Cluster Server 8.0.2 付属エージェントリファレンスガイド - Solaris

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Product(s): InfoScale & Storage Foundation (8.0.2)
Platform: Solaris
  1. 付属エージェントの概要
    1.  
      付属エージェントについて
    2.  
      リソースとその属性
    3.  
      エージェントとそのリソースの修正
    4.  
      属性
    5.  
      ゾーン対応エージェント
    6.  
      IMF 対応エージェント
    7.  
      デバッグログメッセージの有効化
    8.  
      VCS によるマルチパスソリューションのサポート
  2. ストレージエージェント
    1.  
      ストレージエージェントの概要
    2. DiskGroup エージェント
      1.  
        IMF 対応
      2.  
        DiskGroup エージェントの依存関係
      3.  
        DiskGroup エージェントのエージェント関数
      4.  
        DiskGroup エージェントの状態の定義
      5.  
        DiskGroup エージェントの属性
      6.  
        DiskGroup エージェントのリソースタイプ定義
      7. DiskGroup エージェントの注意事項
        1.  
          高可用性のファイアドリル
        2.  
          ボリュームセットの使用
        3. ディスクグループの noautoimport フラグの設定
          1.  
            VxVM noautoimport フラグの使用
        4.  
          ファイバーチャネルアダプタの設定
        5.  
          IMF を使った DiskGroup エージェントの使用
        6.  
          NFS を使った DiskGroup エージェントの使用
      8. DiskGroup エージェントの設定例
        1.  
          DiskGroup リソースの設定
      9.  
        DiskGroup エージェントのデバッグログレベル
    3. DiskGroupSnap エージェント
      1.  
        DiskGroupSnap エージェントの依存関係
      2.  
        DiskGroupSnap エージェントのエージェント関数
      3.  
        DiskGroupSnap エージェントの状態の定義
      4.  
        DiskGroupSnap エージェントの属性
      5. DiskGroupSnap エージェントの注意事項
        1.  
          VCS のアップグレード後のファイアドリルの設定
        2.  
          ファイアドリルのサービスグループの SystemZones 属性の設定
        3.  
          ファイアドリルサービスグループの設定
        4.  
          Mount エージェントタイプの ArgList 属性に ReuseMntPt 属性を追加する
        5.  
          設定の注意事項
        6.  
          エージェントの制限事項
      6.  
        DiskGroupSnap エージェントのリソースタイプの定義
      7. DiskGroupSnap エージェントの設定例
        1.  
          標準的な DiskGroupSnap エージェントの main.cf 設定
        2.  
          Oracle リソースを持つ DiskGroupSnap のサンプル main.cf
      8.  
        DiskGroupSnap エージェントのデバッグログレベル
    4. Disk エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6.  
        デバッグログレベル
    5. Volume エージェント
      1.  
        Volume エージェントの依存関係
      2.  
        Volume エージェントのエージェント関数
      3.  
        Volume エージェントの状態の定義
      4.  
        Volume エージェントの属性
      5.  
        Volume エージェントのリソースタイプの定義
      6.  
        Volume エージェントの設定例
      7.  
        Volume エージェントのデバッグログレベル
    6. VolumeSet エージェント
      1.  
        VolumeSet エージェントの依存関係
      2.  
        VolumeSet エージェントのエージェント関数
      3.  
        VolumeSet エージェントの状態の定義
      4.  
        VolumeSet エージェントの属性
      5.  
        VolumeSet エージェントのリソースタイプの定義
      6. VolumeSet エージェントの設定例
        1.  
          DiskGroup リソースに依存するように設定された VolumeSet
      7.  
        VolumeSet エージェントの注意事項
      8.  
        アクセスできないボリュームのために VolumeSet エージェントがオンラインにならない
      9.  
        VolumeSet エージェントのデバッグログレベル
    7. Mount エージェント
      1.  
        IMF 対応
      2.  
        Mount エージェントの依存関係
      3.  
        Mount エージェントのエージェント関数
      4.  
