Backup Exec 21.2 管理者ガイド
- Backup Exec の概要
- インストール
- Agent for Windows のインストールの方法
- Remote Administrator のインストール
- コマンドラインを使用した Backup Exec のインストール (サイレントモード)
- Veritas Update を使用した Backup Exec の更新
- Backup Exec のライセンス契約の情報
- Backup Exec へのアップグレードについて
- 開始
- バックアップ
- 仮想ベースバックアップとエージェントベースバックアップを使う時期に関する推奨事項
- データのバックアップ
- リストア
- Backup Exec カタログの働き
- ジョブの管理と監視
- アラートと通知
- [ホーム]タブでのアクティブアラートとアラート履歴表示の有効化
- アラート通知を受け取る受信者グループの追加
- ジョブが完了したときの通知の送信
- Backup Exec アラートの SNMP トラップ
- ディスクベースとネットワークベースのストレージ
- クラウドベースのストレージデバイス
- 以前のディスクへのバックアップフォルダ
- テープストレージ
- Backup Exec のロボットライブラリ
- ロボットライブラリのパーティションの作成
- テープの管理
- テープメディアのラベル付け
- デフォルトのメディアボルト
- ストレージデバイスプール
- ストレージ操作
- 仮想マシンへの変換
- 構成と設定
- Backup Exec のネットワークとセキュリティのオプションの変更
- ファイアウォールでの Backup Exec の使用
- DBA 開始ジョブテンプレートの削除
- Backup Exec ログオンアカウント
- レポート
- カスタムレポートの作成
- Backup Exec の標準レポートのリスト
- インスタントクラウドリカバリ
- Azure ポータルで完了する事前設定
- GDPR Guard
- Backup Exec のトラブルシューティング
- SAN で障害が発生したコンポーネントのトラブルシューティング
- Backup Exec のトラブルシューティングの診断ファイルの生成
- Simplified Disaster Recovery
- ディザスタリカバリ情報ファイルの代替の格納場所の設定と変更
- Simplified Disaster Recovery ディスクイメージの作成
- Simplified Disaster Recovery を使用した障害からのリカバリ準備
- Simplified Disaster Recovery を使用したコンピュータのリカバリ
- 手動ディザスタリカバリの実行
- Veritas™ Information Map との統合
- Veritas SaaS Backup との統合
- 永久増分バックアップ
- 付録 A. Backup Exec Agent for Windows
- Backup Exec Agent ユーティリティ for Windows について
- 付録 B. Backup Exec Deduplication Feature
- 重複排除用ディスクストレージの作成またはインポート
- ダイレクトアクセス共有のためのストレージデバイスの選択
- 付録 C. Backup Exec Agent for VMware
- vCenter Server または ESX(i) Server の信頼関係の確立について
- VMware 仮想マシンのバックアップ
- VMware 仮想マシンのインスタントリカバリについて
- VMware 仮想マシンのリカバリ検証について
- 付録 D. Backup Exec Agent for Microsoft Hyper-V
- Microsoft Hyper-V 仮想マシンのバックアップ
- Hyper-V 仮想マシンのインスタントリカバリについて
- Hyper-V 仮想マシンのリカバリ検証について
- 付録 E. Backup Exec Agent for Microsoft SQL Server
- SQL データベースとトランザクションログのバックアップ
- SQL データベースとトランザクションログのリストア
- SQL Server のディザスタリカバリ
- SQL Server Always On 可用性グループについて
- 付録 F. Backup Exec Agent for Microsoft Exchange Server
- Exchange データのバックアップ
- 付録 G. Backup Exec Agent for Microsoft SharePoint
- Microsoft SharePoint データのバックアップ
- 付録 H. Backup Exec Agent for Oracle on Windows or Linux Servers
- Windows コンピュータおよび Linux サーバーでの Oracle Agent の設定
- Windows コンピュータでの Oracle インスタンスの設定
- Windows コンピュータでの Oracle インスタンスの表示
- Backup Exec サーバーの認証クレデンシャルについて
- Oracle データベースのバックアップについて
- Oracle リソースのリストアについて
- 付録 I. Backup Exec Agent for Enterprise Vault
- Enterprise Vault バックアップジョブのバックアップ方式について
- Enterprise Vault の復元
