Symantec NetBackup™ コマンドリファレンスガイド
- 概要
- 付録 A. NetBackup コマンド
名前
nbgetconfig — 構成情報を取得するためのヘルパープログラム
概要
nbgetconfig -M host [-x | -X | -d | -D] [config_item ...]
nbgetconfig [-u | -h] [-x | -X | -d | -D] [config_item ...]
UNIX システムでは、このコマンドへのディレクトリパスは /usr/openv/netbackup/bin/ です。
Windows システムでは、このコマンドへのディレクトリパスは install_path\NetBackup\bin\ です。
説明
nbgetconfig コマンドは、すべての NetBackup ホストプラットフォームに使用できます。このコマンドを使用すると、指定したホストの構成情報をさまざまな形式で表示できます。
このコマンドを実行するには、管理者権限が必要です。
オプション
- -D | -d
-D オプションは、構成のエントリ名、角カッコで囲んだ既存の構成値、およびカッコで囲んだデフォルトの構成値のリストを戻します。この操作はローカルまたはリモートで実行できます。Netbackup が同一のバージョンのリモートマシンがインストールされます。-D オプションと -d オプションは、-M、-h、-u の各オプションと組み合わせることができます。
次は、-Dオプションが戻す一覧の一部です。
... REQUEST_DELIVERY_TIMEOUT [300] (300) DISABLE_SCSI_RESERVE [NO] (NO) Time_Overlap [60] (60) Buffer_Size [16] (16) Use_Archive_Bit [YES] (YES) Perform_Default_Search [YES] (YES) Accumulate_Files [NO] (NO) ...
-d オプションは、-d が構成のデフォルトから変更されたエントリのみを表示することを除き、-D のように機能します。次に表示例を示します。
.. PEM_VERBOSE [-1] (0) JM_VERBOSE [-1] (0) RB_VERBOSE [-1] (0) CONNECT_OPTIONS [**configured**] () Exclude [**configured**] () Browser [teburi.min.vrts.com] () AUTHENTICATION_DOMAIN [**not configured**] () VXSS_NETWORK [**not configured**] () PREFERRED_NETWORK [**not configured**] () ...
構成項目の多くについて詳しくは、『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』を参照してください。
- -H config_item
このオプションを指定すると、有効な構成項目が表示されます。
- -h
このオプションを指定すると、デフォルトのローカルホスト構成が表示されます。
- -M host
その構成を表示する NetBackup ホストまたはクライアントを指定します。
- -u
このオプションを指定すると、現在のユーザー構成が表示されます。
- -X
このオプションを指定すると、デフォルトですべての構成項目が表示されます。 -x オプションと -X オプションは、-M、-h、-u の各オプションと組み合わせることができます。 コマンドラインに 1 つ以上の構成項目を指定した場合、-x オプションおよび -X オプションは無効になります。
config_item を指定すると、指定した構成項目に表示されます。
- -x
このオプションを指定すると、構成内に明示的に表示されていない項目が除外されます。
例
例 1 - bp.conf ファイルから VERSIONINFO オプションの設定を取り込みます。
# nbgetconfig VERSIONINFO VERSIONINFO = "Windows2008" "6" "win_x64" "NetBackup" "7.6" 760000