Veritas NetBackup™ for VMware 管理者ガイド

除外するディスクなし (No disk excluded)

仮想マシン用に構成されているすべての仮想ディスクをバックアップします。

［ブートディスクのエクスクルード (Exclude boot disk)］

仮想マシンのブートディスク (たとえば C ドライブ) はバックアップに含まれません。他のディスク (D など) はバックアップされます。ブートドライブ用の仮想マシンテンプレートなど、ブートディスクを再作成する別の手段がある場合に、このオプションを検討します。

仮想ディスクの選択におけるディスクのエクスクルードオプションについてを参照してください。

［すべてのデータディスクを除外 (Exclude all data disks)］

仮想マシンのデータディスク (たとえば D ドライブ) はこのポリシーのバックアップに含まれていません。ブートディスクのみバックアップされます。データディスクをバックアップする別のポリシーがある場合にのみ、このオプションを検討してください。

仮想ディスクの選択におけるディスクのエクスクルードオプションについてを参照してください。

［カスタム属性ベースの除外を実行 (Perform custom attribute based exclusion)］

仮想マシンに適用される VMware カスタム属性によってディスクを除外します。VMware カスタム属性は、バックアップから除外するディスクを識別します。このオプションを選択する場合も、カスタム属性の名前を入力します。その後、NetBackup はその属性で定義されているディスクを除外します。属性には、除外するディスクのデバイスコントローラの値をカンマで区切って指定する必要があります。次に例を示します。

scsi0-0,ide0-0,sata0-0,nvme0-0

デフォルト値は NB_DISK_EXCLUDE_LIST です。この値をカスタム属性として使用することも、独自の値を選択することもできます。

VMware 管理者は、VMware インターフェースを使用して、仮想サーバーから除外するディスクにカスタム属性を適用する必要があります。VMware vSphere Web Client 用の NetBackup プラグインの仮想サーバー除外ウィザードは、1 つまたは複数の仮想マシンにカスタム属性を追加する方法を提供します。詳しくは、次の URL で利用可能な『NetBackup Plug-in for VMware vSphere Web Client ガイド』を参照してください。

http://www.veritas.com/docs/DOC5332

除外される特定のディスク (Specific disk(s) to be excluded)

特定のディスクを除外するには、ディスクの仮想デバイスノードを表すディスクコントローラタイプとデバイス番号を選択します。次に［追加 (Add)］をクリックします。NetBackup は、除外するノードのリストにコントローラ ID を追加します。除外するディスクごとに繰り返します。

除外するディスクのリストからディスクを削除するには、ディスクコントローラタイプとデバイス番号を選択して［削除 (Delete)］をクリックします。リストは、コントローラ ID のカンマ区切り集合です。

または、除外されるディスクが表示されるテキストボックスの内容を編集することにより、特定のディスクを追加または削除できます。ワイルドカード文字はサポートされません。