- Backup Exec Migrator for Enterprise Vault について
- Backup Exec Migrator の設定
- 移行された Enterprise Vault データの取り込みについて
- Partition Recovery Utility について
- 付録 J. Backup Exec Agent for Microsoft Active Directory
- 付録 K. Backup Exec Central Admin Server Feature
- Central Admin Server Feature のインストールについて
- CAS 通信のしきい値に到達した場合に発生する事項
- CAS でのジョブの委任について
- CAS で Backup Exec サーバープールを使用する方法
- CAS での集中リストアの動作
- 付録 L. Backup Exec Advanced Disk-based Backup Feature
- 付録 M. Backup Exec NDMP Feature
- リストアと NDMP サーバーのリストアデータのリストア先変更について
- NDMP サーバーのプロパティの表示
- NDMP サーバーのストレージプロパティの表示
- 付録 N. Backup Exec ファイルサーバー
- 付録 O. Backup Exec Agent for Linux and UNIX。
- Agent for Linux and UNIX のインストールについて
- Backup Exec サーバーリストでのリモート Linux および UNIX コンピュータの信頼の確立について
- Linux および UNIX コンピュータの設定オプションの編集
- Agent for Linux and UNIX を使用した Linux および UNIX コンピュータのバックアップについて
- Linux および NNIX コンピュータへのデータのリストアについて
- Linux および UNIX コンピュータのデフォルトのバックアップジョブオプションの編集
- Agent for Linux and UNIX のアンインストール
- 付録 P. Backup Exec Remote Media Agent for Linux
- Remote Media Agent for Linux のインストールについて
- Backup Exec サーバーリストでの Remote Media Agent for Linux コンピュータの信頼の確立について
- Remote Media Agent for Linux の Backup Exec オペレータ (beoper) グループについて
- Remote Media Agent for Linux としての Linux サーバーの追加について
- Remote Media Agent for Linux のプロパティの編集
- シミュレートテープライブラリの作成
- シミュレートテープライブラリのプロパティの表示
- 付録 Q. Backup Exec のアクセシビリティ
- Backup Exec のキーボードショートカットについて
インストールウィザードを使った Backup Exec のインストール
Backup Exec のインストールプログラムは、標準とカスタムの 2 つのインストール方法を提供します。標準インストールは、カスタムインストールより単純なインストールで、ライセンスに含まれるすべてのエージェントと機能をインストールします。標準インストールは、小規模で単純な環境に適しています。カスタムインストールは、リモート Backup Exec サーバーや、Enterprise Server Feature を使用する環境など、大規模な環境または複雑な環境向けに設計されています。カスタムインストールでは、ライセンスによってインストールされる機能とエージェントを選択できます。そのため、インストールするエージェントと機能を確認して選択したいユーザーに最適です。
標準インストールでは、一般的なインストールシナリオに基づいて Backup Exec が次の決定を行います。
Backup Exec はローカル Backup Exec サーバーにインストールされます。
SQL Express はデフォルトインスタンスでインストールされます。
ライセンスに含まれるすべてのエージェントと機能がインストールされます。
Veritas Update が自動的に実行されます。
メモ:
インストールする前に、インストールする Backup Exec エディションのライセンスが利用可能であることを確認してください。Backup Exec のどのエディションをインストールする場合もライセンスの入力が必要ですが、評価版はライセンスなしでインストールできます。
次の標準インストールまたはカスタムインストールのいずれかを選択します。
Backup Exec の標準インストールを実行するには、次の手順を実行します。Backup Exec の標準インストールでは、ライセンスに含まれるすべての機能がインストールされます。
Backup Exec を標準インストールでインストールする方法
- インストールメディアのブラウザから、[製品をインストールする]をクリックし、[Backup Exec]を選択します。
必要なバージョンの Microsoft .NET Framework がこのコンピュータにまだインストールされていない場合は、Backup Exec がインストールします。