        Mount エージェントの状態の定義
      5.  
        Mount エージェントの属性
      6.  
        Mount エージェントのリソースタイプ定義
      7.  
        Mount エージェントに関する注意事項
      8.  
        高可用性のファイアドリル
      9.  
        VxFS ファイルシステムロック
      10.  
        IMF の使用に関する注意事項
      11.  
        IPv6 の使用に関する注意事項
      12.  
        ループバックファイルシステムのサポート
      13.  
        Mount エージェントに対するレベル 2 の監視の有効化
      14.  
        ZFS ファイルシステムとプールの作成例
      15.  
        非グローバルゾーン内での VxFS 直接マウントのサポート
      16. Mount エージェントの設定例
        1.  
          Mount エージェントの VxFS の設定例
      17.  
        Mount エージェントのデバッグログレベル
    8. Zpool エージェント
      1.  
        Zpool エージェントの制限事項
      2.  
        Zpool エージェントの依存関係
      3.  
        Zpool エージェントのエージェント関数
      4.  
        Zpool エージェントの状態の定義
      5.  
        Zpool エージェントの属性
      6.  
        Zpool エージェントのリソースタイプの定義
      7.  
        Zpool エージェントの設定例
      8.  
        Zpool エージェントのデバッグログレベル
    9. VMwareDisksエージェント
      1.  
        エージェント関数
      2.  
        状態の定義
      3.  
        属性
      4.  
        リソースタイプの定義
      5.  
        設定例
    10. SFCache エージェント
      1.  
        リソースの依存関係(Resource Dependency)
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6. SFCache エージェントに関する注意事項
        1.  
          CVM/CFS での SFCache リソースの設定
      7.  
        デバッグログレベル
  3. Network エージェント
    1. ネットワークエージェントについて
      1. エージェントの比較
        1.  
          IP エージェントと NIC エージェント
        2.  
          IPMultiNICB エージェントと MultiNICB エージェント
        3.  
          802.1Q トランキング
        4.  
          リンクアグリゲーションのサポート
    2. IP エージェント
      1.  
        IP エージェントの高可用性のファイアドリル
      2.  
        IP エージェントの依存関係
      3.  
        IP エージェントのエージェント関数
      4.  
        IP エージェントの状態の定義
      5.  
        IP エージェントの属性
      6.  
        IP エージェントのリソースタイプ定義
      7. IP エージェントの設定例
        1.  
          設定 1
        2.  
          10 進数(基数 10)での NetMask
        3.  
          16 進数(基数 16)での NetMask の設定
      8.  
        IP エージェントのデバッグログレベル
    3. NIC エージェント
      1.  
        NIC エージェントの依存関係
      2.  
        NIC エージェントのエージェント関数
      3.  
        NIC エージェントの状態の定義
      4.  
        NIC エージェントの属性
      5.  
        NIC エージェントのリソースタイプ定義
      6. NIC エージェントの注意事項
        1.  
          NIC エージェントの高可用性のファイアドリル
        2.  
          Solaris 11: IPv4 および IPv6 インターフェース状態の動作の変更
      7. NIC エージェントの設定例
        1.  
          NIC エージェントのネットワークホストなしの設定(デフォルトの ping メカニズムを使用)
        2.  
          NIC エージェントのネットワークホストありの設定
        3.  
          NIC エージェントの IPv6 の設定
      8.  
        NIC エージェントの排他的 IP ゾーンの設定
      9.  
        NIC エージェントのデバッグログレベル
    4. IPMultiNICB と MultiNICB エージェントについて
      1.  
        MultiNICB の適切な操作を確認するためのチェックリスト
    5. IPMultiNICB エージェント
      1.  
        IPMultiNICB エージェントの依存関係
      2.  
        IPMultiNICB の必要条件
      3.  
        IPMultiNICB エージェントのエージェント関数
      4.  
        IPMultiNICB エージェントの状態の定義
      5.  
        IPMultiNICB エージェントの属性
      6.  
        IPMultiNICB エージェントのリソースタイプの定義
      7.  
        IPMultiNICB エージェントの論理 IP アドレスの手動での移行
