NetBackup™ for VMware 管理者ガイド

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Product(s): NetBackup (10.3)
  1. 概要
    1.  
      NetBackup for VMware について
    2.  
      データベースデータを含む仮想マシンのバックアップについて
    3.  
      VMware バックアップホストとしての NetBackup アプライアンスについて
    4.  
      NetBackup for VMware のコンポーネント
    5.  
      バックアップホストとしてのアプライアンス: コンポーネントの概要
    6.  
      バックアップまたは検出ホストとしてのメディアサーバー
    7.  
      VMware バックアップ処理の概要
    8.  
      NetBackup for VMware の用語
  2. 必須タスク: 概要
    1.  
      VMware の作業の概要
    2.  
      NetBackup の作業の概要
  3. 注意事項および前提条件
    1.  
      NetBackup for VMware の前提条件
    2.  
      NetBackup for VMware: 注意事項および制限事項
    3.  
      VVol (VMware Virtual Volumes) に関する注意事項
    4.  
      VMware IPv6 環境のバックアップに必要な NetBackup IPv6 パラメータ
    5.  
      NetBackup for VMware: Linux 仮想マシンの注意事項
    6.  
      VMware バックアップホストとしての NetBackup Appliance に関する注意事項
    7.  
      NetBackup for VMware による SAN マルチパスのサポート
    8.  
      耐障害性 VM に対する NetBackup for VMware のサポート
    9.  
      プライマリ VM 識別子に対する NetBackup の文字制限
    10.  
      ポリシーのクエリビルダーでは、表示名、リソースプール名、vApp 名の大文字と小文字を区別します。
    11.  
      hotadd トランスポートモードに関する注意事項
    12.  
      VMware Intelligent Policy の問い合わせにおけるタグの使用の注意事項と制限事項
    13.  
      VMware タグ関連付けのバックアップとリストアのための注意事項と制限事項
    14.  
      VMware ストレージポリシーのバックアップとリストアのための注意事項と制限事項
  4. NetBackup と VMware の通信の構成
    1.  
      NetBackup への VMware バックアップホストの追加
    2. VMware の NetBackup クレデンシャルの追加
      1.  
        VMware Managed Object Browser を使ったサーバー名の検証
    3.  
      NetBackup の VMware サーバーのホスト名の変更
    4.  
      vCenter にイベントをホストする権限の設定
    5.  
      NetBackup vSphere プラグインのための認証トークン
    6.  
      VMware リソースの使用に関するグローバル制限の設定
    7. NetBackup での VMware 仮想化サーバー証明書の検証
      1.  
        NetBackup サーバーとクライアントの ECA_TRUST_STORE_PATH
      2.  
        NetBackup サーバーとクライアントの ECA_CRL_PATH
      3.  
        NetBackup サーバーとクライアントの ECA_CRL_PATH_SYNC_HOURS
      4.  
        NetBackup サーバーとクライアントの ECA_CRL_CHECK
      5.  
        サーバーとクライアントの VIRTUALIZATION_HOSTS_CONNECT_TIMEOUT
      6.  
        サーバーとクライアントの VIRTUALIZATION_HOSTS_SECURE_CONNECT_ENABLED
      7.  
        NetBackup サーバーとクライアントの VIRTUALIZATION_CRL_CHECK
      8.  
        NetBackup サーバーとクライアントの VMWARE_TLS_MINIMUM_V1_2
  5. NetBackup for VMware ポリシーの構成
    1.  
      VMware ポリシーの構成
    2.  
      [属性 (Attributes)]タブでポリシーごとのジョブ数を制限する (VMware)
    3. [VMware]タブのバックアップオプション
      1.  
        VMware バックアップホスト
      2.  
        [最適化 (Optimizations)]オプション (VMware)
      3.  
        [プライマリ VM 識別子 (Primary VM identifier)]オプション (VMware)
      4.  
        [既存のスナップショット処理 (Existing snapshot handling)]のオプション (VMware)
      5.  
        [トランスポートモード (Transport modes)]オプション (VMware)
      6.  
        アプリケーション保護オプション (VMware)
      7.  