Backup Exec インストールプログラムは Microsoft .NET Framework 4.8 を使用します。ただし、Windows の一部のバージョンでは .NET Framework 4.8 をサポートしていません。異なるバージョンの .NET Framework を必要とするオペレーティングシステムで Backup Exec インストールプログラムを実行すると、Backup Exec はインストールを遮断し、必要なバージョンの .NET Framework のインストールを指示するエラーメッセージを表示します。
- [ようこそ]パネルの使用許諾契約を読み、次に[使用許諾契約書に同意します]をクリックし、[次へ]をクリックします。
- [インストールの種類]パネルで、[標準インストール]>[次へ]の順にクリックします。
- Backup Exec 環境チェックが自動的に実行されます。
環境チェックの結果を確認します。次のいずれかを実行します。
環境チェックで Backup Exec の正常なインストールを妨げる問題が検出されなかった場合は、[次へ]をクリックします。
環境チェックで Backup Exec の正常なインストールを妨げる問題が検出された場合は、[キャンセル]をクリックしてウィザードを終了します。問題を修正してから再び Backup Exec をインストールします。
- [ライセンスの追加]パネルで、次のいずれかの方法を使用してライセンスを追加します。
資格 ID を手動で入力するには
メモ:
インターネットに接続していない場合は、ライセンスファイルを Backup Exec サーバーに手動でインポートします。ライセンスファイルをダウンロードするには、Veritas Entitlement Management System ポータルにアクセスし、Backup Exec サーバーにインポートします。
以下の操作を記載されている順序で行ってください。
[資格 ID の入力]フィールドに、ライセンス証明書の適切な資格 ID を入力します。
[リストに追加する]をクリックします。
各資格 ID についてこの操作を繰り返します。
資格 ID の入力が完了したら、[次へ]をクリックします。
ベリタスユーザーアカウントのクレデンシャルを入力してから[ダウンロード]をクリックし、Veritas Entitlement Management System に接続してライセンスファイルをダウンロードします。
ライセンスファイルからライセンスをインポートする方法
以下の操作を記載されている順序で行ってください。
[ライセンスファイルのインポート]をクリックします。
ライセンスファイルの場所を参照し、適切なファイルを選択します。
[次へ]をクリックします。
評価版をインストールするには
資格 ID を入力したり、ライセンスファイルをインポートしたりしないでください。次の手順に進みます。
- 資格 ID を入力した場合、[ライセンスの確認]パネルで次のいずれかを実行します。
Backup Exec のライセンスバージョンをインストールするには、次の手順を順番に実行します。
[このコンピュータにインストールする Backup Exec エディションのライセンスを選択してください]フィールドで、インストールする Backup Exec のエディションを選択します。
インストールするエージェントまたは機能のチェックボックスにチェックマークを付けます。
ドロップダウンメニューをクリックし、インストールするライセンスの数を選択します。
Backup Exec の評価版をインストールするには、[このコンピュータにインストールする Backup Exec エディションのライセンスを選択してください]フィールドで[評価版]を選択します。このオプションは、ライセンスをインストール済みの場合のみ使用できます。ライセンスをインストールしていない場合は、[次へ]クリックすると自動的に評価版がインストールされます。
[ライセンスの確認]パネルを完了したら、[次へ]をクリックします。
- [サービスアカウント]パネルで、Backup Exec システムサービスに使用する管理者アカウントのユーザー名、パスワード、ドメインを入力して、[次へ]をクリックします。
サポートされた Windows Server では、パスワードが空のアカウントを許可するように Windows を設定していない限り、パスワードが空のアカウントを使って Backup Exec をインストールすることはできません。空のパスワードを指定した場合は、インストール中に次のエラーメッセージが表示されます。 The account name and/or password supplied is not valid. Re-enter the login information and try again.
ただし、コンピュータに空のパスワードを許可するよう設定することができます。詳しくは Windows のマニュアルを参照してください。
- Backup Exec ファイルがインストールされるディレクトリを変更する場合は、[変更]をクリックして、新しい場所を選択します。
新しい場所にディレクトリを変更したら、パスワードのような重要なデータを格納できる安全な場所を選択します。
Backup Exec のインストール中にインストーラが以前のインストールの Backup Exec データベース (BEDB) ファイルを検出すると、新しいデータベースファイルと既存のデータベースファイルのどちらを使用するかを選択するオプションが表示されます。新しいデータベースファイルを使うことを選択すると、古いデータベースファイルは別の場所にコピーされます。