      8. IPMultiNICB エージェントの設定例
        1.  
          IPMultiNICB と MultiNICB の他の設定例
      9.  
        IPMultiNICB エージェントのデバッグログレベル
    6. MultiNICB エージェント
      1.  
        MultiNICB エージェントのベースモードとマルチパスモード
      2.  
        MultiNICB エージェントの Oracle トランキング
      3.  
        MultiNICB エージェントの haping ユーティリティ
      4.  
        MultiNICB エージェントの依存関係
      5.  
        MultiNICB エージェントのエージェント関数
      6.  
        MultiNICB エージェントの状態の定義
      7.  
        MultiNICB エージェントの属性
      8.  
        MultiNICB エージェントのベースモードとマルチパスモードのオプション属性
      9.  
        MultiNICB エージェントのベースモードのオプション属性
      10.  
        MultiNICB エージェントのマルチパスモードのオプション属性
      11.  
        MultiNICB エージェントのリソースタイプの定義
      12.  
        Solaris オペレーティングモード: MultiNICB エージェントのベースとマルチパス
      13.  
        MultiNICB エージェントのベースモード
      14.  
        MultiNICB エージェントのフェールオーバーとフェールバック
      15.  
        MultiNICB エージェントのマルチパスモード
      16.  
        Solaris 11 の MultiNICB エージェントと IPMultiNICB エージェントの設定
      17.  
        MultiNICB エージェントのトリガスクリプト
      18. MultiNICB エージェントの設定例
        1.  
          Solaris での MultiNICB エージェントのインターフェース設定
        2.  
          ベースモードのテスト IP アドレスの設定
        3.  
          MultiNICB エージェントの IPMultiNICB と MultiNICB の設定
        4.  
          MultiNICB エージェントの IPv6 の設定
      19.  
        MultiNICB エージェントのデバッグログレベル
    7. DNS エージェント
      1.  
        DNS エージェントの依存関係
      2.  
        DNS エージェントのエージェント関数
      3.  
        DNS エージェントの状態の定義
      4.  
        DNS エージェントの属性
      5.  
        DNS エージェントのリソースタイプの定義
      6. DNS エージェントの注意事項
        1. セキュアな Windows DNS サーバーでの UNIX の VCS DNS エージェントの使用について
          1.  
            DNS エージェントのソフトウェアの必要条件
          2.  
            DNS エージェントの設定の必要条件
        2.  
          DNS エージェントの高可用性のファイアドリル
        3.  
          DNS エージェントの monitor のシナリオ
        4.  
          DNS エージェントの Web サーバーの設定例
        5.  
          DNS エージェントの BIND 9 の安全な DNS の更新
        6.  
          DNS エージェントの BIND 9 の TSIG キーを使った安全な更新の設定
      7. DNS エージェントの設定例
        1.  
          DNS エージェントの IPv6 の基本設定
        2.  
          DNS エージェントの IPv6 CNAME の設定例
        3.  
          DNS エージェントの IPv4 A の設定例
      8.  
        DNS エージェントのデバッグログレベル
  4. ファイル共有エージェント
    1.  
      ファイルサービスエージェントについて
    2. NFS エージェント
      1.  
        NFS エージェントの依存関係
      2.  
        NFS エージェントのエージェント関数
      3.  
        NFS エージェントの状態の定義
      4.  
        NFS エージェントの属性
      5.  
        NFS エージェントのリソースタイプの定義
      6.  
        NFS エージェントの設定例
      7.  
        NFS エージェントのデバッグログレベル
    3. NFSRestart エージェント
      1.  
        NFSRestart エージェントの依存関係
      2.  
        NFSRestart エージェントのエージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        NFSRestart エージェントの属性
      5.  
        NFSRestart エージェントのリソースタイプの定義
      6. NFSRestart エージェントの注意事項
        1.  
          高可用性のファイアドリルについて
        2.  
          -vers オプションを使って NFS エクスポートをマウントするとロック障害が起きる可能性がある
        3.  
          完全修飾ホスト名の提供
        4.  
          サービス管理機能
