Backup Exec 21.2 管理者ガイド

Backup Exec Console のロックとロック解除

作業している Backup Exec セッションをロックして不正なアクセスから Backup Exec Console を保護するために、［コンソールのロック］機能を使用できます。

この機能を有効にすることができるのは、［ネットワークとセキュリティ］の設定で［Backup Exec Console を保護する］チェックボックスにチェックマークを付けている場合のみです。これで、［コンソールのロック］機能が有効になります。

［Backup Exec Console を保護する］チェックボックスのチェックマークをはずすと、［コンソールのロック］機能はグレーアウトされ無効になります。

Backup Exec のネットワークとセキュリティのオプションの変更を参照してください。

Backup Exec ユーザーインターフェースのロック後は、Backup Exec Console への接続にはパスワードの入力が必要になります。Backup Exec Console のロックを解除しない限り、Backup Exec ユーザーインターフェースでいかなるタスクも実行できません。

Backup Exec では、コンソールから起動でき個別のインターフェースを備えたその他のユーティリティを利用できます。コンソールのロック時にこれらのユーティリティのいずれかを開いていた場合、引き続きこれらのユーティリティを使用できます。たとえば、Quick Assist、オプションのライセンスのインストール、ヘルプ、Backup Exec サービス、エージェントのインストール、ディザスタリカバリディスクの作成などです。

ローリングアップグレードの場合、以前のバージョンの MMS と更新済みのバージョンの CAS を使用していて、CAS から MMS に接続している場合は、この機能は表示されますが無効な状態です (グレーアウト)。