Backup Exec 21.2 管理者ガイド

仮想マシンのレプリケーションを有効にするには

1. ［インスタントクラウドリカバリ］タブで、レプリケーションを有効にする仮想マシンを右クリックし、［レプリケーションを有効にする］をクリックします。

   ［レプリケーションを有効にする］ダイアログボックスが表示されます。

   メモ:

   検証エラーのある仮想マシンのレプリケーションは有効にできません。

2. VMware または Hyper-V のパラメータを選択します。

   仮想マシン名	VMware と Hyper-V	レプリケーションを有効にする VMware または Hyper-V の仮想マシンの名前が表示されます。
   ターゲットマシン名	VMware と Hyper-V	VMware または Hyper-V のターゲット仮想マシンの名前を入力します。 ターゲットマシン名は、次の要件を満たす必要があります。 ターゲットマシン名を空にすることはできません。 ターゲットマシン名は 63 文字以内で指定する必要があります。 ターゲットマシン名は文字で始まる必要があり、英字、数字、ハイフンのみ含めることができます。
   オペレーティングシステム	Hyper-V	Hyper-V 仮想マシンのオペレーティングシステムを選択します。Azure クラウドのターゲット仮想マシンは同じオペレーティングシステムで作成されます。
   処理サーバー	VMware	レプリケーション中、ターゲット仮想マシンの処理を実行する設定サーバーを選択します。
   設定サーバー	VMware	ターゲット仮想マシンのレプリケーションを管理する設定サーバーを選択します。
   次のアカウントとして実行	VMware	ターゲット仮想マシンが使用するアカウントを選択します。
   レプリケーションポリシー	VMware と Hyper-V	VMware または Hyper-V の仮想マシンに使用するレプリケーションポリシーを選択します。
   ストレージアカウント	VMware と Hyper-V	ターゲットマシンが使用するストレージアカウントを選択します。 ストレージアカウントにはスタンダードとプレミアムの 2 種類があります。
   レプリケーションログ用のストレージアカウント	VMware と Hyper-V	ターゲットマシンが使用するレプリケーションログ用のストレージアカウントを選択します。 プレミアムストレージアカウントを選択する場合、レプリケーションログ用のスタンダードストレージアカウントを選択する必要があります。 スタンダードストレージアカウントを選択すると、このオプションは灰色で表示されます。スタンダードストレージアカウントは、レプリケーションログ用のストレージアカウントとして使用されます。
   仮想ネットワーク	VMware と Hyper-V	ターゲットマシンが所属する仮想ネットワークを選択します。
   リソースグループ	VMware と Hyper-V	ターゲットマシンが所属するリソースグループを選択します。

   仮想マシンのレプリケーションを有効にする詳細プロパティについて詳しくは、Azure ポータルを参照してください。

3. ［OK］をクリックします。

   選択したレプリケーションのパラメータまたは設定が Azure に送信され、パラメータが正しく設定されている場合はメッセージが表示されます。仮想マシンのレプリケーションの状態は 10 分ごとに更新されます。詳細を表示するには、仮想マシンを選択して［仮想マシンの詳細］をクリックするか、「保護状態」列でレプリケーション操作の状態を確認します。レプリケーションが完了すると、［保護状態］に［保護対象］と表示されます。

   正しくないパラメータが設定されている場合、ポップアップメッセージが表示されます。［レプリケーションを有効にする］をクリックすると、パラメータを再び選択できます。

   レプリケーションタスクが失敗した場合、Backup Exec には、特定の仮想マシンのレプリケーションエラーが表示されます。エラーを表示するには、［エラーの詳細を表示］をクリックします。または、仮想マシンを選択して、［仮想マシンの詳細］をクリックすると、Azure ポータルに移動してレプリケーションエラーを表示できます。