ただし、既存のデータベースファイルを使用することを選択すると、インストーラは、既存のデータベースファイルのバージョンがインストールしようとしている Backup Exec のバージョンと異なる場合にインストールが失敗する可能性があるという警告を表示します。
[次へ]をクリックします。
[SQL Express のセットアップ]画面が表示された場合は、次の手順を実行して、SQL Express セットアップファイルの場所を識別します。
[参照 (Browse)]をクリックします。
SQL Express 2008 R2 SP2 セットアップファイルをダウンロードした場所にナビゲートします。
[OK]をクリックします。
[次へ]をクリックします。
- [リモートコンピュータ]パネルで、次のいずれかを実行します。
1 台のリモートコンピュータに Agent for Windows をインストールするには、次の手順を順番に実行します。
[追加]をクリックします。
[1 台のコンピュータを追加する]を選択します。
リモートコンピュータの完全修飾名を入力するか、またはリモートコンピュータを探すために[リモートコンピュータを参照する]をクリックします。
[リモートコンピュータクレデンシャル]の下で、Backup Exec がリモートサーバーに接続するために使うことができるクレデンシャルを入力します。
管理者のクレデンシャルを使わなければなりません。
[次へ]をクリックします。
[インストール先フォルダ]フィールドで、ファイルをインストールしたいパスを入力します。
[次へ]をクリックします。
一覧のコンピュータすべてが検証されて完了したら、[次へ]をクリックします。
同じ設定を使って複数のコンピュータに Agent for Windows をインストールするには、次の手順を順番に実行します。
[追加]をクリックします。
[複数のコンピュータを同一の設定で追加する]を選択します。
リモートコンピュータの完全修飾名を入力するか、またはリモートコンピュータを探すために[参照]をクリックします。
[リストに追加する]をクリックします。
完全修飾名を入力してから、Agent for Windows をプッシュインストールするすべてのリモートコンピュータで[リストに追加する]をクリックします。
[リモートコンピュータクレデンシャル]の下で、Backup Exec がリモートサーバーに接続するために使うことができるクレデンシャルを入力します。
管理者のクレデンシャルを使わなければなりません。
[次へ]をクリックします。
[インストール先フォルダ]フィールドで、ファイルをインストールしたいパスを入力します。
[次へ]をクリックします。
一覧のコンピュータすべてが検証されて完了したら、[次へ]をクリックします。
Agent for Windows をプッシュインストールしないで続行するには、[次へ]をクリックします。
- [データバックアップ]パネルで、既存の Backup Exec データベースのコピーを格納する場所を選択します。
Backup Exec へのアップグレードが失敗した場合は、このコピーを使用することができます。
Backup Exec へのアップグレードが完了したら、重複排除用ストレージは新しいバージョンに変換されます。変換が完了するまで、重複排除用ストレージフォルダはオフラインのままです。変換が完了して、サービスが再起動すると、重複排除用ストレージはオンラインになります。
変換処理中、重複排除用ストレージを対象にしたジョブは失敗します。他のストレージでスケジュール設定されているジョブは、重複排除用ストレージの変換中も引き続き実行されます。変換の推定所要時間は、月数、日数、時間で表示されます。アップグレードを開始する前に、重複排除データのセカンダリコピーを保存することをお勧めします。これは、変換処理が失敗した場合に使用できます。
メモ:
このパネルは、Backup Exec のアップグレード時にのみ表示されます。
- [記載事項を読んで理解しました]のチェックボックスにチェックマークを付け、[次へ]をクリックします。
- Backup Exec インストールの概略を確認し、[インストール]をクリックします。
- リモートコンピュータに Agent for Windows をインストールした場合は、[リモートインストール]ダイアログボックスで[次へ]をクリックします。
- インストールが完了すると、システムの再起動の選択、Readme の表示、デスクトップからの Backup Exec ショートカットの削除が可能です。
- [次へ]をクリックし、[完了]をクリックしてウィザードを終了します。
システムの再起動を選択するとコンピュータは自動的に再起動します。
インストール処理中に、Backup Exec のインストール先コンピュータの次のディレクトリに BKUPINST21.htm
という名前のインストールログが作成されます。
Windows 2008 およびそれ以降の場合: %programdata%\Veritas\Backup Exec\Logs
インストールログについてを参照してください。
Backup Exec をカスタムインストールでインストールするには、次の手順を実行します。カスタムインストールでは、入力したライセンスに基づいて、インストールするエージェントと機能を選択できます。ライセンスに含まれている以上のエージェントと機能をインストールするためにカスタムインストールは使用できないことに注意してください。
Backup Exec をカスタムインストールでインストールする方法
- インストールメディアのブラウザから、[製品をインストールする]をクリックし、[Backup Exec]を選択します。