        [VMware - 詳細属性 (VMware - Advanced Attributes)]ダイアログ
      8.  
        ポスト vCenter イベントオプション (VMware 詳細属性) について
    4. [ディスクを除外 (Exclude Disks)]タブ
      1.  
        仮想ディスクの選択におけるディスクのエクスクルードオプションについて
      2.  
        バックアップからディスクを除外する: 避けるべき例
      3.  
        ブートディスクまたはデータディスクをエクスクルードしたバックアップからのデータのリストア
    5.  
      VMware 仮想マシンの参照
    6.  
      仮想マシンを参照するときに NetBackup が検索する VMware サーバーの制限
    7.  
      VM がポリシーで手動で選択される場合は、仮想マシンのホスト名と表示名が一意である必要があります。
    8.  
      [プライマリ VM 識別子 (Primary VM identifier)]オプションと仮想マシンの手動選択
    9.  
      仮想マシンの増分バックアップについて
    10.  
      増分バックアップの構成
    11.  
      仮想マシンの Storage Foundation Volume Manager ボリューム
  6. VMware インテリジェントポリシーの構成
    1.  
      NetBackup for VMware における仮想マシンの自動選択について
    2.  
      VMware タグ関連付けのサポートと使用
    3.  
      NetBackup の問い合わせ規則の基本原則
    4.  
      仮想マシンの自動選択に関する重要事項
    5.  
      仮想マシンの自動選択の NetBackup の要件
    6.  
      仮想マシンの自動選択: タスクの概要
    7.  
      VMware 仮想マシンの選択オプション
    8.  
      仮想マシンの自動選択の構成
    9.  
      基本モードでの既存の問い合わせの編集
    10.  
      詳細モードでの問い合わせビルダーの使用
    11.  
      クエリーの AND と OR
    12.  
      NetBackup 問い合わせビルダーの例
    13.  
      問い合わせの IsSet 演算子
    14.  
      複数のポリシーによる仮想マシンの選択について
    15.  
      問い合わせの演算の順序 (優先度規則)
    16.  
      複合問い合わせのカッコ
    17.  
      リソースプールの問い合わせ規則
    18.  
      データセンターフォルダ (ホストフォルダ) の問い合わせ規則
    19.  
      重複した名前の問い合わせ規則
    20.  
      タグの問い合わせ規則
    21.  
      問い合わせビルダーのフィールドの参照
    22.  
      VMware の「問い合わせのテスト (Test Query)」画面
    23.  
      問い合わせのテスト: 失敗した仮想マシン
    24.  
      [問い合わせのテスト (Test Query)]の結果の[選択項目 (Selecction)]列に対するプライマリ VM の識別子パラメータの効果
    25.  
      問い合わせのテストの結果の[VM 名 (VM Name)]列に対する[プライマリ VM 識別子 (Primary VM identifier)]パラメータの影響
    26.  
      問い合わせビルダーでの仮想環境の変更表示の更新
    27.  
      大規模な VMware 環境で VM 検出に必要な時間を短縮する
  7. バックアップサイズの縮小
    1.  
      VMware バックアップサイズの縮小について
    2.  
      ブロックレベルバックアップ (BLIB): 完全と増分
    3.  
      vSphere Client のスナップショットの削除
  8. 仮想マシンのバックアップ
    1.  
      仮想マシンのバックアップ
    2.  
      VMware 向け試用版バックアップ
    3.  
      アクティビティモニターを使用して仮想マシンバックアップを監視する
    4.  
      アクティビティモニターでジョブを個別に再起動する
    5.  
      vSphere Web Client または vSphere Client (HTML5) での NetBackup アクティビティの表示
  9. アクセラレータを使用した仮想マシンのバックアップ
    1.  
      仮想マシンの NetBackup Accelerator について
    2.  
      アクセラレータ: 完全スケジュールと増分スケジュール
    3.  
      NetBackup アクセラレータが仮想マシンとどのように連携して働くか
    4.  
      Accelerator 仮想マシンの注意および要件
    5.  
      仮想マシンのアクセラレータ強制再スキャン (スケジュールの属性)
    6.  
      アクセラレータには OptimizedImage 属性が必要
    7.  
      アクセラレータバックアップおよび NetBackup カタログ
    8.  
      バックアップジョブ詳細ログのアクセラレータメッセージ
    9.  
      仮想マシンでのアクセラレータの NetBackup ログ
    10.  
      ネットワークを介して転送されたアクセラレータバックアップのデータ量の報告について
    11.  
      NetBackup コマンド出力でのネットワーク転送されたデータとのアクセラレータのイメージサイズの置換
  10. 仮想マシンのリストア
    1.  
      リストアの注意事項および制限事項
