Veritas NetBackup™ CloudPoint インストールおよびアップグレードガイド
- 第 I 部 CloudPoint のインストールおよび構成
- CloudPoint のインストールの準備
- CloudPoint ホストのサイズの決定に関する推奨事項
- コンテナイメージを使用した CloudPoint の配備
- CloudPoint 拡張機能の配備
- CloudPoint クラウドプラグイン
- CloudPoint ストレージアレイプラグイン
- NetApp プラグインの構成に関する注意事項
- Nutanix Files プラグインの構成に関する注意事項
- Dell EMC Unity アレイプラグインの構成に関する注意事項
- Pure Storage FlashArray プラグインの構成に関する注意事項
- HPE RMC プラグインの構成に関する注意事項
- HPE XP プラグインの構成に関する注意事項
- Hitachi プラグインの構成に関する注意事項
- Hitachi (HDS VSP 5000) プラグインの構成に関する注意事項
- InfiniBox プラグインの構成に関する注意事項
- Dell EMC PowerScale (Isilon) プラグインの構成に関する注意事項
- Dell EMC PowerMax および VMax プラグインの構成に関する注意事項
- Qumulo プラグインの構成に関する注意事項
- CloudPoint アプリケーションエージェントとプラグイン
- Oracle プラグインの構成に関する注意事項
- スナップショットのリストアについて
- SQL Server スナップショットのリストア後に必要な追加手順
- CloudPoint のエージェントレス機能を使用した資産の保護
- NetBackup CloudPoint でのボリュームの暗号化
- CloudPoint セキュリティ
- CloudPoint のインストールの準備
- 第 II 部 CloudPoint のメンテナンス
バックアップからリストアするための Azure Stack Hub VM のステージング場所の構成
Azure Stack Hub 2008 バージョンでは、ストレージアカウント内にコンテナを作成し、バックアップイメージからリストアする際にステージング場所として使用する必要があります。ステージング場所は、リストア時にコンテナ内の管理対象外ディスクのステージングに使用されます。データがディスクに書き込まれると、ディスクは管理対象ディスクに変換されます。これは Azure Stack Hub プラットフォームの要件です。NetBackup で Azure Stack Hub を使用するための必須の構成です。
azurestack.conf
ファイルには、VM がリストアされるサブスクリプション ID のステージング場所の詳細を含める必要があります。ソースサブスクリプション ID 以外の任意のターゲットサブスクリプション ID にリストアする場合は、ターゲットサブスクリプション ID の詳細が azurestack.conf
ファイルに存在する必要があります。
リストアにスナップショットイメージを使用する場合、このステージング場所を作成する必要はありません。
メモ:
ステージング場所はサブスクリプション ID に固有で、VM のリストアに使用しているサブスクリプションごとに 1 つのステージング場所を作成する必要があります。
サブスクリプション ID に対するステージング場所を構成するには
- CloudPoint サーバーで、
/cloudpoint/azurestack.conf
に移動し、テキストエディタでこのファイルを開きます。このファイルは、NetBackup のクラウドサービスプロバイダとして Azure Stack Hub を追加した後にのみ作成されます。 - ファイルに次の詳細を追加します。
[subscription/
<subscription ID>
]storage_container =
<ストレージコンテナの名前>
storage_account =
/resourceGroup/<ストレージアカウントが存在するリソースグループの名前>/storageaccount/<ストレージアカウントの名前>
例:
/resourceGroup/Harsha_RG/storageaccount/harshastorageacc
- 使用しているサブスクリプション ID ごとに、手順 2 を繰り返します。ファイルを保存して閉じます。