必要なバージョンの Microsoft .NET Framework がこのコンピュータにまだインストールされていない場合は、Backup Exec がインストールします。
Backup Exec インストールウィザードは Microsoft .NET Framework 4.8 を使用します。ただし、Windows のすべてのバージョンが .NET Framework 4.8 をサポートしているわけではありません。異なるバージョンの .NET Framework を必要とするオペレーティングシステムで Backup Exec インストールプログラムを実行すると、Backup Exec はインストールを遮断し、必要なバージョンの .NET Framework のインストールを指示するエラーメッセージを表示します。
- [ようこそ]パネルの使用許諾契約を読み、次に[使用許諾契約書に同意します]をクリックし、[次へ]をクリックします。
- [インストールの種類]パネルで、[カスタムインストール]を選択し、それから[次へ]をクリックします。
- [メニュー]パネルで、[ローカルインストール]にチェックマークを付けて、それから[Backup Exec ソフトウェアと機能のインストール]を選択します。[次へ]をクリックします。
- Backup Exec 環境チェックが自動的に実行されます。
環境チェックの結果を確認します。次のいずれかを実行します。
環境チェックで Backup Exec の正常なインストールを妨げる問題が検出されなかった場合は、[次へ]をクリックします。
環境チェックで Backup Exec の正常なインストールを妨げる問題が検出された場合は、[キャンセル]をクリックしてウィザードを終了します。問題を修正してから再び Backup Exec をインストールします。
- [ライセンスの追加]パネルで、次のいずれかの方法を使用してライセンスを入力します。
資格 ID を手動で入力するには
メモ:
インターネットに接続していない場合は、ライセンスファイルを Backup Exec サーバーに手動でインポートします。ライセンスファイルをダウンロードするには、Veritas Entitlement Management System ポータルにアクセスし、Backup Exec サーバーにインポートします。
以下の操作を記載されている順序で行ってください。
[資格 ID の入力]フィールドに、ライセンス証明書の適切な資格 ID を入力します。
[リストに追加する]をクリックします。
各資格 ID についてこの操作を繰り返します。
資格 ID の入力が完了したら、[次へ]をクリックします。
ベリタスユーザーアカウントのクレデンシャルを入力してから[ダウンロード]をクリックし、Veritas Entitlement Management System に接続してライセンスファイルをダウンロードします。
ライセンスファイルからライセンスをインポートする方法
以下の操作を記載されている順序で行ってください。
[ライセンスファイルのインポート]をクリックします。
ライセンスファイルの場所を参照し、適切なファイルを選択します。
[次へ]をクリックします。
評価版をインストールするには
資格 ID を入力したり、ライセンスファイルをインポートしたりしないでください。次の手順に進みます。
- 資格 ID を入力した場合、[ライセンスの確認]パネルで次のいずれかを実行します。
Backup Exec のライセンスバージョンをインストールするには、次の手順を順番に実行します。
[このコンピュータにインストールする Backup Exec エディションのライセンスを選択してください]フィールドで、インストールする Backup Exec のエディションを選択します。
インストールするエージェントまたは機能のチェックボックスにチェックマークを付けます。
ドロップダウンメニューをクリックし、インストールするライセンスの数を選択します。
選択しない場合、デフォルトでは、最大の機能を含むライセンスが選択されます。
Backup Exec の評価版をインストールするには、[このコンピュータにインストールする Backup Exec エディションのライセンスを選択してください]フィールドで[評価版]を選択します。このオプションは、ライセンスをインストール済みの場合のみ使用できます。ライセンスをインストールしていない場合は、[次へ]クリックすると自動的に評価版がインストールされます。
[ライセンスの確認]パネルでは、資格 ID ごとに容量を表示およびカスタマイズすることもできます。
[ライセンスの確認]パネルを完了したら、[次へ]をクリックします。
- [機能の設定]パネルの[インストールする機能を選択してください]パネルには、入力した資格 ID のライセンスに含まれるすべての機能とエージェントが表示されます。インストールする機能またはエージェントの横にあるチェックボックスにチェックマークを付けます。エージェントと機能の選択を解除すると、今回のインストールから除外できます。機能およびエージェントは、入力したライセンスに基づいて、エディション別に編成されます。評価版は、Backup Exec ブロンズ版、シルバー版、ゴールド版の機能をこの画面に表示することに注意してください。
入力していないライセンスのエージェントと機能も表示されますが、それらを使用することはできません。試用ライセンスをインストールした後で、そのライセンスよりエージェントと機能の数が少ないライセンスをインストールすると、新しいライセンスに含まれないエージェントと機能は削除されます。
エージェントと機能の設定が完了したら、[次へ]をクリックします。