    2.  
      Linux でのリストアの注意事項および制限事項
    3. VMware 仮想マシン全体のリストア
      1. [仮想マシンのリカバリ (Virtual Machine Recovery)]ダイアログボックス (元の場所へのリストア)
        1.  
          [リカバリ先 (Recovery Destination)]ダイアログボックス
        2.  
          [リカバリオプション (Recovery Options)]ダイアログボックス
        3.  
          [仮想マシンオプション (Virtual Machine Options )]ダイアログボックス
        4.  
          [リカバリの実行 (Perform Recovery)]ダイアログボックス
      2. [仮想マシンのリカバリ (Virtual Machine Recovery)]ダイアログボックス (代替場所へのリストア)
        1.  
          [リカバリ先 (Recovery Destination)]ダイアログボックス (代替場所へのリストア)
        2.  
          [リカバリオプション (Recovery Options)]ダイアログボックス (代替場所へのリストア)
        3.  
          [ESX Server の選択 (Select ESX server)]ダイアログボックス (代替場所へのリストア)
        4.  
          [フォルダの選択 (Select Folder)]ダイアログボックス (代替場所へのリストア)
        5.  
          [データストアまたはデータストアクラスタを選択 (Select Datastore or Datastore Cluster)]ダイアログボックス (代替場所へのリストア)
        6.  
          [仮想マシンオプション (Virtual Machine Options)]ダイアログボックス (代替場所へのリストア)
        7.  
          [ストレージの宛先 (Storage destination)]ダイアログボックス (代替場所へのリストア)
        8.  
          [ネットワーク接続およびその他の回復オプション (Network Connections and Other Recovery Options)]ダイアログボックス (代替場所へのリストア)
        9.  
          [リカバリの実行 (Perform Recovery)]ダイアログボックス (代替場所へのリストア)
    4.  
      VMware 仮想マシンディスクのリストアについて
    5. [バックアップ、アーカイブおよびリストア (Backup, Archive, and Restore)]を使用して VMware 仮想マシンディスクをリストアする
      1.  
        [仮想ディスクの選択]パネル
      2.  
        [リカバリ先]パネル
      3.  
        [仮想ディスクのリストア先]パネル
      4.  
        [ストレージの宛先]パネル
      5.  
        [リカバリの概略]パネル
    6. NetBackup コマンドを使用した VMware 仮想マシンディスクのリストア
      1.  
        VMware 仮想マシンディスクのリストア元とするバックアップイメージ ID の特定
      2.  
        VMware 仮想マシンディスクのリストアファイルの作成
      3.  
        仮想マシンディスクのリストアファイルの修正
      4.  
        仮想マシンディスクのリストアファイルの検証
      5.  
        nbrestorevm コマンドを使用した仮想マシンディスクのリストア
      6.  
        VMware 仮想マシンディスクのリストアファイル
    7.  
      個々のファイルのリストアについて
    8. 個々のファイルのリストア
      1.  
        NetBackup Client Service で Windows 共有仮想マシンドライブへのリストアを設定する
      2.  
        VMware ファイルのリストアのための[マークされたファイルのリストア (Restore Marked Files)]ダイアログボックス
    9.  
      NetBackup がリストア時に VMware タグ関連付けを処理する方法
    10. リストアする仮想マシンの参照と検索
      1.  
        [リストア (Restore)]ダイアログボックスの検索
      2.  
        仮想マシンクライアントの vCloud ビューまたは vSphere ビューの参照
      3.  
        [検索結果 (Search results)]ダイアログボックス
    11.  
      リカバリホストがバックアップホストと同じ NetBackup リリースレベルでない場合
  11. インスタントリカバリを使用した仮想マシンのリストア
    1.  
      VMware のインスタントリカバリについて
    2.  
      VMware のインスタントリカバリのタスク概要
    3.  
      VMware 機能のインスタントリカバリにおけるパフォーマンスに関する推奨事項
    4.  
      VMware のインスタントリカバリの要件
    5.  
      VMware のインスタントリカバリの注意事項
    6.  
      Windows リストアホストで Client for NFS サービスを再起動する
    7.  
      nbrestorevm コマンドのインスタントリカバリオプション
    8.  
      VMware のインスタントリカバリを使った仮想マシンのリストア
    9.  
