クラウド環境の Veritas InfoScale™ 8.0.2 Solutions
- 概要と準備
- アマゾンウェブサービス用の構成 - Linux
- アマゾンウェブサービス用の構成 - Windows
- Microsoft Azure 用の構成 - Linux
- Microsoft Azure 用の構成 - Windows
- Google Cloud Platform 用の構成 - Linux
- Google Cloud Platform 用の構成 - Windows
- クラウド環境でのレプリケーション
- Cloud Connector を使用したクラウドへのファイルの移行
- AWS および Azure 用の Load Balancer の設定 - Linux
- クラウド配備の問題のトラブルシューティング
AWS での HA および DR の設定 - Linux
InfoScale Enterprise では、HA(高可用性)と DR(ディザスタリカバリ)の目的でアプリケーションを AWS(Amazon Web Services )クラウド内に設定できます。
サポート対象の使用例について詳しくは、次のトピックを参照してください。
InfoScale Enterprise は AWSIP エージェントと Route53 エージェントを提供し、クラスタ通信、フェールオーバー、フェールバックのためのネットワークリソースを管理します。このエージェントは、AWS クラウド内のクラスタノードか、複数のオンプレミスや AWS にまたがるクラスタノードの IP リソースを監視および管理します。これらのエージェントについて詳しくは、ご使用のオペレーティングシステムの『Cluster Server 付属エージェントリファレンスガイド』を参照してください。
メモ:
Veritas は、I/O フェンシングを管理するためには、3 つの異なる可用性ゾーン(AZ)内に 3 台のコーディネーションポイントサーバー(CP サーバー)を設定することをお勧めします。
アプリケーションデータは EBS(Elastic Block Store)ボリュームに保存されるデータであり、EC2(Elastic Compute Cloud)インスタンスに関連付けられます。2 つ以上のノードを持つクラスタの場合は、FSS(Flexible Storage Sharing)機能により、EBS ボリュームのネットワーク共有が可能になります。そのため、クラスタノード間でアプリケーションデータを共有できます。FSS について詳しくは、『Storage Foundation Cluster File System High Availability &; 管理者ガイド - Linux』を参照してください。
InfoScale Enterprise を使用すると、EC2 インスタンス間のレプリケーションを設定できます。これは AWS 内のアプリケーションのための各種 HA および DR のシナリオをサポートするために使用できます。
AWS でサポートされるレプリケーション設定について詳しくは、次のマニュアルを参照してください。
Veritas InfoScale レプリケーション管理者ガイド - Linux
Veritas InfoScale ディザスタリカバリ実装ガイド - Linux