Cluster Server 8.0.2 付属エージェントリファレンスガイド - Solaris
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MultiNICB エージェントのベースモードとマルチパスモードのオプション属性
表: ベースモードおよびマルチパスモードのオプション属性
オプションの属性 | 説明 |
---|---|
DefaultRouter | この属性は、サブネット上のデフォルトルータの IP アドレスです。 この値を指定する場合、リソースがオフラインになると、エージェントはデフォルトルータを削除します。 グループがオンラインに戻ると、エージェントはルートを元に追加します。 1 つのホスト上に複数の IP サブネットが存在する場合、この属性を指定する必要があります。 値を指定しない場合、最初のデフォルトルートに対応するサブネットが停止すると、パケットは正常にルーティングされません。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー デフォルト: 0.0.0.0 例: "192.1.0.1" |
GroupName | GroupName 属性は、エージェントの制御下のインターフェースに割り当てる IPMP グループの名前です。 名前の長さは、31 バイト文字以上に設定できません。 この属性を指定しない場合、MultiNICB リソース名は IPMP グループ名として設定されます。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー 例:"IPMPgrp1" |
MpathdCommand | この値は、mpathd 実行可能ファイルへのパスです。 mpathd を停止または再起動するには、MpathdCommand を使います。 詳しくは、UseMpathd 属性を参照してください。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー デフォルト: /usr/lib/inet/in.mpathd |
UseMpathd | この値の正当な値は 0 および 1 です。1 つのシステム上のすべての MultiNICB リソースは、この属性に対して同じ値を持っている必要があります。 属性の値が 0 の場合、in.mpathd はそのシステム上で自動的に停止されます。 mpathd について詳しくは、Oracle のマニュアルを参照してください。 属性の値が 1 の場合、MultiNICB は mpathd(in.mpathd)が実行されているとみなします。 まだ実行されていない場合は、この値により mpathd が再起動されます。 データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー デフォルト: 0 |
Protocol | エージェントで使う IP プロトコルのタイプ(IPv4 または IPv6)を指定します。 IPv6 プロトコルを使うときは、この属性、Device 属性、対応する IPMultiNICB エージェントの PrefixLen 属性の値を設定する必要があります。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー デフォルト: IPv4 例: IPv6 |