      VMware のインスタントリカバリを使用して、仮想マシンを別の場所にリストアする
    10.  
      現在の仮想マシン実行中の VMware 機能のインスタントリカバリによる個別のファイルのリストア
    11.  
      VMware のインスタントリカバリのジョブ形式
    12.  
      VMware のインスタントリカバリを使ったリストアされた仮想マシンの再有効化
  12. vCloud Director での NetBackup の使用
    1.  
      vCloud Director の NetBackup について
    2.  
      vCloud のための NetBackup ポリシーの作成における注意点
    3.  
      仮想マシンの vCloud Director へのリストアに関する注意事項
    4.  
      vCloud Director への仮想マシンのリストア
    5.  
      大規模な vCloud 環境で VM 検出に必要な時間を短縮する
    6. vCloud Director の[仮想マシンのリカバリ (Virtual machine recovery)]ダイアログボックス
      1.  
        [リカバリ先 (Recovery Destination)]ダイアログボックス
      2.  
        [リカバリオプション (Recovery Options)]ダイアログボックス (vCloud Director )
      3.  
        [vCloud Director のリカバリ vApp オプション (Recovery vApp Options for vCloud Director)]ダイアログボックス (元の場所へのリカバリ)
      4.  
        vCloud Director の[仮想マシンオプション (Virtual Machine Options)]ダイアログボックス
      5.  
        vCloud Director の[リカバリの実行 (Perform Recovery)]ダイアログボックス
      6.  
        vCloud Director の[リカバリの実行 ( Recovery)]ダイアログボックス (代替場所へのリストア)
      7.  
        [vCloud Director のリカバリ vApp オプション (Recovery vApp Options for vCloud Director)]ダイアログボックス (代替場所へのリカバリ)
      8.  
        [vApp を選択 (Select a vApp)]ダイアログボックス
      9.  
        [vCloud Director のリカバリ先オプション (Recovery Destination Options for vCloud Director)]ダイアログボックス (代替場所へのリカバリ)
      10.  
        [仮想マシンオプション (Virtual Machine Options)](代替場所へのリストア)
      11.  
        [ネットワーク接続 (Network connections)](代替場所へのリストア)
      12.  
        vCloud Director の[リカバリの実行 (Perform Recovery)]ダイアログボックス (代替場所へのリストア)
  13. 推奨する実施例および詳細情報
    1. NetBackup for VMware のベストプラクティス
      1.  
        NetBackup for VMware で重複排除を実施
    2.  
      VMware タグの使用のベストプラクティス
    3.  
      NetBackup for VMware の補足情報
  14. トラブルシューティング
    1.  
      NetBackup for VMware のトラブルシューティングの注意事項
    2.  
      サポートされていないバックアップホスト
    3.  
      NetBackup がバックアップまたはリストアに使用する ESX ネットワークの決定方法
    4.  
      VMware の NetBackup ログ
    5.  
      VxMS ログの構成
    6.  
      VxMS core.log と provider.log のファイル名形式
    7.  
      VDDK ログレベルの設定
    8.  
      DNS 問題によって引き起こされる参照遅延の回避
    9.  
      仮想マシン検出の参照タイムアウトの変更
    10.  
      vSphere のタイムアウトおよびログの値の変更
    11.  
      VMware サーバーのクレデンシャルが有効でない
    12.  
      スナップショットエラーの発生 (状態コード 156)
    13.  
      スナップショットエラーの原因: NetBackup または VMware
    14.  
      NetBackup と VMware Storage vMotion with vSphere 5.0 以降の競合
    15.  
      ゲスト OS の NTFS ファイルシステムが破損し、バックアップが MSDP ストレージを使用している場合、VM の増分バックアップが失敗することがあります。
    16.  
      NetBackup クライアントソフトウェアが存在する仮想マシンに個々のファイルをリストアした場合にリストアが失敗する
    17.  
      バックアップまたはリストアジョブがハングアップする
    18.  
      Windows でのアプリケーション静止の VMware SCSI 要件
    19.  
      リストアされた Windows 仮想マシン上にマウントポイントが存在しない
    20.  
      Linux 仮想マシンからファイルをリストアするときにマウントポイントを利用できない