- Backup Exec を別の言語で追加インストールするには、[言語の選択]パネルで言語を選択して[次へ]をクリックします。
- [インストール先]パネルで、インストールを選択した項目のディスク容量の必要条件を確認します。Backup Exec ファイルがインストールされるディレクトリを変更する場合は、[変更]をクリックして新しい場所を選択するか、新しいフォルダを作成します。マウントポイントを削除すると Backup Exec がアンインストールされるため、インストール先ディレクトリとしてマウントポイントを選択しないことをお勧めします。
インストーラが以前のインストールの Backup Exec データベース (BEDB) ファイルを検出すると、新しいデータベースファイルと既存のデータベースファイルのどちらを使用するかを選択するオプションが表示されます。新しいデータベースファイルを使うことを選択すると、古いデータベースファイルは別の場所にコピーされます。
ただし、既存のデータベースファイルを使用することを選択すると、インストーラは、既存のデータベースファイルのバージョンがインストールしようとしている Backup Exec のバージョンと異なる場合にインストールが失敗する可能性があるという警告を表示します。
インストール先情報の確認が完了したら、[次へ]をクリックします。
- [サービスアカウント]パネルで、Backup Exec システムサービスに使用する管理者アカウントのユーザー名、パスワード、ドメインを入力して、[次へ]をクリックします。
サポートされた Windows Server では、パスワードが空のアカウントを許可するように Windows を設定していない限り、パスワードが空のアカウントを使って Backup Exec をインストールすることはできません。空のパスワードを指定した場合は、インストール中に次のエラーメッセージが表示されます。
The account name and/or password supplied is not valid. Re-enter the login information and try again.
ただし、コンピュータに空のパスワードを許可するよう設定することができます。詳しくは Windows のマニュアルを参照してください。
- [SQL Server の選択]パネルで、Backup Exec データベースを保存するための場所を選択するために次のいずれかを実行します。
メモ:
[SQL Server の選択]パネルはアップグレードでは表示されません。アップグレードの処理中は、データベースの場所を変更できません。アップグレード後にデータベースの場所を変更する場合は、BE ユーティリティを使用します。
ローカル Backup Exec SQL Express インスタンスを作成するには、次に示す順序で操作を実行します。
[ローカルに Backup Exec SQL Express インスタンスを作成してデータベースを格納する]をクリックします。
Backup Exec SQL Express インスタンスの場所を変更するには、[参照]をクリックします。
場所を選択して、[OK]をクリックします。
既存の SQL Server 2008 R2 SP2 インスタンスを使用するには、次に示す順序で操作を実行します。
[SQL Server 2008 R2 SP 2 以降の SQL Server バージョンの既存のインスタンスを使用する]をクリックします。
インスタンスを選択します。
既存のインスタンスに Backup Exec をインストールした場合には、Master データベースの自動リストア機能は使用できません。Master データベースのリカバリを行うには、そのデータベースを、Master データベースのバックアップ時に Backup Exec が自動的に作成し更新した Master データベースコピーに置き換えます。詳しくは、Backup Exec と共にインストールされる Microsoft SQL Server Express Edition のコンポーネントを参照してください。をご覧ください。
完了したら[次へ]をクリックします。
- Backup Exec がインスタンスへの接続を試みます。
[SQL Express のセットアップ]画面が表示された場合は、次の手順を実行して、SQL Express セットアップファイルの場所を識別します。
[参照 (Browse)]をクリックします。
SQL Express 2008 R2 SP2 セットアップファイルをダウンロードした場所にナビゲートします。
[OK]をクリックします。
[次へ]をクリックします。
- 追加の情報を求められた場合、デバイスドライバインストーラを使用して、サーバーに接続されているテープストレージデバイスにデバイスドライバをどのようにインストールするか選択し、[次へ]をクリックします。
[すべてのテープデバイスにデバイスドライバを使用する (推奨)]を選択することをお勧めします。
- メッセージが表示されたら、インストールする追加機能の情報を入力するか、またはその設定を選択して、その選択を完了するたびに、[次へ]をクリックします。
- Backup Exec インストールの概略を確認し、[インストール]をクリックします。
インストール処理の完了には数分かかります。インストール処理中、進行バーは数分間動きません。
- インストールが完了すると、システムの再起動の選択、Readme の表示、デスクトップからの Backup Exec ショートカットの削除が可能です。
- [次へ]をクリックし、[完了]をクリックしてウィザードを終了します。
システムの再起動を選択するとコンピュータは自動的に再起動します。