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Veritas NetBackup™ for VMware 管理者ガイド

Last Published: 2017-11-14

Product(s): NetBackup (8.1)

VMware 仮想マシンディスクのリストアについて

NetBackup は、次の宛先への個々の VMware 仮想マシンディスクのリストアをサポートします。

元の VM へ

ディスクをディスクがバックアップされた同じ VM にリストアできます。元のディスクを上書きするか、元のディスクを上書きせずに仮想ディスクを接続できます。

NetBackup は、仮想ディスクをリストアする一時 VM を作成します。次に、NetBackup は仮想ディスクを既存のターゲット VM に接続します。最後に、NetBackup はディスクの正常な接続後に一時的な VM を削除します。

別の VM へ

ディスクを別の VM にリストアできます。

新しい VM へ

NetBackup は、新しい仮想マシンを作成し、指定したディスクを新しい VM にリストアします。新しい VM は、リストアされたディスクのコンテナになることを目的にしています。ほとんどのオペレーティングシステムを実行するのに十分なリソースはありません。リストア後に、リストア済みの仮想ディスクを、対応する VM にアタッチする必要があり、その後にリストア VM を削除できます。

次の表では、2 つのリストア方法と制限事項を挙げます。

表: 仮想マシンディスクリストアの要件と制限事項

形式	要件または制限事項	手順
バックアップ、アーカイブ、リストアインターフェース (Backup, Archive, and Restore interface)	NetBackup 8.1 以降が必要です。リカバリホストが NetBackup 7.7.3 または 8.0 の場合、次のリストア先はサポートされません。元の VM へ別の VM へ	［バックアップ、アーカイブおよびリストア］を使用して VMware 仮想マシンディスクをリストアするを参照してください。
NetBackup コマンド	NetBackup 7.7.3 以降が必要です。リカバリホストが NetBackup 7.7.3 である場合、次のリストア先はサポートされません。元の VM へ別の VM へ	NetBackup コマンドを使用した VMware 仮想マシンディスクのリストアを参照してください。

仮想ディスクリストアの一般的なサポート要件を次に示します。

NetBackup 7.7.3 以降のマスターサーバーとバックアップホストが、バックアップとリストアの両方を実行する必要があります。
リストアを行うには、十分なストレージ容量が存在する必要があります。

NetBackup は、次の仮想マシンディスクのリストアをサポートしていません。

VMware バックアップのための NetBackup Replication Director からのバックアップ。
テンプレートへのバックアップ。ただし、VM テンプレートのバックアップからの仮想ディスクは、仮想マシンにリストアできます。