      7. NFSRestart エージェントの設定例
        1.  
          基本的なエージェントの設定
      8.  
        NFSRestart エージェントのデバッグログレベル
    4. Share エージェント
      1.  
        Share エージェントの依存関係
      2.  
        Share エージェントのエージェント関数
      3.  
        Share エージェントの状態の定義
      4.  
        Share エージェントの属性
      5.  
        Share エージェントのリソースタイプの定義
      6. Share エージェントの注意事項
        1.  
          高可用性のファイアドリル
      7.  
        Share エージェントの設定例
      8.  
        Share エージェントのデバッグログレベル
    5. Samba エージェントについて
      1.  
        Samba エージェント
      2.  
        Samba エージェントを使う前に
      3.  
        Samba エージェントのサポートされるバージョン
      4. Samba エージェントの設定に関する注意事項
        1.  
          複数の SambaServer リソースの設定
        2.  
          標準以外の設定ファイルまたは標準以外の lock ディレクトリに対する Samba の設定
      5. SambaServer エージェント
        1.  
          SambaServer エージェントの依存関係
        2.  
          SambaServer エージェントのエージェント関数
        3.  
          SambaServer エージェントの状態の定義
        4.  
          SambaServer エージェントの属性
        5.  
          SambaServer エージェントのリソースタイプの定義
        6.  
          SambaServer エージェントの設定例
        7.  
          SambaServer エージェントのデバッグログレベル
      6. SambaShare エージェント
        1.  
          SambaShare エージェントの依存関係
        2.  
          SambaShare エージェントのエージェント関数
        3.  
          SambaShare エージェントの状態の定義
        4.  
          SambaShare エージェントの属性
        5.  
          SambaShare エージェントのリソースタイプの定義
        6.  
          SambaShare エージェントの設定例
        7.  
          SambaShare エージェントのデバッグログレベル
    6. NetBios エージェント
      1.  
        NetBios エージェントの依存関係
      2.  
        NetBios エージェントのエージェント関数
      3.  
        NetBios エージェントの状態の定義
      4.  
        NetBios エージェントの属性
      5.  
        NetBios エージェントのリソースタイプの定義
      6.  
        NetBios エージェントの設定例
      7.  
        NetBios エージェントのデバッグログレベル
  5. サービスエージェントとアプリケーションエージェント
    1.  
      サービスエージェントとアプリケーションエージェントについて
    2. AlternateIO エージェント
      1.  
        AlternateIO エージェントの依存関係
      2.  
        AlternateIO エージェントのエージェント関数
      3.  
        AlternateIO エージェントの状態の定義
      4.  
        AlternateIO エージェントの属性
      5.  
        AlternateIO エージェントのリソースタイプ定義
      6.  
        AlternateIO エージェントの設定例
      7.  
        AlternateIO エージェントのデバッグログレベル
    3. Apache HTTP サーバーエージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6. Apache HTTP サーバーの注意事項
        1.  
          Apache HTTP サーバーエージェントを使う前に実行するタスク
        2.  
          アプリケーションエラーの検出について
        3.  
          VCS 制御外での Apache HTTP サーバーのオンライン化について
        4.  
          高可用性のファイアドリルについて
        5.  
          IMF での Apache エージェントの使用
        6.  
          Apache サービスグループの問題のトラブルシューティング
      7. 設定例
        1.  
          基本設定(Solaris の場合)
        2.  
          IPv6 の基本設定
        3.  
          amfstat コマンドのサンプル出力
      8.  
        デバッグログレベル
    4. Application エージェント
      1.  
        IMF 対応
      2.  
        Application エージェントの高可用性のファイアドリル
      3.  
        Application エージェントの依存関係
      4.  
        エージェント関数
      5.  
        アプリケーションエージェントの状態の定義
      6.  
