Symantec NetBackup™ コマンドリファレンスガイド
- 概要
- 付録 A. NetBackup コマンド
名前
nbsnapimport — ストレージサーバー上のスナップショットコピーのインポート
概要
nbsnapimport -backupid backup_id -cn copy_number -fim fim_name -stunit storage_unit [-mounthost mount_host]
UNIX システムでは、このコマンドへのディレクトリパスは /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/ です。
Windows システムでは、このコマンドへのディレクトリパスは install_path\NetBackup\bin\admincmd\
です。
説明
nbsnapimport コマンドは、NetBackup (tar) コピーの参照、リストア、または作成に使用できるように、NetBackup のスナップショットのコピーをインポートします。
このコマンドはマスターサーバーでのみ実行できます。
オプション
- -backupid backup_id
1 つのバックアップイメージのバックアップ ID を指定します。
- -cn copy_number
インポートするコピー番号を決定します。有効な値は、1 から 10 です。デフォルトは 1 です。
- -fim fim_name
このオプションでは、イメージの作成に使用するスナップショット方式を指定します。方式は、クライアントで使用されるデータおよびハードウェアの種類で選択します。
スナップショット方式について詳しくは、『NetBackup Snapshot Client 管理者ガイド』を参照してください。
利用可能なオプションは、スナップショット方式によって異なります。スナップショット方式とそのオプションのリストについては、vfm.conf ファイルに示されている各スナップショット方式 (FIM) の
opt_params
を参照してください。- -mounthost mount_host
スナップショットのコピーがインポートされるマウントのホストを指定します。
- -stunit storage_unit
ストレージユニットを指定します。
ファイル
UNIX システムの場合:
/usr/openv/netbackup/logs/admin/* /usr/openv/netbackup/db/images/*
Windows システムの場合:
install_path\NetBackup\db\images\* install_path\NetBackup\logs\admin\*