<book_title> を検索 ...

NetBackup™ for VMware 管理者ガイド

Last Published: 2023-12-28

Product(s): NetBackup (10.3)

vSphere のタイムアウトおよびログの値の変更

表: vSphere タイムアウトの DWORD キーとデフォルト値はさまざまなタイムアウトの vSphere キーとそのデフォルト値を示します。これらの値はバックアップホストで変更することができます(このトピックの手順を参照してください)。

表: vSphere タイムアウトの DWORD キーとデフォルト値

vSphere API ログレベルのキーとデフォルト値を次に示します。

表: vSphere API ログレベルの DWORD キーとデフォルト値

DWORD キー名	デフォルト値
vmcloglevel	0 (ログなし)

vSphere API のログレベルの変更は、次のバックアップホストのログに影響します。

ログはバックアップホストの次の場所にあります。

Windows の場合: install_path\NetBackup\logs\

Linux の場合: /usr/openv/netbackup/logs/

Windows で vSphere のタイムアウトとログの値を変更する方法

バックアップホストの Windows デスクトップで、［スタート］>［ファイル名を指定して実行］をクリックし、regedit と入力します。
念のために、現在のレジストリのバックアップを作成します (［ファイル］>［エクスポート］)。
［HKEY_LOCAL_MACHINE］>［SOFTWARE］>［Veritas］>［NetBackup］>［CurrentVersion］>［Config］に移動して、BACKUP というキーを作成します。
タイムアウト値を変更するには、適切なレジストリ名 (BACKUP や jobtimeout など) を使用して、poweroptimeoutの下に新しい DWORD を作成します。
タイムアウトの値を入力します。
vSphere API ログのレベルを変更するには、vmcloglevel という新しい DWORD を作成し、新しいログの値を入力します。
0 から 6 の値を指定できます。0 はログなしを示し、6 は最も高いログレベルを示します。

Linux で vSphere のタイムアウトとログの値を変更する方法

Linux のバックアップホストで次のファイルを作成してください (または開いてください)。
/usr/openv/netbackup/virtualization.conf
タイムアウト値を変更するには、適切な名前 (jobtimeout や poweroptimeout など) を使って、[BACKUP] の下に新しい dword 行を入力します。タイムアウトの値を入力します。
たとえば、
```
[BACKUP]
"jobtimeout"=dword:60
```
この例は 60 秒にジョブタイムアウトを設定します。
注意: ファイルに [BACKUP] 行がすでに含まれている場合、別の [BACKUP] 行を追加しないでください。[BACKUP] に存在するその他の行はそのまま残してください。
vSphere API ログのレベルを変更するには、[BACKUP] で vmcloglevel の dword 行とログの値を入力します。たとえば、
```
"vmcloglevel"=dword:6
```
0 から 6 の値を指定できます。0 はログなしを示し、6 は最も高いログレベルを示します。