        アプリケーションエージェントの属性
      7.  
        アプリケーションエージェントのリソースタイプの定義
      8. Application エージェントの注意事項
        1.  
          Application エージェントでの IMF の使用
        2.  
          MonitorProgram を使ったレベル 2 の監視
        3.  
          Application エージェントでの ProPCV の使用
        4.  
          プログラムの必要条件
        5.  
          デフォルトプロファイルの必要条件
        6.  
          クローン作成したアプリケーションエージェントのサポート
      9. Application エージェントの設定例
        1.  
          Application エージェントの設定 1
        2.  
          Application エージェントの設定 2
        3.  
          Application エージェントの設定 3
      10.  
        Application エージェントのデバッグログレベル
    5. CoordPoint エージェント
      1.  
        コーディネーションポイントとしての Coordination Point サーバー
      2.  
        コーディネーションポイントとしての SCSI-3 ベースのディスク
      3.  
        依存関係
      4.  
        エージェント関数
      5.  
        状態の定義
      6.  
        属性
      7.  
        リソースの種類の定義
      8. CoordPoint エージェントの注意事項
        1.  
          CoordPoint エージェントの I/O フェンシングレポート活動
        2.  
          AutoStartList 属性
        3.  
          Coordpoint リソースの詳細監視
        4.  
          RefreshRegistrations に設定された ActionOnCoordPointFault 属性
      9.  
        設定例
      10.  
        デバッグログレベル
    6. 
LDom エージェント
      1.  
        プライマリドメインと論理ドメインの依存関係と障害ポリシーの設定
      2.  
        IMF 対応
      3. 依存関係
        1.  
          ネットワークリソース
        2.  
          ストレージリソース
      4.  
        エージェント関数
      5.  
        状態の定義
      6.  
        属性
      7.  
        リソースタイプの定義
      8.  
        LDom エージェントの注意事項
      9.  
        auto-boot? 変数について
      10.  
        DomainFailurePolicy 属性の注意事項
      11.  
        VCS を使った論理ドメインの移行
      12.  
        グローバルクラスタ環境の DR のための LDom エージェントの設定
      13.  
        IMF との LDom エージェントの使用
      14.  
        設定例 1
      15.  
        設定例 2
      16.  
        ユーザー起動の LDom 移行をサポートするための設定
      17.  
        VCS で開始された移行のための設定
      18.  
        設定例(仮想マシンサービスグループの動的なフェールオーバー)
      19.  
        デバッグログレベル
    7. Process エージェント
      1.  
        IMF 対応
      2.  
        Process エージェントの高可用性のファイアドリル
      3.  
        Process エージェントの依存関係
      4.  
        Process エージェントのエージェント関数
      5.  
        Process エージェントの状態の定義
      6.  
        Process エージェントの属性
      7.  
        Process エージェントのリソースタイプの定義
      8. Process エージェントの使用に関する注意事項
        1.  
          プロセスの前提条件
      9. Process エージェントの設定例
        1.  
          Process エージェントの設定 1
        2.  
          Process エージェントの設定 2
      10.  
        Process エージェントのデバッグログレベル
    8. ProcessOnOnly エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプ定義
      6. ProcessOnOnly エージェントの使用に関する注意事項
        1.  
          プログラムの必要条件
      7.  
        設定例
      8.  
        デバッグログレベル
    9. Project エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        属性
      4.  
        リソースタイプの定義
      5.  
        設定例
      6.  
        デバッグログレベル
    10. RestServer エージェント
      1.  
        サービスグループのリソースの依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6.  
        設定例
      7.  