    21.  
      仮想マシンにインストールされている NetBackup BAR インターフェースを使ってファイルをリストアする場合の無効なクライアントエラー
    22.  
      VMware 仮想マシンがリストア後に再起動しない
    23.  
      リストアされた仮想マシンが起動できない、またはファイルシステムにアクセスできない
    24.  
      NetBackup ジョブは VMware サーバーの更新タスクが原因で失敗しました。
    25.  
      vSphere インターフェースで仮想マシンの統合が必要であるとレポートされる
    26.  
      [VM バックアップからのファイルリカバリを有効にする(Enable file recovery from VM backup)]オプションは、ボリュームディスクセットに複数のディスクの種類が混在している場合に機能しません。
    27.  
      Linux VM と永続的なデバイス名前
    28.  
      Windows ダイナミックディスクを使う VMware 仮想マシンで、Windows リストアホストと hotadd トランスポートモードを使うと増分バックアップからのリストアに失敗する
    29.  
      同時 hotadd バックアップ (同じ VMware バックアップホストからのバックアップ) がステータス 13 で失敗する
    30.  
      VMware タグ使用のトラブルシューティング
    31.  
      ゲストのカスタマイズを vCloud Director に確実にリストアできるようにする
    32.  
      既存の VM への vmdk リストアに関するトラブルシューティング
    33.  
      仮想ボリューム (Vvol) 上の仮想マシンのバックアップのエラー
    34.  
      NetBackup クライアントの VMC (VMware Cloud) へのインストール中の CA 証明書の問題
  15. 付録 A. 仮想マシンのバックアップとリストアを実行する NetBackup コマンド
    1. NetBackup コマンドを使用して VMware ポリシーを作成する
      1.  
        vCloud Director のための VMware ポリシー作成のメモ
      2.  
        VMware のポリシー。
      3.  
        VMware ポリシーの問い合わせ規則を修正するための bpplinclude オプション
    2.  
      仮想環境を検索する nbdiscover コマンドの使用
    3.  
      vSphere に仮想マシンをリストアする nbrestorevm コマンドの使用
    4.  
      vCloud Director に仮想マシンをリストアする nbrestorevm コマンドの使用
    5.  
      インスタントリカバリを用いた仮想マシンをリストアするための nbrestorevm コマンドの使用
    6.  
      nbrestorevm コマンドを使った仮想マシンディスクのリストア
    7.  
      仮想マシンのリストア用の nbrestorevm -R 名前変更ファイル
    8.  
      nbrestorevm コマンドのトラブルシューティング用ログ
    9.  
      仮想マシンバックアップを検索するための問い合わせ形式および例
    10.  
      他のサーバーまたはクライアントからの仮想マシンの復元を許可する
  16. 付録 B. Windows の NFS のサービスの構成
    1.  
      Granular Recovery Technology (GRT) 用の Network File System (NFS) のインストールおよび構成について
    2. Windows Server 2012、2016 での NFS 用サービスの構成について (NetBackup for VMware)
      1.  
        Windows Server 2012、2016 メディアサーバーでのネットワークファイルシステム (NFS) 用サービスの有効化 (NetBackup for VMware)
      2.  
        Windows 2012、2016 リストアホストでのネットワークファイルシステム (NFS) 用サービスの有効化 (NetBackup for VMware)
    3.  
      Server for NFS の無効化 (NetBackup for VMware)
    4.  
      メディアサーバーでの Client for NFS を無効化 (NetBackup for VMware)
    5.  
      個別リカバリテクノロジ (GRT) 用の UNIX メディアサーバーと Windows バックアップまたはリストアホストの構成 (NetBackup for VMware)
    6.  
      NBFSD 用の個別のネットワークポート構成 (NetBackup for VMware)
  17. 付録 C. [VM 選択問い合わせ結果を再利用 (Reuse VM selection query results for)]オプション
    1.  
      [VM 選択問い合わせ結果を再利用 (Reuse VM selection query results for)]オプションについて
    2.  
      vCenter に対する仮想マシンの検出の影響
  18. 付録 D. VMware raw デバイス (RDM) のバックアップ
    1.  
      VMware raw デバイスマッピング (RDM) について
    2.  
      RDM のバックアップの構成
    3.  
      RDM の代替クライアントバックアップについて
    4.  
      RDM の代替クライアントバックアップのための要件
    5.  
      RDM の代替クライアントバックアップの構成

