンスガイド - Solaris
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- ネットワークエージェントについて
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- IPMultiNICB と MultiNICB エージェントについて
- IPMultiNICB エージェント
- MultiNICB エージェント
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LDom エージェント
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- Project エージェント
- RestServer エージェント
- Zone エージェント
- インフラエージェントとサポートエージェント
- エージェントのテスト
- レプリケーションエージェント
属性
ここでは、VMwareDisks エージェントの必須属性およびオプション属性を示します。
必須属性 |
説明 |
---|---|
ESXDetails |
仮想マシンが設定されている ESX ホストまたは vCenter のホスト名と資格情報のリスト。 キーは、ESX または vCenter ホスト名または IP アドレスです。値は次の形式である必要があります。
例: IPv6 ESXDetails = { "[2620:128:f0a2:900d::150]" = "root=28:af:ab:3e:e4:71:ca:6b:99:9d:e3:dd:b1:bc:bc:50:d0:f2:f2:8c:36:9f:11:dc:63:93:5f:2c:e1:e7:14:25" } 例: IPv4 ESXDetails = { "192.168.0.100" = "root=28:af:ab:3e:e4:71:ca:6b:99:9d:e3:dd:b1:bc:bc:50:d0:f2:f2:8c:36:9f:11:dc:63:93:5f:2c:e1:e7:14:25" } データ形式と値のタイプ: 文字列 - 関連 |
DiskPaths |
VMwareDisks リソースによって管理されるディスクパスのリスト。 キーの形式は、「[データストア名]ディスクパス」となります。値の形式は、「SCSI コントローラキー: ターゲット ID (ディスクのユニット番号)」となります。例: 0:2。RDM の場合、接頭辞「RDM:」をディスクパスに追加します。 また、キーの形式は「Disk_UUID: [データストア名] Disk_path」である可能性もあります。RDM 場合は、「RDM: Disk_UUID: [データストア名] Disk_path」です。ディスク UUID が提供されない場合、エージェントは UUID を見つけ、属性を修正してディスクの UUID が含まれるようにします。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - 関連 |
オプションの属性 |
説明 |
---|---|
HAInfoDetails |
vSphere HA が有効であるかどうかを判断します。この属性は、vCenter Server の vCenter ホスト名または IP アドレスを使用して、vSphere HA の状態を判断します。 値は、Key=Value の形式で指定する必要があります。詳しくは、以下を参照してください。
例: IPv6 HAInfoDetails = {"[2001::15]" = "Administrator@IAG=JPLvPXoVNvQVo"} 例: IPv4 HAInfoDetails = {"192.168.0.100" = "Administrator@IAG=JPLvPXoVNvQVo"} この属性値を指定しない場合、エージェントは IsVMHAEnabled 属性値に基づいて vSphere HA 設定を判断します。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - 関連 |
IsVMHAEnabled |
vSphere HA が有効であるかどうかを定義します。値 1 は、vSphere HA が有効であることを示します。この属性値は、VMware vSphere HA クラスタ内の vSphere HA 設定と一致する必要があります。 vSphere HA をオンにした場合、この 属性値を 1 (True) に設定します。vSphere HA をオフにした場合、この属性値を 0 (False) に設定します。vSphere HA 設定は、HAInfoDetails 属性が設定されていない場合、またはエージェントが HAInfoDetails 属性に基づいた vSphere HA 詳細の取得に失敗した場合にのみ、この属性に基づいて判断されます。 デフォルト: 1 (True) データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー |
PanicVMOnESXLoss |
ESX ホストがネットワーク接続を失った場合に、仮想マシンで「パニック」を引き起こすには、この属性値を 1 (True) に設定します。 デフォルト: 0 (False) データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー |
ForceRegister |
内部使用の属性です。 |
VMRegisterWait |
指定された時間間隔 (秒)。この間に VMware HA は、ESX ホストにエラーが発生したときにその他の ESX ホストで仮想マシンを登録します。これは、IsVMHAEnabled が true に設定されている場合にのみ適用可能です。 デフォルト値: 120 秒 データ形式と値のタイプ: 整数 |
VirtualDiskMode |
ディスクを接続したときに使われるモードを指定します。 この属性の値は次のいずれかに設定できます。
アプリケーション監視の設定後に値を変更する必要があります。 メモ: VMwareDisks エージェントはディスクが設定されているモードを検出できません。フェールオーバーの後、ディスクは属性値で定義されているモードで接続します。ディスクモードについて詳しくは、VMware のマニュアルを参照してください。 デフォルト値: persistent データ形式と値のタイプ: 文字列 - 関連 |
DeleteSnapshot |
ディスクが NetBackup スナップショットまたはユーザーによるスナップショットに含まれていることをエージェントが検出した場合に実行する処理を指定します。 エージェントは、この属性の値に応じて次のいずれかの処理を実行します。
デフォルト値: 0 データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー |
SnapshotRemovalRetry |
ディスクの切断操作の一環としてスナップショット削除タスクを再試行する回数を指定します。
デフォルト値: 3 データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー メモ: 指定可能な値の範囲は 0 から 3 です。この範囲外の値が設定されている場合、エージェントは無視し、デフォルト値を使用して処理を進めます。 |
NBUPrimaryDetails |
NetBackup API を呼び出してスナップショットを管理するために必要な詳細情報を指定します。 この値は次の形式で指定する必要があります。 { "NetBackup_primary_server" = " APIKey: "api_key_value", CACert: "CA_certificate_filename_with_path", VMID: "virtual_machine_ID" }
エージェントは、これらの値を使用して、NetBackup サーバーとの接続を引き続き監視します。これらの値が正しくない場合、VMwareDisks リソースは UNKNOWN 状態になります。 デフォルト値: なし データ形式と値のタイプ: 文字列 - 関連 |