        トラブルシューティング情報
    11. Zone エージェント
      1.  
        IMF 対応
      2.  
        依存関係
      3.  
        エージェント関数
      4.  
        属性
      5.  
        グローバルクラスタ環境の DR のための Zone エージェントの設定
      6.  
        リソースタイプの定義
      7.  
        Zone エージェントの注意事項
      8.  
        Zone エージェントでの IMF の使用
      9.  
        デバッグログレベル
  6. インフラエージェントとサポートエージェント
    1.  
      インフラエージェントとサポートエージェントについて
    2. NotifierMngr エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6. 設定例
        1.  
          設定
      7.  
        デバッグログレベル
    3. Proxy エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        属性
      4.  
        リソースタイプ定義
      5. 設定例
        1.  
          設定 1
        2.  
          設定 2
        3.  
          設定 3
      6.  
        デバッグログレベル
    4. Phantom エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        リソースタイプの定義
      4. 設定例
        1.  
          設定 1
        2.  
          設定 2
    5. RemoteGroup エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプ定義
      6.  
        デバッグログレベル
  7. エージェントのテスト
    1.  
      エージェントのテストについて
    2. ElifNone エージェント
      1.  
        ElifNone エージェントの依存関係
      2.  
        ElifNone エージェントのエージェント関数
      3.  
        ElifNone エージェントの状態の定義
      4.  
        ElifNone エージェントの属性
      5.  
        ElifNone エージェントのリソースタイプの定義
      6.  
        ElifNone エージェントの設定例
      7.  
        ElifNone エージェントのデバッグログレベル
    3. FileNone エージェント
      1.  
        FileNone エージェントの依存関係
      2.  
        FileNone エージェントのエージェント関数
      3.  
        FileNone エージェントの状態の定義
      4.  
        FileNone エージェントの属性
      5.  
        FileNone エージェントのリソースタイプの定義
      6.  
        FileNone エージェントの設定例
      7.  
        FileNone エージェントのデバッグログレベル
    4. FileOnOff エージェント
      1.  
        FileOnOff エージェントの依存関係
      2.  
        FileOnOff エージェントのエージェント関数
      3.  
        FileOnOff エージェントの状態の定義
      4.  
        FileOnOff エージェントの属性
      5.  
        FileOnOff エージェントのリソースタイプの定義
      6.  
        FileOnOff エージェントの設定例
      7.  
        FileOnOff エージェントのデバッグログレベル
    5. FileOnOnly エージェント
      1.  
        FileOnOnly エージェントの依存関係
      2.  
        FileOnOnly エージェントのエージェント関数
      3.  
        FileOnOnly エージェントの状態の定義
      4.  
        FileOnOnly エージェントの属性
      5.  
        FileOnOnly エージェントのリソースタイプの定義
      6.  
        FileOnOnly エージェントの設定例
      7.  
        FileOnOnly エージェントのデバッグログレベル
  8. レプリケーションエージェント
    1.  
      レプリケーションエージェントについて
    2. RVG エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6.  
        設定例
    3. RVGPrimary エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6.  
        設定例
    4. RVGSnapshot
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6.  
        設定例
    5. RVGShared エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6.  
        設定例
    6. RVGLogowner エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6.  
        RVGLogowner エージェントの注意事項
      7.  
        設定例
    7. RVGSharedPri エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6.  
        設定例