VMware の NetBackup クレデンシャルの追加

仮想マシンのバックアップまたはリストアでは、NetBackup サーバーは VMware ESX Server、VMware vCenter Server または VMware vCloud サーバーへのログオンクレデンシャルを要求します。NetBackup 管理コンソールで、次の手順を実行します。

NetBackup クレデンシャルを追加する方法

  1. [メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]、[クレデンシャル (Credentials)]、[仮想マシンサーバー (Virtual Machine Servers)]の順にクリックします。
  2. [処理 (Actions)]、[新規 (New)]、[新しい仮想マシンサーバー (New Virtual Machine Server)]の順にクリックします。
  3. [新しい仮想マシンサーバー (New Virtual Machine Server)]ダイアログボックスで、仮想マシンサーバー (ESX Server、vCenter Server か vCloud Server) の名前を入力します。

    メモ:

    DNS と VMware サーバーで登録されているのと同じ形式 (短縮名または完全修飾名のどちらか) でサーバー名を入力してください。

    VMware Managed Object Browser を使ったサーバー名の検証を参照してください。

    メモ:

    ここに入力する vCenter 名は、vCenter で VimApiUrl 名と Runtime 名に設定されている名前と一致する必要があります。これらの名前の vCenter での設定方法と、vSphere 用 NetBackup プラグインに関連した追加の vCenter 命名要件について詳しくは、『NetBackup Plug-in for VMware vSphere Web Client ガイド』の vCenter での一貫性のある命名に関するトピックを参照してください。

    http://www.veritas.com/docs/000003214

    メモ:

    完全修飾名の使用が推奨されます。名前全体は空白や null 要素なしで正しく形成する必要があります。たとえば、完全修飾名はドメイン名を含み、ピリオド (.) で終わることはできません。

    メモ:

    ESX Server 名は大文字と小文字を区別します。VMware 環境でのものと同じ ESX Server 名を正確に入力します。大文字と小文字が不適切な場合は、クレデンシャルの検証は失敗し、「... <correct_name_of_server>を想定しています」と表示されます。