DiskGroup エージェントの属性

表: 必須属性

必須属性

説明

DiskGroup

Veritas Volume Manager で設定されたディスクグループの名前。

データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

表: オプションの属性

オプションの属性

説明

MonitorReservation

この値が 1 で SCSI-3 フェンシングが利用される場合、エージェントは、ディスクグループ上の SCSI 予約を監視します。予約がない場合は、monitor エージェント関数はそのリソースをオフラインにします。

データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

デフォルト: 0

メモ:

MonitorReservation 属性を 0 に設定し、クラスタ全体の属性である UseFence の値を SCSI3 に設定してディスクグループを SCSI 予約を使わずにインポートすると、monitor エージェント関数はそのディスクグループリソースを含むサービスグループをオフラインにします。

PanicSystemOnDGLoss

ディスクグループが無効になった場合または監視操作がタイムアウトした場合にノードをパニックにするかどうかを決定します。ストレージ接続を失うことにより、ディスクは無効になります。正しく応答しない VxVM コマンドにより監視操作がタイムアウトすることがあります。

メモ:

FaultOnMonitorTimeout に高い値を設定すると、システムの許容度を高めることができます。

この属性は次の値を受け入れます。

  • 0: システムを停止しない

  • 1: ディスクグループが DISABLED 状態になった場合またはディスクグループのリソース障害が監視のタイムアウトによって発生した場合にシステムを停止する

  • 2: ディスクグループが DISABLED 状態になった場合にのみシステムを停止する

  • 3: ディスクグループのリソース障害が監視のタイムアウトによって発生した場合にのみシステムを停止する

この属性の値が 0 で、ディスクグループが無効になれば、次の状態が発生します。

  • クラスタで I/O フェンシングが有効な場合 (クラスタレベルの UseFence 属性が SCSI3 に設定されている)、DiskGroup リソースの監視操作は OFFLINE と報告されます。これにより、エージェントでは clean が呼び出され DiskGroup リソースはオフラインになります。

    DiskGroup リソースのオフライン化の一部として、エージェントは無効になったディスクグループをデポートしようとします。無効になったディスクグループのデポートが失敗して DiskGroup リソースが FAULTED の状態になっても、clean 操作は成功します。この状態では、DiskGroup リソースを含んでいるサービスグループのフェールオーバーが有効になります。DiskGroup リソースを含んでいるサービスグループをフェールバックするには、障害が発生したノードでストレージの接続を復元してからディスクグループを手動でデポートします。

  • クラスタが I/O フェンシングを使わない場合、メッセージはログに記録され、リソースは ONLINE として報告されます。リソースが ONLINE と報告されるのはフェールオーバーしないためであり、これによりデータの整合性が保証されます。

PanicSystemOnDGLoss

(続き)

注意:

  • PanicSystemOnDGLoss 属性は MonitorReservation 属性に依存しません。

  • ストレージ接続消失をより効果的に検出するために、Diskgroup には各ボリュームの Volume リソースを設定することをお勧めします。

  • PanicSystemOnDGLoss をゼロ以外の値に設定した場合に uadmin 5 0 コマンドを使うと、システムでパニックが発生します。このコマンドはシステムを停止します。管理者はシステムを起動する必要があります。

データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

デフォルト: 0

StartVolumes

この属性の値が 1 の場合、DiskGroup の online 関数は、ディスクグループをインポートした後、そのディスクグループに所属するすべてのボリュームを起動します。

メモ:

Veritas Volume Manager のシステムレベルで autostartvolumes のデフォルトをオンに設定している場合は、ディスクグループを構成するすべてのボリュームをインポートディスクグループの一部として起動します。

データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

デフォルト: 1

StopVolumes

値が 1 の場合、DiskGroup の offline 関数はディスクグループをデポートする前に、そのディスクグループに所属するすべてのボリュームを停止させます。

データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

デフォルト: 1

UmountVolumes

この属性は、オープンボリュームが VCS 制御外でマウントされても、DiskGroup リソースを強制的にオフラインにできます。この属性の値が 1 で、ディスクグループがボリュームをオープン済みである場合は、次の状態が発生します。

  • エージェントは、オープンボリュームのファイルシステムをマウント解除しようとします。必要に応じて、エージェントはオープンボリュームのファイルシステムを使って VCS のすべての管理されたアプリケーションと管理対象外のアプリケーションを強制終了しようとします。

  • エージェントは、ファイルシステムのマウントを強制的にマウント解除し、ボリュームを閉じようとします。

データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

デフォルト: 0

予約 (Reservation)

SCSI-3 予約を有効にするかどうかを決定します。この属性には、次の 3 つの値のいずれかを設定できます。

  • ClusterDefault - クラスタレベルの UseFence 属性の値が SCSI-3 の場合、ディスクグループは SCSI-3 予約を使ってインポートされます。クラスタレベルの UseFence 属性の値が NONE の場合、ディスクグループは予約を使わずにインポートされます。

  • SCSI3 - クラスタレベルの UseFence 属性の値が SCSI-3 の場合、ディスクグループは SCSI-3 予約を使ってインポートされます。

  • NONE - ディスクグループは SCSI-3 予約を使わずにインポートされます。

SCSI-3 予約を使ってディスクグループをインポートする場合は、ディスクグループのディスクが SCSI-3 PR (Persistent Reservation) に準拠していることを確認します。

データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

デフォルト: ClusterDefault

例: "SCSI3"

ForceImport

ディスクグループの強制的なインポートを有効または無効にします。

この属性の値が 1 の場合、ディスクグループは強制的にインポートされます。ディスクグループ内のすべてのディスクが利用できない場合は、この属性を 0 に設定してディスクの強制的なインポートを無効にすることができます。この属性は、ClearClone 属性が 1 に設定されている場合は無視されます。ClearClone が 0 または 2 に設定されている場合にのみ考慮されます。

データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

デフォルト: 1

ClearClone

この属性には、0 から 2 の整数値を指定します。

この属性が 0 以外の値に設定されている場合、ディスクグループは -c オプションを使ってインポートされます。ディスクグループをインポートするときに、このオプションによりディスクグループのディスクから clone フラグと udid_mismatch フラグを消去し、必要に応じて UDID の更新も行います。

ForceImport 属性は、この属性が 0 または 2 に設定されている場合にのみ考慮されます。この属性が 1 に設定されている場合は無視されます。

「-c」オプションについて詳しくは、VxVM のマニュアルページを参照してください。

メモ:

ハードウェアクローンデバイスの場合、この属性を 1 に設定しないでください。

データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

デフォルト: 0

DGOptions

vxdg インポートコマンドのオプションを指定します。エージェントは、DiskGroup リソースをオンラインにするときにのみ、この属性を使用します。

詳しくは、vxdg(1m) マニュアルページを参照してください。

データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

例: "-o noautostart -o updateid"

ScanDisks

VxVM ディスクグループに関連付けられているすべてのディスクパスについて、選択されたデバイスをスキャンできます。ハードウェアクローンまたはハードウェアがレプリケートされたデバイスをインポートする前に、ディスクの VxVM 属性と DMP 属性を更新します。

  • 1 に設定すると、ディスクグループのインポート操作の前に、選択されたデバイスのスキャンが実行されます。

  • 0 に設定すると、選択されたデバイスのスキャンは実行されません。

    ScanDisks が 0 に設定されている場合でも、最初のディスクグループのインポート時にディスクグループがインポートに失敗して HARDWARE_MIRROR を含むエラー文字列を返す場合、インポートが正常に完了する可能性を高めるために、DiskGroup エージェントによって、選択されたデバイスのスキャンが実行されます。

データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

デフォルト: 0

この属性は通常、ハードウェアレプリケーション環境で使います。

ClearClone 属性と ForceImport 属性を一緒に考慮する方法

ClearClone

ForceImport

動作

0

0

クローンの消去オプションは無効になり、ディスクグループの強制的なインポートも無効になります。

0

1

(デフォルト) クローンの消去オプションは無効になり、ディスクグループの強制的なインポートは有効になります。

1

0

クローンの消去オプションは有効になり、ディスクグループの強制的なインポートは無効になります。

1

1

クローンの消去オプションは有効になり、ディスクグループの強制的なインポートは無効になります。この場合、ForceImport 属性は考慮されないというメッセージがログに記録されます。

2

0

クローンの消去オプションは有効になり、ディスクグループの強制的なインポートは無効になります。

2

1

クローンの消去オプションは有効になり、ディスクグループの強制的なインポートも有効になります。

表: 内部属性

属性

説明

tempUseFence

この属性は内部使用のみを目的として予約されています。

NumThreads

リソースを管理するためにエージェントプロセスで使われるスレッド数です。この属性で定義された数は、他の内部の目的で使うスレッドの数を含みません。

NumThreads 属性を高い値に設定すると、オンラインに移行する時間や、多数の DiskGroup リソースを監視する時間が短くなる場合があります。

データ形式と値のタイプ: 静的整数 - スカラー

デフォルト: 1

メモ:

DiskGroup リソースの数が多く、これらのリソースがオンラインに移行するのに長い時間がかかる場合は、NumThreads 属性の値を 1 より大きくすることを検討してください。