    次のいずれかの理由で NetBackup はこのサーバーへアクセスする必要があります。

    • サーバーの仮想マシンを参照してバックアップするため。

    • サーバーを仮想マシンをリストアするための対象として使うため。

      このサーバーの種類 (vCenter、ESX、またはリストア専用の ESX) を識別するには次のダイアログボックスを使います。

  4. [新しい仮想マシンサーバー (New Virtual Machine Server)]ダイアログボックスの[クレデンシャル (Credentials)]ペインで、次の項目を入力します。

    仮想マシンサーバー形式 (Virtual machine server type)

    NetBackup がアクセスする必要がある VMware サーバーの種類を選択します。

    • VMware VirtualCenter サーバー

      ESX Server を管理する vCenter (VirtualCenter) Server を指定します。このサーバーの仮想マシンをバックアップするポリシーを作成すると、NetBackup はこのサーバーを参照し、その仮想マシンを一覧表示できます。クレデンシャルが vCenter Server にフルアクセス権を提供している場合、このサーバーに仮想マシンをリストアできます。

      注意: この vCenter Server が管理する個々の ESX Server のログオンクレデンシャルを入力しないでください。NetBackup は、vCenter のクレデンシャルのみを必要とします。ESXi Server とそれを管理する vCenter の両方のクレデンシャルを入力すると、次のような問題が発生する可能性があります。

      • VMware インテリジェントポリシー (VIP) は、重複する VM が検出されるために失敗する可能性があります。

      • VM (VIP ではない) を手動で選択する場合: NetBackup が ESXi Server を使用して VM のバックアップを試行すると、タグとカスタム属性 (vCenter が必要) が原因で、断続的に問題が発生する可能性があります。

    • VMware ESX Server

      vCenter Server が管理しないスタンドアロン ESX Server を指定します。NetBackup は ESX Server を参照してバックアップ対象の仮想マシンのリストを表示できます。また、この ESX Server に仮想マシンをリストアすることもできます。リストアのターゲットとしてサーバーを使うためには、ESX Server にフルアクセス権を提供するクレデンシャルを入力してください。

    • VMware Restore ESX Server

      NetBackup が仮想マシンをリストアできる ESX Server を指定します。サーバーにフルアクセス権を提供するクレデンシャルを入力する必要があります。

      メモ:

      NetBackup はリストアする場合にのみこの種類のサーバーにアクセスします。バックアップの場合はアクセスしません。

      Restore ESX Server の種類には、次の利点があります。

      • 何百ものホストがある大規模環境では、NetBackup は vCenter Server へのフルアクセスを必要としない場合があります。Restore ESX Server の種類を使うと、リストア専用である単一 ESX Server へのフルアクセスを NetBackup に与えることができます。

      • Restore ESX Server に直接実行する SAN ベースのリストアは vCenter Server を通して実行するリストアよりも高速です。

      • vCenter 5.x またはそれ以降のサーバーが管理する ESX 5.x またはそれ以降のサーバーへのリストアが許可されます。NetBackup は仮想マシンを作成するのに vCenter を使います。その後で、NetBackup はサーバーの Restore ESX Server クレデンシャルを使用して ESX Server に直接 .vmdk ファイルを書き込みます。

      メモ:

      VMware 社では、vCenter が管理する ESX 5.x 以降のサーバーへの仮想マシンの直接リストアをサポートしません。仮想マシンをリストアするには、宛先として vCenter Server を選択します。代わりに、独立した ESX Server をリストアに使用するように設定できます。[VMware Restore ESX Server]形式を使用して、ESX Server の NetBackup リストアクレデンシャルを追加する必要があります。

      Restore ESX Server について詳しくは、次のVeritasのテクニカルノートを参照してください。

      https://www.veritas.com/support/ja_JP/article.000007351

    • VMware vCloud Director

      vCloud Director サーバーを指定します。NetBackup はこのサーバーの vCloud 環境を参照してバックアップ対象の仮想マシンのリストを表示できます。また、このサーバーに仮想マシンをリストアすることもできます。

      メモ:

      システム管理者アカウントのクレデンシャルが必要です。

      メモ:

      vCloud Director にバックアップやリストアするには、vCloud と vCenter 両方のクレデンシャルが必要です (VMware VirtualCenter サーバー)。

      メモ:

      vCloud 環境でロードバランサを使用して複数のセル (ノード) を管理する場合は、セルではなく、ロードバランサのクレデンシャルを追加します。vCloud Director に複数のセルがあり、ロードバランサがない場合は、すべてのセルではなく、1 つのセルのみのクレデンシャルを追加します。注意: また、Domain Name System (DNS) がロードバランサまたはセルの名前を解決できない場合は、次を実行します: ロードバランサまたはセルの IP アドレスを指定する VMware のバックアップホストの hosts ファイルに行を含める。

    ユーザー名 (User name)

    仮想マシンサーバーのユーザー名を入力します。ユーザー名に空白は使用できません。

    ユーザー名とドメイン名を入力するには、次のようにバックスラッシュで区切ります。

    domain\username

    パスワード (Password)

    仮想マシンサーバーのパスワードを入力します。

    バックアップホスト (For backup host)

    クレデンシャルを検証する特定のバックアップホストを選択できます。プルダウンリストに表示されるホストは、メディアサーバー、または[ホストプロパティ (Host Properties)]、[VMware アクセスホスト (VMware Access Hosts)] 以下で追加されている NetBackup クライアントになることに注意してください。

    サポート対象のバックアップホストプラットフォームのリストについては、次の場所から入手できる NetBackup ソフトウェア互換性リストを参照してください。

    NetBackup 互換性リスト

    NetBackup への VMware バックアップホストの追加を参照してください。

    [バックアップホスト (Backup Host)]が[<任意> (<Any>)] (デフォルト) に設定されている場合、NetBackup は各バックアップホストを使用してクレデンシャルを順に検証するように試みます。NetBackup は検証が特定のバックアップホストで成功するか、バックアップホストのリストの最後に達するまでチェックを続行します。

    検証時、バックアップホストを選択しなければ、初めて入力したユーザー名またはパスワードは無効な場合に削除されます。検証が何らかの理由で失敗すれば、エントリが削除されます。

    ポート番号を使用して接続 (Connect using port number)

    VMware サーバーでデフォルトのポート番号が変更されていない場合、ポートの指定は不要です。その場合、[ポート番号を使用して接続 (Connect using port number)]フィールドにチェックマークが付いていないことを確認してください。

    異なるポートを使うように VMware サーバーが構成されている場合、[ポート番号を使用して接続 (Connect using port number)]フィールドをクリックし、そのポート番号を指定してください。

  5. [OK]をクリックします。
  6. 使用するサイトに複数のスタンドアロン ESX Server が存在する場合は、[仮想マシンサーバー (Virtual Machine Server)]ダイアログボックスを使用して各 ESX Server のクレデンシャルを入力します。
  7. NetBackup プライマリサーバーがクラスタ化されている場合、もう一方のプライマリサーバーノードで以下の操作を実行し、各バックアップホストのクレデンシャルを確認します。

    • 次のプライマリサーバーノードにフェールオーバーし、そのノードをアクティブノードにします。

    • アクティブノードで、[メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]、[クレデンシャル (Credentials)]、[仮想マシンサーバー (Virtual Machine Servers)]の順にクリックして仮想マシンサーバーのクレデンシャルをダブルクリックします。

    • [バックアップホスト (For backup host)]フィールドで特定のバックアップホストを選択します ([Any (任意)]を選択しないでください)。

      バックアップホストがリストに表示されない場合、バックアップホストの正しいクレデンシャルを追加する必要があります([処理 (Actions)]、[新規 (New)]、[新しい仮想マシンサーバー (New Virtual Machine Server)]の順にクリックします)。

    • [OK]をクリックします。

      NetBackup がクレデンシャルを検証します。

    • 同じ仮想マシンサーバーのクレデンシャルをダブルクリックして別のバックアップホスト (ある場合) のクレデンシャルを検証します。

    • 他のプライマリサーバーノードに対して、手順 7 を繰り返します。